商店街で店を開きたいが、店舗の内装費と3年分の家賃をどう工面するか。東京都の「若手・女性リーダー応援プログラム助成事業」は、この2つをまとめて支援する制度です。対象は女性、または年度末時点で39歳以下の男性に限られます。
若手・女性リーダー応援プログラム助成事業の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 個人(本人。都内商店街での新規開業を予定する方) |
| 制度名 | 若手・女性リーダー応援プログラム助成事業 |
| 対象業種 | 指定なし(商店街での開業予定者が対象。対象となる業種の範囲は「申請資格確認チャート」で確認) |
| 利用目的 | 新たな事業を行いたい(都内商店街での新規開業) |
| 対象地域 | 東京都内(都内商店街) |
| 従業員数 | 規定なし(個人が申請。開業後は店舗事業に専従できることが条件) |
| 補助上限額 | 最大844万円(事業所整備費400万円+店舗賃借料444万円〔1年目180万円・2年目144万円・3年目120万円〕の合計。ほかに実務研修受講費上限6万円も対象経費に含まれます) |
| 補助率 | 事業所整備費・店舗賃借料は4分の3以内、実務研修受講費は3分の2以内 |
| 申請受付 | 令和8年度第3回:10月9日〜30日(第1回・第2回は終了) |
| 公式サイト | 東京都創業NET「若手・女性リーダー応援プログラム助成事業」 |

対象になるのは「女性」か「39歳以下の男性」
対象者は、女性、または年度末時点で39歳以下の男性で、申請時点で実店舗を持たない個人です。独創的な事業プランを持ち、商店街活性化への意欲があることも条件になります。すでに同じ商店街で店を経営している人が2店舗目を出す、といったケースは対象になりません。
844万円の内訳
助成対象経費は「事業所整備費」と「店舗賃借料」の2本柱です。
| 経費区分 | 助成上限額 | 助成率 | 対象期間 |
|---|---|---|---|
| 事業所整備費(内装工事・設備備品・広告費) | 400万円 | 4分の3以内 | 交付決定日〜開業月の翌々月末(最長1年) |
| 店舗賃借料 | 1年目15万円/月・2年目12万円/月・3年目10万円/月(3年合計444万円) | 4分の3以内 | 交付決定日から3年間 |
例えば、内装工事と厨房設備で400万円かける飲食店なら、4分の3の300万円が助成されます。残りの100万円は自己負担です。家賃が月15万円の物件なら、1年目は毎月11.25万円が助成され、自己負担は月3.75万円まで下がります。
店舗賃借料は3年間にわたって助成されるため、開業直後の資金繰りが厳しい時期を、家賃負担を抑えながら乗り切れる設計になっています。
よくある質問
会社員をしながら準備段階で申請できますか?
申請時点では実店舗を持たない個人が対象ですが、交付決定後は店舗事業への専従が条件です。開業前の準備段階から申請できますが、開業後は本業として取り組む必要があります。
39歳以下かどうかは、いつの時点で判定されますか?
年度末時点(3月31日時点)での年齢で判定されます。申請時点で39歳でも、年度末までに40歳になる場合は対象外です。
家賃助成は開業前の空き店舗探しの期間も対象ですか?
対象になりません。店舗賃借料の助成対象期間は交付決定日からです。物件契約前の期間の費用は助成対象外です。
