自動運転トラクターやセンサー搭載コンバインは魅力的だが、価格が数百万円単位だと導入をためらう。福知山市の「スマート農業DX導入支援事業補助金」は、そこに大きく踏み込んだ制度です。
対象経費(税抜50万円以上)の3分の2以内・上限1,300万円という、市の補助金としてはかなり大きな金額です。ただし対象は誰でもよいわけではなく、土地利用型作物を20ヘクタール以上栽培する認定農業者・認定新規就農者・3戸以上の農業者団体に限られます。
福知山市スマート農業DX導入支援事業補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(認定農業者・認定新規就農者・農業者団体) |
| 制度名 | 福知山市スマート農業DX導入支援事業補助金 |
| 対象業種 | 農業(土地利用型作物の栽培) |
| 利用目的 | スマート農業機械の導入によるDX推進 |
| 対象地域 | 福知山市内で20ヘクタール以上の土地利用型作物を栽培していること |
| 従業員数 | 公式ページに記載なし(農業振興課へお問い合わせください) |
| 補助上限額 | 1,300万円(購入費用税抜の3分の2以内) |
| 補助率 | 3分の2以内 |
| 申請受付 | 公式ページに締切日の記載なし。予算残りわずかとの注記あり。事業完了期限は令和9年2月10日 |
| 公式サイト | 福知山市「福知山市スマート農業DX導入支援事業補助金」 |

20ヘクタールという線引きの意味
なぜ20ヘクタール以上という条件があるのでしょうか。自動運転トラクターやドローンは、面積が小さいほど費用対効果が出にくい機械です。広い面積で使ってこそ、削減できる作業時間・人件費が投資額に見合うため、対象規模が区切られていると考えられます(この点は公式ページに明記された理由ではなく、要件から読み取れる範囲にとどまります)。
自分の栽培面積が20ヘクタールに届かない場合は、3戸以上で構成する農業者団体としてまとまれば対象になる可能性があります。個人での栽培面積だけで判断せず、近隣の農業者との共同申請も検討してみてください。
対象になる機械の例
- 自動運転機能を搭載したトラクター・田植機
- センサー搭載コンバイン
- 自動操舵装置
- 農業用ドローン
- ラジコン草刈機
いずれも税抜50万円以上の購入費用であることが条件です。50万円未満の小型機器は対象外になります。
予算残りわずかの注記をどう読むか
公式ページには「予算残りわずか」との注記があります。締切日が決まっているわけではなく、予算がなくなり次第終了するタイプの制度です。導入を検討しているなら、機種の選定・見積取得を早めに進め、農業振興課に予算の残り状況を確認したうえで申請することをおすすめします。
よくある質問
中古機械の購入でも対象になりますか?
公式ページに記載がありません(農業振興課へお問い合わせください)。対象経費の例として挙がっているのはいずれも新規導入を想定した機械です。
個人農家でも申請できますか?
認定農業者・認定新規就農者であれば個人でも対象です。ただし栽培面積が20ヘクタール以上であることが条件です。
申請前に見積を取るだけなら問題ありませんか?
見積の取得自体は問題ありません。ただし、交付決定前に契約・発注してしまうと対象外になる可能性が高いため、契約は交付決定の通知を受けてからにしてください。
