創業支援プログラムに参加したことがなくても、鳥取県のスタートアップ補助金には申請できるのでしょうか。答えは条件付きです。支援機関の支援を受けている、または過去に県主催の起業家育成プログラムに参加していることが対象条件に入っています。単にアイデアがあるだけでは申請できません。
これは鳥取県が実施する「鳥取県スタートアップ創出加速化補助金(事業化促進型)」の話です。成長性の高いビジネスの仮説検証・プロトタイプ開発・初期顧客獲得といった立ち上げ段階の取組を、補助率2分の1・上限200万円で支援します。
スタートアップ創出加速化補助金(事業化促進型)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者・個人のどちらも(12か月以内に県内で法人設立・個人事業主開業予定者を含む) |
| 制度名 | 鳥取県スタートアップ創出加速化補助金(事業化促進型) |
| 対象業種 | 指定なし(革新的な事業アイデア・技術・ノウハウで社会にインパクトを与えうる成長性の高いビジネス) |
| 利用目的 | 仮説検証、プロトタイプ開発、初期顧客獲得等の立ち上げ事業に要する経費 |
| 対象地域 | 鳥取県内 |
| 従業員数 | 大企業に過度に所有されていないこと(詳細は公式ページに記載なし。産業未来創造課へお問い合わせください) |
| 補助上限額 | 200万円(2,000千円) |
| 補助率 | 2分の1 |
| 申請受付 | 令和8年7月7日(火)〜9月15日(火)午後5時必着。採択予定4件程度 |
| 公式サイト | 鳥取県「スタートアップ創出加速化補助金(事業化促進型)」 |

対象になるのは誰か
公式ページの対象者は次のいずれかに当てはまる県内事業者、または12か月以内に県内で法人設立・個人事業主開業を予定する者です。
- 支援機関(インキュベーション施設・アクセラレータ等)の支援を受けた、または受けている者
- 過去に県主催の起業家育成プログラムに参加した者
大企業に株式の大部分を持たれている、いわゆる「みなし大企業」に近い状態の事業者は対象から除外されます。つまり、単に「革新的なビジネスアイデアがある」だけでは対象になりません。支援機関の伴走を受けているか、県のプログラム参加歴があることが前提です。
「事業拡大型」との違い
鳥取県には、名前が似ている「スタートアップ創出加速化補助金(事業拡大型)」という制度もあります。この2つは対象とする成長ステージが違います。
- 事業化促進型(この記事): 仮説検証・プロトタイプ開発の立ち上げ段階。補助率2分の1、上限200万円
- 事業拡大型(別記事): VC等から出資を受けた後の商品磨き上げ・販路開拓段階。補助率3分の2、上限1,000万円
まだ出資を受けていない立ち上げ段階なら事業化促進型、既にVC等から出資を受けて事業拡大に入っている段階なら事業拡大型が対象になります。どちらの型で申請すべきかを取り違えると、審査の土台から外れてしまうため、応募前に産業未来創造課へ自分の段階を伝えて確認しておくと安心です。
よくある質問
起業家育成プログラムに参加したことがなくても申請できますか?
支援機関(インキュベーション施設等)の支援を受けている状態であれば申請できます。プログラム参加歴がなくても、支援機関の伴走があれば対象になり得ます。
補助金交付決定前に使った経費は対象になりますか?
公式ページに明記がないため、交付決定前の発注・契約の扱いは産業未来創造課へ確認することをおすすめします。一般的な補助金では交付決定前の発注は対象外とされることが多い点に注意してください。
採択されなかった場合、次の募集はありますか?
採択予定は4件程度で、予算の範囲内での実施です。次年度以降の実施有無は公式ページ・産業未来創造課でご確認ください。
