保護者が1人で、子育て講座の費用を荒川区に申し込めるのか。申し込めません。申請できるのは区内の子育て団体・サークルや、PTA・父母会などの団体で、個人は対象外です。
団体が保護者向けの講座を開くとき、講師の謝礼(1時間13,700円まで、1回2時間分)と託児の費用を区が助成します。年に2回までです。
あらかわ「親育ち」支援事業の要点まとめ
正式名:あらかわ「親育ち」支援事業
だれが
- 申請者
- 区内の子育て団体・サークル、小中学校・幼稚園のPTA、保育園の父母会など
- 対象業種
- 指定なし(団体が申請)
- 利用目的
- 保護者向け講座の講師費用・託児費用
- 対象地域
- 東京都荒川区
- 従業員数
- 規定なし(構成員5人以上の団体)
いくら
- 補助上限額
- 講師費用は1時間13,700円まで
- 補助率
- 基準額までの全額(10/10)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 令和8年4月1日〜令和9年3月10日
- 事業の完了
- 講座の終了後1か月以内に実施報告
- 公式サイト
- 荒川区「あらかわ「親育ち」支援事業」
うちの団体は対象になる?
次の3つにすべて当てはまれば対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 3
「区内在勤等」は区内在住・在勤・在学のことで、構成員が10人未満のときは5人以上がそれに当たる必要があります。親子参加の必要がない子ども向け行事は対象外です。区が必要と認める団体(子育て世代を支援する団体など)も対象になります。
次のいずれかに当たると対象外です。
- ✕ 子ども向けの行事
- ✕ 手芸・料理・工作などの趣味中心の講座
- ✕ 営利目的、宗教・政治的な意図を含む講座
ここで線が引かれます
線引きの軸は、講座の中身が「親の子育てに役立つか」です。
- 対象になる講座:しつけや生活習慣の学び、親同士の情報交換と交流、子育ての不安やストレスの解消、親子の交流を通じた自己肯定感の向上
- 対象にならない講座:家庭教育と関係のない趣味中心の講座、鑑賞だけが目的のもの、子どもの参加が保護者を大幅に上回るもの(例:大人20名・子ども100名程度)
公式の案内では、親子の交流が目的の講座は、趣味的な内容でも対象になる場合があるとされています。迷う企画は、申請前に生涯学習課へ相談できます。
参加者の線もあります。参加予定者は大人5人以上で、過半数(10人未満なら5人以上)が区内在住・在勤・在学であることが必要です。リモート講座も対象です。
いくら助成される?
講師は1時間13,700円まで、1回につき1名・2時間分までです。助成は年に2回までなので、講師費用の枠は最大で年間54,800円になります(13,700円 × 2時間 × 2回)。
- 講師を呼ぶ講座(1回):13,700円 × 2時間 = 27,400円(謝礼基準の上限まで使った場合)
- 講師の謝礼が基準より低い講座(1回、1時間1万円で2時間):1万円 × 2時間 = 2万円
- 託児つきの講座(託児の上限まで使った場合、1回):1,220円 × 3名 × 2時間 = 7,320円
講師の謝礼は荒川区の謝礼基準によるため、金額は申請前に生涯学習課へ問い合わせます。謝礼を渡すときは、10.21%(復興特別所得税を含む)の税金を差し引いた額になります。区が助成する額のほかに謝礼を渡す場合は、その分にも税金がかかります。
託児費用の助成は、託児スタッフ1人・1時間あたり1,220円までで、3名・2時間分までです。申請書には、託児スタッフ1人につき子ども2人程度が目安と書かれています。区が出すのは費用だけで、託児スタッフは団体が手配します。同じ部屋で託児するときは、託児に専念するスタッフだけが対象で、講座に参加しながらの託児は対象外です。託児費用は、区役所3階の生涯学習課の窓口で現金で渡されます。来庁の日時は、事前に担当へ連絡してください。
何に使える?
対象にならないもの
- 団体の会員や関係者が講師を務めるときの講師費用
- 準備や片付けの時間(講師費用は講義の時間だけが対象)
- 団体の会員が務める託児スタッフの費用
- 講座に参加しながらする託児の費用
- 年3回目以降の講座の費用
対象になるもの
- 講師の費用(1回につき1名、2時間分まで)
- 託児スタッフの費用(1回につき3名、2時間分まで)
- 講師の選び方や進め方の相談
相談は、社会教育指導員が受けます。
申請の流れ
- 企画を決める(団体。保護者向けの内容にして、参加予定者を大人5人以上にする。事前の相談は随時受付)
- 申請書と事業計画書を出す(団体→生涯学習課 生涯学習事業係。開催日の3か月前から3週間前までが原則。郵送、メール、ファクス、持参のいずれか。チラシや講師の紹介資料があれば一緒に)
- 承認書を受け取る(区→団体。申請からおよそ2週間後に、承認書と実施報告の書類が代表者に郵送される)
- 講座を開く(団体。託児費用の助成を受けるときは、開催日までに生涯学習課の窓口へ。チラシは印刷前に原稿を区へ出し、助成を受けた事業だと書く。社会教育主事や指導員が見学に来ることがある)
- 実施報告を出す(団体→生涯学習課。講座の終了後1か月以内)
講師費用の支払い手続きは、実施報告が区役所に届いてから始まります。
必要な書類
準備できた 0 / 5
参加費を集めるときは収支予算書を、初めてこの事業で講師を呼ぶときは講師の紹介資料(プロフィールなど)を付けます。会則と名簿は、年度の初回と変更があったときだけ出します。PTA・父母会は会則・名簿の提出が不要です。社会教育関係団体に登録していない団体が初めて使うときは、活動内容報告書と団体名簿も出します。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 承認の内容から変わった:承認後に内容が変わると、助成が取り消されることがあります。変更が出たら早めに連絡してください。
- 不正な手段で受けた・別の用途に使った:交付後でも取り消され、期限を決めて返還することになります。
- 申請が遅れた:原則は開催日の3週間前までです。直前の講座は申請できないおそれがあります。
よくある質問
個人の保護者は申請できますか?
