多摩地域には広い森林が広がっていますが、そこで育った木材(多摩産材)を実際に使う場面をどう増やすか。これは林業だけでなく、木材を使う側の事業者にとっても関わりのあるテーマです。東京都の多摩産材利用啓発推進事業補助金は、多摩産材の利用を広める取り組みを支援する制度です。令和6年度分(上限120万円)は、2024年6月7日で募集を終了しています。
多摩産材利用啓発推進事業補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 令和6年度多摩産材利用啓発推進事業補助金 |
| 対象業種 | 建設業、農業・林業(木材を利用する事業者) |
| 利用目的 | まちづくり・地域振興(多摩産材の利用啓発) |
| 対象地域 | 東京都(多摩地域) |
| 従業員数 | 公式ページに記載なし(東京都産業労働局農林水産部へお問い合わせください) |
| 補助上限額 | 120万円 |
| 補助率 | 公式ページに記載なし(東京都産業労働局農林水産部へお問い合わせください) |
| 申請受付 | 2024年5月8日〜6月7日(終了) |
| 公式サイト | 東京都産業労働局「多摩産材利用啓発推進事業補助金」 |

「利用啓発」という枠組みの特徴
補助金の名前に入っている「利用啓発」という言葉には意味があります。これは、多摩産材そのものを買う費用を補助する制度ではなく、多摩産材を使ってもらうためのイベント・PR活動・普及啓発の取り組みを支援する制度だということです。
似た名前の補助金に、内装の木質化や木製品の導入そのものを補助するタイプもありますが、この補助金は「使ってもらうきっかけをつくる活動」に焦点を当てている点が特徴です。木材関連の補助金を探すときは、対象が「木材の購入・施工費」なのか「利用を広めるイベント・広報費」なのかを必ず区別する必要があります。
後継の可能性がある事業
東京都は2026年5月から「森と木の利活用促進支援事業」という補助金の募集を始めています。対象者は森林所有者・林業経営者・木材関連団体・個人事業主・法人で、補助率4分の3以内・上限100万円です。名称や実施部署(東京都森林課)から見て、多摩産材利用啓発推進事業補助金と近い性格の事業と考えられますが、公式ページには両者が後継関係にあるとの明記はありません。多摩産材の利用啓発に取り組みたい事業者は、この事業が自社の取り組みに当てはまるかどうか、東京都森林課へ直接確認することをおすすめします。
次回募集に備えて準備すべきこと
制度が継続するか、後継事業に統合されるかが公式には確認できない状況です。次のように動くのが安全です。
- 多摩産材を使ったイベント・PR活動の計画を具体化しておく(実施時期・内容・想定効果)
- 森と木の利活用促進支援事業の対象要件を確認する(後継の可能性がある事業のため)
- 東京都森林課に、多摩産材利用啓発推進事業補助金の今後の扱いを直接問い合わせる
よくある質問
多摩産材そのものの購入費用は補助されますか?
公式ページで確認できていません。この補助金は「利用啓発」に焦点を当てた制度である可能性が高く、木材の購入費用そのものが対象かどうかは東京都産業労働局農林水産部へ確認してください。
多摩地域以外の事業者でも申請できますか?
制度名からして多摩地域の木材(多摩産材)を対象にした制度と考えられますが、申請者自体が多摩地域の事業者に限られるかどうかは公式ページで確認できていません。お問い合わせください。
令和6年度分はまだ申請できますか?
できません。2024年6月7日で受付を終了しています。次回募集の有無は東京都産業労働局農林水産部の公式ページで確認してください。
