宇部市にはDX・6次産業化・イノベーションなど、目的を絞った補助金が複数あります。この中小企業競争力強化支援事業費補助金は、それらのどれにも当てはまらない「新商品開発」「新規事業への参入」「販路開拓」「省人化・省力化」を、まとめて受け止める汎用型の補助金です。用途がはっきり絞れないなら、まずこの制度を検討する位置づけになります。
もう一つの特徴は、起業を計画している個人も対象に含まれることです。会社を作る前の段階でも申請できます。
宇部市中小企業競争力強化支援事業費補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者・個人のどちらも(起業を計画する個人を含む) |
| 制度名 | 宇部市中小企業競争力強化支援事業費補助金 |
| 対象業種 | 業種指定なし(市内に主たる事業所を有する中小企業者、または市内在住で起業を計画する個人) |
| 利用目的 | 新商品開発、新規事業分野への参入、販路開拓、省人化・省力化 |
| 対象地域 | 山口県宇部市 |
| 従業員数 | 中小企業基本法第2条第1項の中小企業者(業種ごとに資本金・従業員数の上限があり、どちらか一方を満たせば該当) |
| 補助上限額 | 50万円 |
| 補助率 | 1/2 |
| 申請受付 | 令和8年5月15日〜令和8年7月10日 |
| 公式サイト | 宇部市「宇部市中小企業競争力強化支援事業費補助金」 |

対象経費は6区分
ガイドブックに記載のある対象経費は次の6区分です。
- 試作開発費
- 市場調査費
- 展示会出展料
- 店舗改修費
- 設備導入費
- 広告宣伝費 等
店舗改修費と設備導入費が入っているため、店舗の改装や小型設備の入れ替えにも使える点は見落とされがちです。中心市街地限定の店舗改修補助金とは違い、市内全域が対象になるのもこの補助金の特徴です。
受付期間はおよそ2か月間
令和8年5月15日から7月10日までの約2か月間が申請期間です。年1回のみの募集とみられるため、この期間を逃すと次年度まで待つことになります(次年度の実施有無・時期は公式ページに記載がなく、産業政策課への確認が必要です)。
個人が申請する場合の条件
対象者の記載には「市内に住所を有する個人であって、市内における起業を計画し、事業を実施しようとする者」が含まれます。まだ法人化・開業していない段階でも、具体的な起業計画があれば申請の土台に乗ります。 ただし採択後、実際に事業を開始できることが前提になるとみられます(詳細は産業政策課へお問い合わせください)。
よくある質問
店舗の改装だけでも申請できますか?
対象経費に「店舗改修費」が含まれているため、改装単独での申請も想定されます。ただし「新商品開発」「販路開拓」など制度全体の目的に沿った計画であることが前提です。
起業前の個人でも申請できますか?
対象者に「起業を計画し、事業を実施しようとする市内在住の個人」が含まれているため、起業前でも申請できる可能性があります。具体的な計画内容の審査基準は公式ページからは確認できませんでした。
交付決定前に発注した経費は対象になりますか?
多くの宇部市の補助金と同様、交付決定前の発注・契約は対象外になる可能性が高いとみられます。産業政策課(0836-34-8355)へ事前確認をおすすめします。
