横須賀市のホームページを見て、空き店舗出店促進事業補助金に申請しようとしても、直接申請できる窓口が見当たりません。それもそのはずで、この補助金は市への直接申請ではなく、横須賀商工会議所が実施する「まちの寄事業」の認定を受けたあとに手続きが始まる仕組みだからです。
対象経費は店舗改装費・備品購入費・宣伝費。補助率2分の1、上限50万円まで補助されます。ただし、誰でも申請できるわけではありません。認定という前提を知らずに問い合わせると、「まず商工会議所へ」と案内されて手間取ることになります。
第1期は4月7日〜5月29日、第2期は7月1日〜8月31日の受付です。
空き店舗出店促進事業補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 空き店舗出店促進事業補助金 |
| 対象業種 | 業種の明記なし(商店街の空き店舗を活用し、地域住民が集える店舗を想定) |
| 利用目的 | 空き店舗への新規出店にかかる開業費用の補助 |
| 対象地域 | 神奈川県横須賀市 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 補助対象経費の2分の1、上限50万円 |
| 補助率 | 1/2 |
| 申請受付 | 第1期:令和8年4月7日〜5月29日/第2期:7月1日〜8月31日 |
| 公式サイト | 横須賀市「空き店舗出店促進事業補助金」 |

対象になるのは「まちの寄事業」の認定を受けた事業者
この補助金の入り口は、横須賀市への直接申請ではありません。まず横須賀商工会議所が実施する「まちの寄事業」の認定を受ける必要があります。
「まちの寄事業」は、商店街の空き店舗を活用し、地域住民が楽しく集える店舗の開業を、事業計画づくりから開業後のフォローアップまで専門家と連携して支援する事業です。認定を受けたうえで、次の条件を満たす必要があります。
- 令和9年3月末までに営業を開始すること
- 店舗の賃貸借契約期間が2年以上で、3年以上営業を継続する意思があること
- 建物が1階・2階・地下1階のいずれかであること(3階以上は対象外)
- 市税の納付状況が良好であること
対象になる/ならないの線引き
| 対象になる | 対象にならない |
|---|---|
| 「まちの寄事業」の認定を受けた事業者 | 認定を受けずに横須賀市へ直接申請する事業者 |
| 賃貸借契約期間が2年以上の店舗 | 短期契約・1年未満の賃貸借 |
| 1階・2階・地下1階の店舗 | 3階以上の店舗 |
| 令和9年3月末までに営業開始できる事業者 | 開業時期が未定・遅れる見込みの事業者 |
「まちの寄事業」の認定は、単なる書類審査ではなく、事業計画の中身も見られます。認定までに一定の準備期間が必要になるため、公募の締切間際に相談を始めると間に合わない可能性があります。
対象経費は「開業に要した費用」の3項目
補助対象になる経費は、次の3つです。
- 店舗改装費
- 備品購入費
- 宣伝費
補助対象経費の2分の1、上限50万円が補助されます。上限に届くには、対象経費が100万円以上かかっている必要があります。たとえば内装工事に60万円、什器購入に30万円、開業チラシに10万円をかけた場合、合計100万円の2分の1で上限の50万円に到達します。
誤解されやすいポイント:受付は年2回、期間外は待つしかない
受付は第1期・第2期の年2回に分かれています。どちらの期間も逃すと、次の年度まで申請できません。
| 回 | 受付期間 |
|---|---|
| 第1期 | 令和8年4月7日〜5月29日 |
| 第2期 | 令和8年7月1日〜8月31日 |
「まちの寄事業」の認定手続きにかかる時間を考えると、出店を検討し始めてから補助金の申請期間内に間に合わせるには、逆算した準備が必要です。
よくある質問
横須賀市に直接申請すれば補助を受けられますか?
受けられません。まず横須賀商工会議所が実施する「まちの寄事業」の認定を受けることが前提です。認定を受けたうえで、市の交付要綱に沿って申請します。
3階の物件に出店する場合も対象になりますか?
対象になりません。対象は1階・2階・地下1階の店舗に限られます。
賃貸借契約が1年更新の場合は対象になりますか?
対象になりません。賃貸借契約期間が2年以上で、3年以上営業を継続する意思があることが条件です。
免責事項: 本記事の内容は2026年7月時点で確認できた情報にもとづきます。補助上限額・対象要件・受付状況は変更される場合があるため、申請前に必ず横須賀市の公式ページで最新の内容をご確認ください。
出典(一次情報)

