DX(デジタルトランスフォーメーション)を進めたくても、社内に「進め方を分かっている人」がいない。この課題に対応するのが「地域デジタル人材育成・確保推進事業費(企業データに基づく実践的なケーススタディ教育プログラム事業)補助金」です。実在の企業データを使ったケーススタディ教材で、DX推進人材(経営課題や事業環境の変化に合わせて業務・ビジネスモデルの改革を実行できる人材)を育てるオンライン教育プログラムを提供する事業者を支援します。令和7年度分は2025年2月14日で受付を終了しました。
補助上限は6,800万円、補助率は5分の4以内です。実施主体は経済産業省で、教育プログラムを企画・運営する事業者が申請者になります。
地域デジタル人材育成・確保推進事業費(ケーススタディ教育プログラム事業・令和7年度)の要点まとめ
正式名:令和7年度地域デジタル人材育成・確保推進事業費(企業データに基づく実践的なケーススタディ教育プログラム事業)補助金
だれが
- 申請者
- 事業者(DX人材育成のケーススタディ教育プログラムを企画・運営する事業者)
- 対象業種
- 教育・人材育成関連事業者
- 利用目的
- DX・IT導入、人材確保・雇用
- 対象地域
- 全国
- 従業員数
いくら
- 補助上限額
- 上限6,800万円
- 補助率
- 5分の4以内
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2025年1月22日〜2025年2月14日(終了)

誰が申請できる制度なのか、まず線を引く
「地域デジタル人材育成」という名前から、地方の中小企業がDX研修費用の補助を受けられる制度だと勘違いされやすい制度です。実際の申請者は、DX人材育成のケーススタディ教育プログラムそのものを企画・運営する事業者(教育コンテンツの提供側)です。研修を受ける側の中小企業が個別に申請する制度ではありません。自社がDX研修を受けたいだけなら、この補助金の対象外です。教育プログラムを開発・提供するビジネスを検討している事業者向けの制度と理解しておくと、申請の可否がはっきりします。
補助率4/5以内という高さの背景
補助率5分の4以内は、他の多くの補助金と比べて高い水準です。実在の企業データを使ったケーススタディ教材の開発には初期投資がかかりやすく、その負担を軽くすることで、質の高い教育プログラムの供給を増やす狙いがあると考えられます。
今から申請できるか。次年度への備え
令和7年度分の受付は終了しています。令和8年度も同種の枠組みで公募される見込みがあり、後継記事も存在します。DX人材育成の教育プログラムを企画している事業者は、令和8年度の公募要領を先に確認しておくと準備が進めやすくなります。
よくある質問
今から申請できますか?
できません。令和7年度分は2025年2月14日で受付を終了しています。令和8年度の公募情報は経済産業省の公式ページで確認してください。
中小企業がDX研修を受けるための補助金ですか?
違います。この補助金は教育プログラムを企画・運営する事業者向けです。研修を受ける中小企業側が直接申請する制度ではありません。
補助率はどのくらいですか?
5分の4以内です。上限は6,800万円です。