申請できません。対象は、区内の子育て団体・子育てサークル、区内の小中学校・幼稚園のPTA、保育園の父母会、区が必要と認める団体です。構成員が5人以上で、過半数が区内在住・在勤・在学であることも条件になります。友人同士で講座を開きたい場合も、5人以上の団体としてまとまる必要があります。団体の資格が心配なときは生涯学習課へ相談できます。
手芸やお料理の講座は対象ですか?
家庭教育と関係のない趣味中心の講座は、対象になりません。手芸・料理・工作などのカルチャー的な講座や、鑑賞だけが目的のものがこれに当たります。ただし、親子の交流が目的の講座は対象になる場合があると公式の案内にあります。企画の目的が親の学びや交流にあるかどうかが分かれ目なので、申請前に生涯学習課へ相談してください。
子ども向けのイベントでも使えますか?
子どものための事業は対象になりません。ただし、親子で参加する必要性がある事業は対象になります。また、子どもの参加が保護者を大幅に上回るもの(大人20名・子ども100名程度の例)も対象外です。対象は、子育て中の保護者を対象にした講座なので、保護者の学びや交流が中心になるように企画を組み立てるのが基本です。
講師費用はいくらまで助成されますか?
1時間13,700円までで、1回につき1名、2時間分までです。金額は荒川区の講師謝礼基準に準じるため、申請前に問い合わせるよう案内されています。1回の上限は27,400円(13,700円 × 2時間)です。団体の会員や関係者が講師を務める場合は、講師費用の助成は受けられません。助成の対象になるのは講義の時間だけで、準備や片付けの時間は含みません。謝礼から税金(10.21%)が差し引かれる点も確認してください。
託児も助成されますか?
されます。託児スタッフ1名・1時間あたり1,220円までで、1回につき3名、2時間分までの費用が対象です。区が助成するのは費用だけで、託児スタッフの手配は団体が行います。団体の会員が託児スタッフを務める場合は対象外です。託児費用は区役所3階の生涯学習課の窓口で現金で渡されるので、来庁する日時を事前に担当へ連絡してください。
何回まで使えますか?
1団体につき年に2回までです。令和8年度の募集期間は2026年4月1日から2027年3月10日で、対象になる講座は2026年4月21日から2027年3月31日の間に開くものです(募集案内PDFには開始日が4月19日とありますが、公式ページの4月21日を基準にしています。4月中の講座は生涯学習課に確かめてください)。申請は開催日の3か月前から受け付けるので、年2回の講座を、時期を分けて企画するのが現実的です。
いつまでに申請すればよいですか?
原則、開催日の3か月前から3週間前までの間に出します。募集期間は2027年3月10日までですが、講座の3週間前が期限なので、実際にはそれより前に出す必要があります。申請を受け付けると、区が内容を審査し、およそ2週間後に承認書を郵送します。ヒアリングが入ることもあるため、余裕をもって出してください。
どこに出せばよいですか?
荒川区役所の生涯学習課 生涯学習事業係(本庁舎3階13番窓口)に、郵送、メール(shakyo-shakyo@city.arakawa.lg.jp)、ファクス(03-3802-3126)、持参のどれかで出します。持参する場合は、来庁の前に連絡が必要です。問い合わせの電話は、公式ページに03-3802-3111(内線3354)とあります。募集案内PDFには別の番号(03-3802-4575)があるため、つながらないときは区の代表番号にかけてください。
実施後に何を出しますか?
講座の終了後1か月以内に、実施報告に関する書類(実施報告書、参加者名簿、アンケート)を出します。これらは承認書とともに区から郵送されます。講師費用の支払い手続きは、報告が区役所に届いてから始まるので、早めに出すほど早く進みます。講座の当日は、社会教育主事や指導員が見学に来ることがあります。
助成を取り消されることはありますか?
あります。承認の内容に変更が生じたとき、偽りその他不正の手段で受けたとき、助成金を他の用途に使ったときは、助成の全部または一部が取り消されます。交付後でも取り消され、期限を決めて返還することになります。開催日や講師、内容を変えるときは、事前に生涯学習課へ連絡してください。
