大がかりなシステム開発ではなく、既製のクラウドサービスを導入したいだけ。それでも山口県の補助金は使えるのでしょうか。答えは「使えます」。「中小企業DX推進補助金(DXツール導入型補助金)」は、ソフトウェアやクラウドの導入費を1/2、上限75万円まで補助します。
DXツール導入型補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 令和8年度中小企業DX推進補助金「DXツール導入型補助金」 |
| 対象業種 | 業種指定なし(農業・林業・漁業を除く) |
| 利用目的 | 業務のデジタル化・効率化のためのソフトウェア・クラウドサービス導入 |
| 対象地域 | 山口県内に事業所を有する中小企業者 |
| 従業員数 | 中小企業基本法第2条に規定する中小企業者(業種ごとに資本金または従業員数のどちらか一方の基準を満たす事業者) |
| 補助上限額 | 75万円以内 |
| 補助率 | 1/2 |
| 申請受付 | 令和8年4月9日〜12月25日(予算上限に達し次第終了。募集件数は両形態合わせて約100件) |
| 公式サイト | 山口県「令和8年度中小企業DX推進補助金「DXツール導入型補助金」の募集について」 |

先駆型との違い
山口県には同じDX推進補助金の中に「先駆型(通常枠)」もあります。先駆型は生産性向上のシステム構築を伴う大規模投資向けで上限500万円ですが、DXツール導入型は既製のソフト・クラウド導入に特化していて、審査のハードルが比較的軽いという違いがあります。既存サービスを入れるだけならこちらが対象になりやすい制度です。
対象経費
買い切り型
- ソフトウェア購入費
- 初期導入費(機器購入は除く)
クラウド・サブスクリプション型
- ソフトウェア・クラウド利用料
- 初期導入費(機器購入は除く)
事業期間は令和9年1月末日までです。
補助額のシミュレーション
- クラウド会計ソフトを年額18万円で契約する場合:1/2は9万円が補助されます
- 販売管理システムを買い切りで100万円導入する場合:1/2は50万円が補助されます
- 在庫管理と受発注のクラウドサービスを合わせて160万円で導入する場合:1/2は80万円ですが、上限75万円が適用され自己負担は85万円になります
上限の75万円に届くのは、対象経費が150万円以上のときです。
よくある質問
パソコン本体の購入費は対象になりますか?
なりません。機器購入は買い切り型・クラウド型のどちらでも対象外です。
買い切り型とクラウド型を両方申請できますか?
公式ページでは募集件数を「両形態合わせて約100件」としており、同時申請の可否は明記されていません。詳しくは、やまぐち産業振興財団へご確認ください。
先駆型と同時に申請できますか?
公式ページに明記はありません。制度の目的が異なるため、導入する内容によってどちらが適するか事前に相談することをおすすめします。
