「県外の大きな展示会に出たいが、小間料や旅費の負担が大きくて踏み切れない」。そんな鳥取県内の事業者向けに用意されているのが、専門展示会出展補助金です。
出展小間料・装飾費・旅費の2分の1、最大50万円が補助されます。第2回公募の募集枠は4社程度と限られています。
鳥取県専門展示会出展補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 令和8年度 専門展示会出展補助金(第2回公募) |
| 対象業種 | 業種指定なし(鳥取県内に本社、支社または営業所を有する中小企業者) |
| 利用目的 | 鳥取県外・国内で開催される専門展示会・見本市への出展経費の補助 |
| 対象地域 | 鳥取県内に本社、支社または営業所を有する事業者 |
| 従業員数 | 規定なし(中小企業者が対象。具体的な資本金・人数基準は公式ページに記載なし) |
| 補助上限額 | 50万円(500千円) |
| 補助率 | 2分の1 |
| 申請受付 | 令和8年8月3日(月)〜9月30日(水)。随時公募・4社程度を採択予定 |
| 公式サイト | 公益財団法人鳥取県産業振興機構「令和8年度 専門展示会出展補助金」第2回公募のご案内 |

対象になる展示会には規模の条件がある
補助対象になるのは、どんな展示会でもよいわけではありません。対象は鳥取県外で開催される、日本国内の専門展示会・見本市で、次の規模要件を満たすものに限られます。
- 来場者数10,000人以上
- 出展社数100社以上
この規模要件を満たさない小規模な展示会や商談会は対象外です。また、伝統産業やリサイクル関連の展示会は、この規模要件を満たしていても対象から除外されています。出展を検討している展示会が要件に当てはまるかどうかは、事前に公式サイトの過去実績や主催者情報で確認しておくと安心です。
対象経費は「小間料・装飾費・旅費」の3区分
対象経費は次の3区分です。
- 出展小間料: 展示会出展に必要な小間の使用料
- 小間装飾費: 装飾費、什器のレンタル・リース代、ポスター・パネルの製作費
- 旅費: 交通費(1往復・最大2名分・公共交通機関利用)、宿泊費(最大2名分、上限10,000円/泊・1人)
消費税や宿泊税は対象外です。旅費は人数と単価に上限が設けられている点に注意してください。
補助額のシミュレーション
補助率は2分の1、上限50万円です。異なる業種で試算します。
- 製造業が東京の専門機械展に出展: 小間料25万円+装飾費18万円+交通費(2名往復)5万円+宿泊費(2名×2泊)4万円=合計52万円。補助額は26万円
- 食品加工業が大阪の商談展示会に出展: 小間料35万円+装飾費20万円+旅費8万円=合計63万円。2分の1は31.5万円で、上限50万円以内に収まります
- IT関連業が名古屋のビジネス展に大型ブースで出展: 小間料60万円+装飾費40万円+旅費10万円=合計110万円。2分の1は55万円ですが、上限50万円で頭打ちになり、超過分は自己負担です
規模の大きい展示会ほど小間料・装飾費がかさむため、上限額に到達しやすくなります。予算計画を立てる際は、上限50万円を前提に自己負担分を見込んでおく必要があります。
申請から実績報告までのタイミング
申請は、出展する展示会の日程が確定してから行います。必要書類は次の4点です。
- 申請書(様式1)
- 事業計画書(様式2)
- 補助対象経費見積書(様式3)
- 暴力団排除誓約書(様式4)
事業の対象期間は令和8年9月1日(火)〜令和9年3月25日(木)です。実績報告は、事業終了後30日以内、または令和9年3月25日のいずれか早い日までに提出する必要があります。年度末に近い時期に出展する場合、報告期限が実質的に短くなる点に注意してください。
よくある質問
鳥取県内に本社がなく、営業所だけがある場合でも申請できますか?
対象になり得ます。要件は「県内に本社、支社または営業所を有する中小企業者」なので、営業所のみでも該当する可能性があります。詳細は鳥取県産業振興機構 販路開拓第一部(0857-52-6703)に確認してください。
応募すれば必ず採択されますか?
いいえ、必ず採択されるわけではありません。第2回公募の採択予定数は4社程度で、募集枠に限りがあります。展示会の規模要件を満たすことに加えて、事業計画書の内容も審査の対象になります。
展示会の来場者数・出展社数が要件を満たしているか分からない場合はどうすればよいですか?
過去の開催実績(前回開催時の来場者数・出展社数)で判定されます。展示会の主催者に問い合わせるか、鳥取県産業振興機構に相談して確認してください。
