地震のあとに借りた資金の利子は、市が払ってくれるのか。払います。令和8年1月の島根県東部を震源とする地震に関する融資なら、米子市が利子を10/10(全額)補助します。
ただし融資の申込期間は2026年1月9日から6月30日までで、すでに終わっています。この記事の対象は、その期間に借りた人が、これから毎年出す補助金の申請です。補助されるのは新規借入金の利子だけで、借換え分は含まれません。
米子市災害等緊急対策資金利子補助金の要点まとめ
正式名:米子市災害等緊急対策資金利子補助金
だれが
- 申請者
- 市内に事業所を持つ中小企業者
- 対象業種
- 業種の指定なし
- 利用目的
- 地震に関する融資の利子負担の軽減
- 対象地域
- 鳥取県米子市
- 従業員数
- 公式ページに記載なし
いくら
- 補助上限額
- 公式ページに記載なし(利子の10/10)
- 補助率
- 10/10(新規借入金の利子分)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 毎年1月ごろ〜翌年2月15日(融資の申込は終了)
- 事業の完了
- 利払い開始の月から36か月間
うちは対象になる?
次の3つにすべて当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 3
融資は、地震を理由に鳥取県が指定した「災害等緊急対策資金」である必要があります。
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 2026年6月30日より後に申し込んだ
- ✕ 借換えのための借入れ
- ✕ 遅延利息や損害金
交付要綱は、対象者を中小企業信用保険法の中小企業者としています。業種ごとに資本金と従業員数の上限が決まっており、どちらか一方を満たせば該当します。数字は業種で異なるため、自社が当たるかは米子市商工課で確かめてください。市内で事業を始める具体的な計画がある人も含まれます。
公式ページの対象者欄には「市内に住所または事業所を有するかた」とあり、要綱の「中小企業者」と書き方が違います。個人事業主として事業をしている場合は対象になる見込みですが、事業をしていない個人は要綱の文言上、対象外と読めます。
いくら補助される?
補助額は、前の年の1月1日から12月31日までに払った利子に、新規借入金の割合をかけて、10/10を乗じた額です。1円未満は切り捨てます。
- 全額が新規借入金で、年間の利子が18万円:18万円 × 10/10 = 18万円
- 借入1,000万円のうち借換えが400万円(新規は60%)で、年間の利子が20万円:20万円 × 60% × 10/10 = 12万円
対象になるのは、利子の支払いが始まった月から36か月間です。2026年2月に払い始めたなら、2029年1月の支払い分までです。公式ページと要綱に、補助額の上限は書かれていません。
何が対象で、何が対象外?
対象になるもの
- 対象融資のうち新規借入金に対する利子
- 融資を受けた翌月ごろから払い始める毎月の利子
対象にならないもの
- 他の融資からの借換え部分の利子
- 返済が遅れて生じた遅延利息・損害金
- 36か月の期間を過ぎて払った利子
- 12月31日の後に払った利子(翌年分の申請になる)
借換えの有無は、申請書に借入額と借換額を書く欄があります。借換えがあるときは、市の案内ページにある利子額計算表を使うと、新規分の利子を出せます。
申請の流れ
申請は1年に1回、まとめて後払いで受け取ります。
- 融資を受けて利子を払う(事業者→金融機関。払い始めた月から36か月が対象期間)
- 12月31日までの利子をまとめる(事業者。この日までに実際に払った分だけ)
- 交付申請書兼支払請求書を出す(事業者→米子市商工課。翌年1月ごろ〜2月15日まで)
- 交付決定の通知を受ける(米子市→事業者)
- 補助金が振り込まれる(米子市→指定の口座)
申請期限は翌年2月15日で、不備のない状態での受付期限です。補正が期限までに終わらないと受け付けられないため、市は1月30日までの提出を呼びかけています。2月15日が閉庁日なら、直前の開庁日までです。
令和8年(2026年)の利子分は、2027年2月15日までに申請します。融資を受けた直後には申請できません。
対象期間の36か月が年の途中で終わる最後の申請だけは、2月15日ではなく、期間が満了した日の後すみやかに出します(交付要綱第7条)。たとえば2029年1月で満了するなら、2029年1月分の利子の申請は2029年の2月15日を待たず、満了後に出すことになります。
必要な書類
準備できた 0 / 5
利子払込証明書か、支払予定明細書と通帳の写しのどちらかを出します。通帳の写しだけでは受け付けられません。2回目以降は、融資実行の書類に変更がなければ省略できます。申請書は融資1件につき1部、役員等調書兼照会承諾書は1部です。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 期限に間に合わない:2月15日を過ぎると受け付けられません。不備の補正も期限内に終える必要があります。
- 市税などの滞納がある:滞納があると交付されません。申請書で、市が納付状況を調べることに同意します。
- 暴力団排除条例の排除対象にあたる:役員等の氏名と生年月日を警察に照会することを承諾する書類を出します。
- 12月31日の後に払った利子を含める:休業日で翌年の最初の営業日に払った利子は、前の年の申請に入りません。
- 36か月目が翌月にずれる:36か月目の利払日が休日で翌月に払った分は、期間の外になります。
- 通帳の写しだけで出す:返済予定明細をなくしたら、金融機関に再発行か利子払込証明書を頼みます。
よくある質問
今から融資を受けても補助の対象になりますか?
