「デジタル証券を発行したいが、システム構築費や専門家費用がかさむ」という事業者を後押しする制度です。東京都は都内でデジタル証券(セキュリティトークン)を発行する事業者に、補助率2分の1・上限500万円の補助金を設けていました。令和5年度分の申請受付は、2024年2月28日で終了しています。
デジタル証券発行支援事業補助金(令和5年度)の要点まとめ
正式名:デジタル証券(セキュリティトークン)発行支援事業補助金
だれが
- 申請者
- 事業者(都内でデジタル証券を発行する事業者)
- 対象業種
- 業種指定なし(金融商品取引法等に基づきデジタル証券を発行する事業者)
- 利用目的
- デジタル証券発行にかかるプラットフォーム利用料・専門家相談経費・システム開発費用
- 対象地域
- 東京都
- 従業員数
- 規定なし
いくら
- 補助上限額
- 500万円
- 補助率
- 2分の1
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2023年5月31日〜2024年2月28日(令和5年度分・終了)

制度は名前を変えて続いている
この補助金は「デジタル証券(セキュリティトークン)発行支援事業補助金」から「デジタル証券市場拡大促進事業補助金」へ名称が変わり、いまも実施されています。 旧名称のまま検索して出てくる情報は古い制度設計のことがあるため、最新の要件を確認する際は新名称のページを見る必要があります。
現行制度(令和8年度時点)では、補助率・上限額がさらに拡充されています。
| 区分 | 補助率 | 補助上限額 |
|---|---|---|
| 基本 | 2分の1 | 750万円 |
| スタートアップ | 3分の2 | 750万円 |
| 重点分野(先進的アセット・デジタル技術活用) | — | 1,000万円 |
| 過年度採択者 | 2分の1 | 300万円 |
過年度に採択された事業者は上限が300万円に下がる点は見落とされがちです。 一度この補助金を受けたことがある事業者が再度応募する場合、上限額が通常の半分以下になります。
対象になる/ならないの線引き
- 対象になる: プラットフォーム利用料、専門家相談経費、システム開発費用など、デジタル証券発行にともなう経費
- 対象にならないと考えられる: デジタル証券の発行と直接関係のない一般的な事業運営費
随時受付だが予算上限に達すると締め切られる点にも注意が必要です。 申請期間の最終日まで余裕があるように見えても、予算消化の状況次第で早期に締め切られることがあります。
今から申請できるか
令和5年度分は終了していますが、後継の「デジタル証券市場拡大促進事業補助金」として現在も継続実施されています。 申請はJグランツポータルからの電子申請、または東京都庁20階の産業労働局国際金融都市推進課への郵送・持込です。随時受付ですが予算上限に達すると締め切られるため、早めの準備が有利です。
よくある質問
今から申請できますか?
令和5年度の「発行支援事業補助金」自体は終了していますが、後継の「デジタル証券市場拡大促進事業補助金」が実施中です。東京都産業労働局の公式ページで最新の受付状況をご確認ください。
補助率はどれくらいですか?
令和5年度は基本2分の1・上限500万円でした。現行の後継制度では基本2分の1・上限750万円、スタートアップは3分の2・上限750万円まで拡充されています。
スタートアップだと有利になりますか?
現行制度ではスタートアップの補助率が3分の2に引き上げられます。自社がスタートアップの定義に該当するかは、公式ページの募集要領で確認する必要があります。
