「うちの店の防災用品を助成してもらえるのか」と思って調べると、対象がずれていることに気づきます。この助成金の申請者は個々の店舗ではなく、商店街や商店街連合会です。1店舗単独では申請できません。
「商店街防災力向上緊急支援事業」は東京都が実施する助成金です。来街者や地域住民の安全確保など、商店街全体の防災力向上に取り組む経費を助成します。
商店街防災力向上支援事業の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(商店街・区市町村単位の商店街連合会) |
| 制度名 | 商店街防災力向上緊急支援事業 |
| 対象業種 | 商店街・商店街連合会 |
| 利用目的 | 防災資機材・防災備蓄品の購入 |
| 対象地域 | 東京都内 |
| 従業員数 | 規定なし(商店街・連合会単位で申請) |
| 補助上限額 | 30万円 |
| 補助率 | 10分の10(全額) |
| 申請受付 | 令和8年6月15日~11月30日 |
| 公式サイト | 東京都「商店街防災力向上緊急支援事業」 |

対象になる申請者・ならない申請者
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 対象になる | 都内の商店街、区市町村を単位とする商店街の連合会 |
| 対象にならない | 商店街に属さない個々の店舗単独の申請 |
助成率が10分の10、つまり自己負担なしで全額助成される点はこの制度の大きな特徴です。ただし、それだけに要件も明確に絞られています。
満たすべき2つの要件
申請には次の2つの取組みが必要です。
- 防災意識を高める取組みを1回以上実施していること(防災訓練・講習会等)
- 災害が起きた際のルール・マニュアルを備えていること
「防災用品を買うだけ」では要件を満たしません。事前に訓練やルール整備を済ませていることが前提になります。 これから商店街として防災に取り組もうとしている場合は、備蓄品の購入より先に、訓練の実施やマニュアル作成のスケジュールを組む必要があります。
よく誤解されるポイント
対象経費は「発電機、ソーラーパネル、簡易トイレ、懐中電灯、非常食」など具体例が挙げられていますが、これらはあくまで例示です。商店街全体の防災力向上に資する資機材・備蓄品であれば、リストにない品目でも対象になり得ます。何が対象に含まれるか迷う場合は、購入前に区市町村の商店街振興課に相談しておくと、申請後に対象外と判定されるリスクを減らせます。
よくある質問
商店街として法人化していなくても申請できますか?
公式ページには法人格の有無に関する明記がありません(各区市町村の商店街振興課へお問い合わせください)。
申請はどこに提出すればよいですか?
募集期間内に、各区市町村の商店街振興課に提出します。都に直接申請する窓口ではありません。
上限30万円を超える防災資機材の購入は対象外ですか?
助成上限額は30万円です。それを超える部分は自己負担になります。
