生成AIの普及でデータセンターの数と電力消費が急増しています。24時間稼働する冷却設備は電力を大量に使う一方、地域の未利用エネルギーを活かせば脱炭素と地域貢献を両立できる可能性があります。令和7年度(補正予算)地域共生を目指したデータセンター脱炭素化設備導入支援事業は、その設備導入費用を環境省が支援する制度でしたが、2026年6月12日で募集を終了しています。
執行団体は一般社団法人地域循環共生社会連携協会(RCESPA)です。未利用再生可能エネルギー利用設備・蓄エネ設備、熱利用設備、排熱供給設備の導入などが対象になってきました。
データセンター脱炭素化設備導入支援事業の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(データセンター事業者・データセンターに設備を導入する事業者) |
| 制度名 | 令和7年度(補正予算)地域共生を目指したデータセンター脱炭素化設備導入支援事業 |
| 対象業種 | 情報通信業(データセンター運営・データセンター向け設備導入事業者) |
| 利用目的 | 未利用エネルギーを活用した未利用再エネ利用設備・蓄エネ設備、熱利用設備、排熱供給設備の導入 |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし(公式ページに記載なし) |
| 補助上限額 | 公式ページに記載なし(環境省・執行団体へお問い合わせください) |
| 補助率 | 公式ページに記載なし |
| 申請受付 | 2026年5月15日〜2026年6月12日(終了) |
| 公式サイト | Jグランツ「地域共生を目指したデータセンター脱炭素化設備導入支援事業」 |

「データセンター」の定義は思ったより広い可能性がある
この事業を検討する際、自社施設が「データセンター」に該当するかどうかで迷うケースがあります。大規模なクラウド事業者だけでなく、地域で自社サーバーを運用する中堅企業の施設も対象になり得る枠組みです。
- 確認したいこと:自社(または委託先)のサーバー施設周辺に、雪冷熱・地下水・温泉排熱などの未利用エネルギー源があるか
- 次回公募への備え:どの未利用エネルギーを、どの設備で活用するかの構想を事前に整理しておくと、公募開始時にすぐ動けます
「脱炭素化」と「地域共生」の両方を満たす計画かどうかが評価の軸になりやすい制度です。単なる省エネ設備の入れ替えだけでなく、地域との関わりをどう組み込むかを考えておくと、次回公募での準備が進めやすくなります。
よくある質問
今から申請できますか?
できません。募集は2026年6月12日に終了しています。次回公募の有無は環境省・執行団体(RCESPA)の公式ページで確認してください。
対象になる設備は何ですか?
未利用再生可能エネルギー利用設備・蓄エネ設備、熱利用設備、排熱供給設備などが対象とされてきました。詳細は公式ページの公募要領でご確認ください。
二次公募との違いは何ですか?
同一事業の別回次にあたる可能性があります。募集期間や個別要件は回次ごとに異なる場合があるため、それぞれの公募要領で確認してください。
