山口県の「中小企業DX推進補助金・先駆型(通常枠)」は、生産性向上を目指すシステム構築費を補助します。補助率1/2以内、上限500万円です。2次募集が令和8年7月15日から始まりました。
対象は、デジタル化やロボット導入で生産性向上と省力化・自動化を目指す事業です。人手不足や賃金引き上げへの対応として、県が投資を後押しします。
中小企業DX推進補助金・先駆型の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 中小企業DX推進補助金「先駆型(通常枠)」 |
| 対象業種 | 業種指定なし(農業・林業・漁業を除く) |
| 利用目的 | 生産性向上・省力化・自動化のためのシステム構築と専用設備導入 |
| 対象地域 | 山口県内 |
| 従業員数 | 中小企業基本法第2条に規定する中小企業者(業種ごとに資本金または従業員数のどちらか一方の基準を満たす事業者。製造業その他は資本金3億円以下または従業員300人以下、卸売業は1億円以下または100人以下、小売業は5,000万円以下または50人以下、サービス業は5,000万円以下または100人以下) |
| 補助上限額 | 500万円 |
| 補助率 | 対象経費の1/2以内 |
| 申請受付 | 令和8年7月15日〜8月18日(予算上限に達し次第終了) |
| 公式サイト | 山口県「令和8年度中小企業DX推進補助金「先駆型(通常枠)」の2次募集について」 |

対象になる条件
- 県内に事業所を有する中小企業者(農業・林業・漁業を除く業種)
- 付加価値額が年率平均3%以上向上するDX推進計画を有すること。これは「営業利益+人件費+減価償却費」の合計を、システム導入によって毎年3%ずつ増やす計画を作ることを意味します。売上規模5,000万円の事業者なら、年150万円ずつ付加価値を積み増す計画が目安です
計画づくりが必須なので、導入するシステムが生産性向上にどうつながるかを数字で示せるかが審査のポイントになります。
対象経費
- 委託費(システム構築を外部業者に依頼する費用)
- 機器設備費(他の目的に転用できない専用機器に限る。汎用のパソコンやタブレットは対象外)
- その他事業に必要と認められる経費
事業は令和9年1月末日までに完了させる必要があります。募集から完了まで半年弱しかないため、着手時期を逆算して動く必要があります。
補助額のシミュレーション
- 製造業が生産管理システムを構築する場合:委託費600万円なら1/2は300万円。上限500万円の範囲内なので満額申請できます
- 運輸業が配車最適化システムと専用タブレット端末を導入する場合:システム構築費800万円+専用端末費200万円で合計1,000万円。1/2は500万円で、ちょうど上限に達します
- 卸売業が在庫管理システムを刷新する場合:委託費300万円なら1/2は150万円。上限まで余裕があるため、追加で受発注システムも同時に構築する選択肢が出てきます
よくある質問
DXツール導入型補助金とどう違いますか?
先駆型はシステム構築を伴う大規模な投資向けで上限500万円です。既製のソフトやクラウドサービスの導入だけならDXツール導入型(上限75万円)のほうが対象になりやすい制度です。
汎用のパソコンは対象経費になりますか?
なりません。機器設備費は「他の目的に転用できない専用機器」に限られます。
1次募集で不採択でも2次募集に応募できますか?
公式ページに明記はありませんが、募集要件を満たせば応募できると考えられます。詳細は問い合わせ先でご確認ください。
