IoTやAI、ロボットを導入したいが、費用がネックで踏み切れない——福井県内の中小企業のそんな悩みに応えたのが「令和2年度IoT・AI・ロボット等導入促進事業補助金」です。2020年6月26日をもって募集を終了しています。 この補助金は毎年度継続しているので、制度の内容を振り返りながら次年度に備えるポイントを整理します。
IoT・AI・ロボット等導入促進補助金(令和2年度)の要点まとめ
正式名:令和2年度IoT・AI・ロボット等導入促進事業補助金
だれが
- 申請者
- 事業者(法人・個人事業主)
- 対象業種
- 業種不問(福井県内の中小企業者等)
- 利用目的
- 設備投資、DX・IT導入
- 対象地域
- 福井県
- 従業員数
- 規定なし(中小企業者等)
いくら
- 補助上限額
- 最大1,000万円(IoT普及枠は200万円、AI等活用先進型モデル枠・ロボット等導入枠は1,000万円)
- 補助率
- 2分の1以内(2社以上のグループ申請は3分の2)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 終了(2020年4月20日〜2020年6月26日)

3つの枠で上限額が大きく違う
この補助金は3つの枠に分かれており、どの枠に該当するかで補助上限額が最大5倍違う設計でした。
- IoT普及枠: 補助率2分の1以内(グループ申請は3分の2)、上限200万円
- AI等活用先進型モデル枠: AIで新たな付加価値を生む先進的な事業、上限1,000万円
- ロボット等導入枠: ロボット活用で生産性・付加価値を高める取組、上限1,000万円
単にIoT機器を導入するだけならIoT普及枠(上限200万円)が中心になりますが、AIやロボットを組み合わせて生産性を大きく引き上げる計画であれば、より上限の高い枠を狙える設計でした。
グループ申請で補助率が上がる仕組み
2社以上の中小企業がグループで申請すると、補助率が2分の1から3分の2に引き上げられていました。 単独で導入するより、同業種・同地域の複数社で連携して導入する計画のほうが、補助率の面で有利な制度でした。
この補助金は現在も継続している
この令和2年度の枠には申請できませんが、この補助金自体は現在も継続実施されています。 福井県は年度ごとに公募を行っており、令和元年度・令和2年度と続けて実施されてきた実績があります。最新の公募内容・締切は福井県の公式ページで毎年度確認する必要があります。
よくある質問
今から申請できますか?
令和2年度の公募には申請できません。募集は2020年6月26日で終了しています。ただしこの補助金自体は年度ごとに継続実施されているため、最新の公募は福井県の公式ページでご確認ください。
補助上限額はいくらでしたか?
枠によって異なります。IoT普及枠は200万円、AI等活用先進型モデル枠とロボット等導入枠は1,000万円が上限でした。
1社だけでも申請できましたか?
できました。ただし2社以上のグループで申請すると補助率が2分の1から3分の2に引き上げられる仕組みがあったため、連携できる企業がいる場合は検討する価値がありました。
