トラックドライバーを1人育てるには、大型免許・中型免許・けん引免許のどれかを新しく取らせる必要が出てきます。教習費用は決して安くなく、「採用したのはいいが免許取得の費用まで会社が持つのは厳しい」という声は運送業の現場でよく聞きます。
青森県トラック協会が青森県の委託を受けて実施している「青森県トラック運送事業者人材確保対策支援事業(免許補助金)」は、まさにこの費用を後押しする制度です。対象経費から他の公的補助金を差し引いた額の1/2が補助され、1事業者につき3名まで申請できます。免許取得の予定があるなら、教習所に申し込む前に制度の中身を確認しておく方がよさそうです。
トラック免許取得補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 令和8年度青森県トラック運送事業者人材確保対策支援事業「免許補助金」 |
| 対象業種 | トラック運送業 |
| 利用目的 | 大型免許・中型免許・けん引免許の取得費用の補助 |
| 対象地域 | 青森県内 |
| 従業員数 | 規定なし(トラック運送事業者であること) |
| 補助上限額 | 公式ページに記載なし(青森県トラック協会 免許補助金係へお問い合わせください) |
| 補助率 | (対象経費-他の公的補助金)の1/2 |
| 申請受付 | 免許取得対象期間:令和8年4月1日~令和9年2月28日。申請期日:令和9年3月1日(月)青森県トラック協会必着 |
| 公式サイト | 公益社団法人青森県トラック協会「令和8年度青森県トラック運送事業者人材確保対策支援事業免許補助金のご案内」 |

自分の会社は対象になるか
対象になるのは青森県内のトラック運送事業者です。ドライバーを確保するために、大型免許・中型免許・けん引免許のいずれかの取得を支援したい会社であれば、規模を問わず申請できます。1事業者につき申請できる人数は3名までです。4人目以降のドライバーの免許取得費用は、この制度の対象外になります。
いくら戻るか計算する
補助額は「(対象経費 - 他の公的補助金)× 1/2」で計算されます。たとえば中型免許の取得に25万円かかり、他の助成制度からの補助を受けていない場合、その半額の12.5万円が補助の目安になります。ただし上限額は公式ページに具体的な数字が示されていません。金額が大きい大型免許・けん引免許を検討している場合は、申請前に青森県トラック協会(017-729-2000)に上限額を確認しておくと、資金計画が立てやすくなります。
すでに他の助成金(国のドライバー確保助成など)を使って免許を取得させた場合は、その分を差し引いた残りの経費が対象になります。二重取りはできない仕組みだと理解しておくとよいでしょう。
つまずきやすい順番の話
この補助金でいちばん注意したいのは、申請のタイミングが「取得後」 だという点です。案内では、免許取得と費用の支払いがすべて完了したあとに、申請書と必要書類を提出する流れになっています。「先に申請して承認を待ってから教習所に申し込む」という順番ではありません。
免許取得対象期間は令和8年4月1日から令和9年2月28日までで、申請期日はその翌日の令和9年3月1日(月)必着です。対象期間の途中で免許を取得しても、申請自体は年度末近くにまとめて行う形になるため、教習費用の領収書や修了証など、あとから提出が必要な書類は取得のたびに保管しておくと慌てずに済みます。
書類をそろえるときに確認しておきたいこと
申請時には、申請書のほか、教習費用の支払いを証明する書類(領収書等)や免許取得を証明する書類の提出が必要になります。詳しい必要書類は公式サイトの案内資料に記載されているため、教習を申し込む前に一度目を通しておくと、あとで「証明書類が足りない」という事態を避けやすくなります。
よくある質問
免許取得後に会社を辞めた場合、補助金はどうなりますか?
公式ページにはその場合の取り扱いについての記載がありません。制度の性質上、事業者側の費用負担を補助するものなので、申請前に青森県トラック協会(017-729-2000)へ確認しておくと安心です。
すでに免許を取得済みのドライバーは対象になりますか?
免許取得対象期間は令和8年4月1日から令和9年2月28日までと定められています。この期間より前に取得した免許は対象外になる可能性が高いため、対象期間を必ず確認してください。
1事業者3名までとありますが、複数の免許を1人が取得する場合はどう数えますか?
公式ページに明記がないため、青森県トラック協会 免許補助金係にご確認ください。