対象になりません。対象は、2026年1月9日から6月30日までに申し込んだ「災害等緊急対策資金」です。この期間より後に申し込んだ融資は、令和8年1月の地震に関するものでも対象外になります。すでに期間内に借りている人は、毎年の申請を続けられます。融資を申し込んだ日は、金融機関の契約書類で確かめてください。
個人事業主でも申請できますか?
事業をしている個人事業主なら、対象になる見込みです。交付要綱の対象者は、中小企業信用保険法の中小企業者で、市内に事務所か事業所を持つ人です。公式ページには「市内に住所または事業所を有するかた」とありますが、事業をしていない個人は要綱の文言から対象外と読めます。自分が当たるか迷うときは、米子市商工課に確かめてください。
補助額に上限はありますか?
公式ページと交付要綱に、上限額の記載はありません。補助額は、前の年に払った新規借入金の利子に、補助率の10/10をかけて決まります。上限があるかは文書から読み取れないため、金額が大きい融資の場合は、商工課に電話で確かめておくと確実です。1円未満の端数は切り捨てです。
借換えをした融資は対象になりますか?
借換え部分の利子は対象外です。補助されるのは、既存の借入金の借換えを目的としない新規借入金の利子だけです。借入額のうち借換えが含まれるときは、申請書に借換額を書き、市の案内ページにある利子額計算表で新規分を出します。金融機関の利子払込証明書には、借換え分を引かない昨年中の利子の全額を書いてもらいます。
申請は何回しますか?
利子を払う年ごとに1回です。その年の1月1日から12月31日までに払った利子を、翌年の2月15日までに申請します。たとえば2026年に払った利子は、2027年2月15日までです。対象期間は払い始めた月から36か月なので、最大で4回ほど申請することになります。最後の回だけは、期間の満了後すみやかに出します。毎年、期限を手帳などに書いておくと忘れません。
12月31日が休日で、利子を翌年に払ったらどうなりますか?
その利子は前の年の申請に入れません。市のQ&Aでは、令和8年12月31日までに実際に払った利子だけが令和8年分の対象です。たとえば12月31日が銀行の休業日で、令和9年の最初の営業日に払った分は、令和8年分に含まれません。含めて申請すると不備になるおそれがあるため、実際の引き落とし日を通帳で確かめてください。
36か月目の利払日が休日でずれたら対象ですか?
対象になりません。市のQ&Aでは、実際の支払日が36か月の期間に入っている利子だけが対象です。たとえば36か月目の利払日が休日のため翌月の1日に払った場合、その分は期間外です。融資を受けた日と払い始めた月から、自分の最終月がいつになるかを、先に数えておくと安心です。
融資を3件借りています。書類は何部ですか?
交付申請書兼支払請求書は、融資の件数ごとに作ります。3件なら3部です。役員等調書兼照会承諾書は、1部だけで構いません。融資実行の書類の写しも、対象融資ごとに用意します。2回目以降は、前回の内容から変更がなければ融資実行の書類を省略できます。印鑑は、法人は代表者印、個人事業者は認印でも構いません。
返済予定明細を紛失しました。通帳の写しだけで申請できますか?
できません。通帳の写しだけでは受け付けられません。金融機関に、返済予定明細(支払予定明細書)の再発行か、利子払込証明書の作成を頼んでください。利子払込証明書の代表者氏名欄には役職の記載が要り、押印は支店長印で構いません。年末前に頼んでおくと、1月30日までの早めの提出にも間に合います。
市税を滞納していると受けられませんか?
市税などを滞納していると、補助金は交付されません。市の滞納者へのサービス制限の要綱で定める市税等が対象で、申請書には、市が納付状況を調べることへの同意が含まれます。滞納がある場合は、先に納付や分納の相談をしてから申請します。納税の窓口は補助金の窓口とは別なので、米子市役所の税の担当窓口に確かめてください。
申請が遅れて2月15日を過ぎたらどうなりますか?
期限を過ぎると受け付けられません。2月15日が閉庁日なら、直前の開庁日が期限です。期限は、不備のない状態での受付期限なので、補正が期限内に終わらない場合も受け付けられません。市は早めの1月30日までの提出を求めています。書類に不安がある人は、1月の前半に商工課へ相談すると、補正の時間を確保できます。
問い合わせ先はどこですか?
米子市経済部商工課商工振興担当(電話0859-23-5558)です。商工課の代表電話は0859-23-5217、メールは shoko@city.yonago.lg.jp です。窓口は市役所本庁舎2階にあり、開庁時間は平日の午前9時から午後5時です。市から対象と見込まれる人には案内文書も届きますが、届かなくても、対象なら期限までに手続きが必要です。
