ドライバー不足と労働時間の制限で、これまでの物流体制が回らなくなってきた。秋田県の「秋田の物流体制構築加速化事業費補助金」は、物流の効率化・モーダルシフト・人材確保育成に取り組むトラック物流事業者や荷主企業を、最大200万円で支援する制度でした。
令和8年度分は予算上限に達したため、申請受付を終了しています。
物流体制構築加速化事業費補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(トラック物流事業者・荷主企業) |
| 制度名 | 秋田の物流体制構築加速化事業費補助金 |
| 対象業種 | 運輸業、郵便業(荷主企業も対象) |
| 利用目的 | 設備整備・IT導入をしたい |
| 対象地域 | 秋田県内 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 単独事業者100万円/グループでの取組200万円/海上輸送へのモーダルシフト200万円 |
| 補助率 | 単独・グループ:1/2、海上輸送モーダルシフト:2/3 |
| 申請受付 | 【令和8年度】受付終了(予算上限到達。開始:令和8年6月18日) |
| 公式サイト | 秋田県「令和8年度秋田の物流体制構築加速化事業費補助金」 |

対象になるのはどんな取組か
対象は、トラック物流事業者・荷主企業、またはこれらを中心としたグループです。対象経費は幅広く、計画策定費(コンサルタント謝金・会議費)、輸送経費、荷役経費、試験運行費、拠点費用(倉庫使用料)、設備費用(荷役機械・システム導入費)、物流人材育成のための研修費用が含まれます。
具体例として、荷役機械の導入による省力化、予約システムや自動点呼システムの導入、トラック輸送から鉄道・船舶輸送へのモーダルシフトなどが挙げられています。
いくらもらえるか:取組の形で補助率が変わる
| 区分 | 補助対象者 | 補助率 | 限度額 |
|---|---|---|---|
| 単独事業者による取組 | 物流事業者又は荷主企業 | 1/2 | 100万円 |
| グループによる取組 | 物流事業者又は荷主企業を含む2者以上 | 1/2 | 200万円 |
| 海上輸送へのモーダルシフト | 荷主企業 | 2/3 | 200万円 |
例えば、荷主企業が秋田港経由の海上輸送に切り替える取組なら、補助率は2/3と最も高くなります。トラック輸送から鉄道・船舶輸送へ切り替えるための試験運行費や輸送経路変更に伴うかかり増し経費が対象になる想定です。
次の募集を待つなら知っておくこと
令和8年度分は追加募集も含めて予算上限に達し、受付を終了しています。申請書の提出前に一報し、事業計画の策定や申請書の記入支援を受けられる仕組みだったため、次年度の募集開始時は早めに窓口へ相談すると準備がスムーズです。
- 問い合わせ:秋田県産業労働部 商工業振興課 貿易・流通チーム(電話018-860-2218)
よくある質問
令和8年度分にまだ申請できますか?
申請できません。予算の上限に達したため、令和8年度分の受付は終了しています。次年度の募集開始は貿易・流通チームへの問い合わせで確認してください。
荷主企業だけでも申請できますか?
できます。単独事業者による取組の対象者は「物流事業者又は荷主企業」で、荷主企業単独でも対象に含まれます。
対象経費に研修費用は含まれますか?
含まれます。物流業務に関する研修会の開催費用や、社外研修への参加費用・旅費も対象経費として明記されています。
