補助金というと事業者向けの制度を思い浮かべがちですが、これは違います。医師個人が申請できる、福井県の奨励金です。
「嶺南地域医師確保・定着促進奨励金」は、福井県の嶺南地域にある指定医療機関に新たに常勤で勤務する医師に、県が直接お金を交付する制度です。1年継続で100万円、2年で150万円、3年で200万円。勤務を続けるほど金額が上がります。
嶺南地域医師確保・定着促進奨励金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 個人(医師本人) |
| 制度名 | 嶺南地域医師確保・定着促進奨励金 |
| 対象業種 | 指定なし(個人が申請) |
| 利用目的 | 医師の確保・定着(嶺南地域の指定医療機関への就業) |
| 対象地域 | 福井県嶺南地域の指定医療機関のみ(県全域が対象ではありません) |
| 従業員数 | 規定なし(個人が申請) |
| 補助上限額 | 1年継続100万円/2年継続150万円/3年継続200万円 |
| 補助率 | 定額(交付予定人数6人程度) |
| 申請受付 | 勤務開始から1か月以内(令和8年4月・5月開始は令和8年6月30日まで) |
| 公式サイト | 福井県「嶺南地域医師確保・定着促進奨励金」 |

自分は対象になるのか確かめる
対象になるのは、令和8年4月1日以降に嶺南地域の指定医療機関で勤務を始める、福井県職員以外の常勤医師です。次のいずれかに当てはまる必要があります。
- 地域枠奨学生医師、自治医科大学卒医師、嶺南奨学生医師、UIターン奨学生医師、特定診療科奨学生医師のいずれかで、修学資金の返還免除後5年以内
- 勤務開始の前後1か月以内に、嶺南地域以外から移住した医師
加えて、県税に滞納がないことも条件です。「地域枠出身」「奨学金を借りていた」という経歴に心当たりがある医師は、まず対象条件を照らし合わせてみるという手があります。
申請のタイミングを逃さない
申請期限は勤務開始から1か月以内と短く設定されています。勤務先が決まった時点で、すぐに申請の準備に入るという順番が安全です。令和8年4月・5月に勤務を始めた場合だけは、特例として令和8年6月30日まで猶予があります。
交付予定人数は6人程度とされており、対象条件を満たしていても申請のタイミングが遅れると受付枠に間に合わない可能性があります。
よくある質問
嶺南地域以外の医療機関でも対象になりますか?
なりません。対象は嶺南地域の指定医療機関に限られます。福井県全域が対象ではない点に注意してください。
申請するのは医師本人ですか、それとも勤務先の病院ですか?
医師本人が申請者です。ただし手続きの実務は勤務先の医療機関を通じて進めるケースもあるため、詳細は福井県健康医療局地域医療課にご確認ください。
修学資金の返還免除から5年を過ぎていたら対象外ですか?
対象要件は「返還免除後5年以内」です。5年を超えている場合は、移住要件(勤務開始前後1か月以内の嶺南地域外からの移住)に当てはまるかを確認してください。
