展示会に出たい。でも会場のブース代だけで数十万円かかると分かった瞬間、話が止まる。苫小牧市の中小事業者からはそんな相談が少なくありません。
苫小牧市には、この「会場を借りる費用」だけを狙って補助する制度があります。上限20万円までなら、範囲内の実費が全額戻るという珍しい設計です。対象は市内に事業所を置く法人・個人事業主で、令和8年4月1日から令和9年2月26日まで受け付けています。ただし先着順で、予算額に達した時点で締め切られます。
事業拡大・販路拡大支援補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 事業拡大・販路拡大支援補助金 |
| 対象業種 | 指定なし(市内に事業所を置く事業者) |
| 利用目的 | 販路開拓(展示会・商談会等への出展) |
| 対象地域 | 北海道苫小牧市 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 20万円(会場借上げ費等を上限額の範囲内で全額補助) |
| 補助率 | 対象経費の全額(上限20万円まで) |
| 申請受付 | 令和8年4月1日〜令和9年2月26日(先着順、予算額に達し次第終了) |
| 公式サイト | 苫小牧市「事業拡大・販路拡大支援補助金について」 |

何に使えるお金なのか
対象になる経費は、展示会や商談会に出展するときの会場借上げ費(ブース賃貸料・参加負担金など)です。設備投資やホームページ制作のような広い用途の補助金ではなく、「出展の場を借りる費用」に絞った設計になっています。
上限は20万円で、その範囲内なら全額が補助されます。10分の1や2分の1といった補助率の考え方ではなく、20万円までは実費がそのまま戻ると考えると分かりやすいでしょう。1事業者につき同一年度内1回までの利用です。
自分の会社は対象になる?
法人・個人事業主のどちらも申請できます。業種や従業員数の制限は公式ページに記載がなく、市内に主たる事業所があることが基本の条件です。登記事項証明書など、事業の実態を示す書類の提出が求められます。
対象になるのは、令和9年3月31日までに開催されるイベントへの出展です。すでに終わったイベントの費用をあとから請求することはできません。
申請の順番で気をつけたいこと
この補助金は先着順です。予算額に達した時点で受付が終わるため、「使えると思って出展計画を立てたら、実は締め切られていた」という事態が起こり得ます。展示会への出展を決めた段階で、早めに窓口へ問い合わせておくという手があります。
必要書類は交付申請書・実施計画書・経費内訳・見積書・イベント出展申込書・法人登記事項証明書・重要事項確認書などです。事業終了後30日以内に完了報告書を提出する必要があります。
よくある質問
補助率10分の1ではなく全額補助というのは本当ですか?
はい。上限20万円の範囲内であれば、会場借上げ費等の実費が全額補助されます。20万円を超えた分は自己負担になります。
個人事業主でも申請できますか?
できます。法人・個人事業主のどちらも対象です。
何度でも使えますか?
1事業者につき同一年度内は1回までです。
