プラスチックごみの削減とリサイクル強化を後押しする補助金です。令和4年度3次公募は2022年9月26日で終了しています。上限44.9億円という規模から分かる通り、この予算枠は複数の事業者・複数の取組に配分される全体予算です。
この制度は個別企業が幅広く対象になる作りです。 他の巨大予算枠の補助金と違い、全業種の法人・個人事業主が申請できる余地があります。まずどの段階の取組に該当するかを確認するところから始めます。
廃プラスチックの資源循環高度化事業費補助金(3次公募)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主。プラスチック資源循環促進法に取り組む民間企業等) |
| 制度名 | 廃プラスチックの資源循環高度化事業費補助金(令和3年度補正・令和4年度3次公募) |
| 対象業種 | 汎用(製造・提供・リサイクルの各段階に関わる事業者) |
| 利用目的 | 設備投資(プラスチック資源循環に関する設備・体制整備) |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 44.9億円(予算枠全体。個別事業者の交付額はこれより小さい) |
| 補助率 | 1/2以内または1/3以内(事業類型により異なる) |
| 申請受付 | 2022年9月26日で終了 |
| 公式サイト | 経済産業省「廃プラスチックの資源循環高度化事業」 |

ここで押さえておきたい注意点
DB上の上限額「44.9億円」は、この公募回全体に配分された予算です。個別企業が受け取れる交付額ではありません。 実際の交付額は、申請する設備投資の規模や事業類型によって決まります。この点を取り違えると、金額の期待値が大きくずれます。
対象になる3つの段階
プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律にもとづき、次の3段階のどこかで取り組む事業者が対象です。
- 環境配慮設計(製造段階): プラスチック製品を環境に配慮した設計に切り替える取組
- 使用合理化(提供段階): ワンウェイプラスチック(使い捨てプラ12品目)の使用量を減らす取組
- 高度リサイクル(リサイクル段階): 廃プラスチックのケミカルリサイクルまたはマテリアルリサイクルを高度化する取組
補助率はこの類型によって1/2以内または1/3以内に分かれます。自社の取組がどの段階に当てはまるかで、補助率も変わるという点は事前に整理しておく必要があります。
3次公募と過去の公募回の違い
同じ令和3年度補正予算の中でも、公募は複数回に分けて実施されました。
- 2次公募: 2022年6月30日公募開始
- 3次公募: 2022年8月26日公募開始、2022年9月26日締切
この記事が対象にしているのは3次公募です。 現在は後継となる制度に移行しています。
後継制度を探す
現在プラスチック資源循環に関する設備投資を検討している場合は、経済産業省・日本有機資源協会(JORA)の最新の公募情報を確認することをおすすめします。制度名は年度ごとに変わることが多く、旧名称で検索すると古い要件が出てくるため注意が必要です。
よくある質問
今から申請できますか?
令和4年度3次公募(2022年9月26日締切)はすでに終了しています。プラスチック資源循環関連の補助金は年度ごとに後継事業として継続実施される傾向があるため、経済産業省の最新の公募情報をご確認ください。
個人事業主でも申請できますか?
対象となり得ます。公式資料では全業種の法人・個人事業主が対象とされています。ただし取組内容がプラスチック資源循環促進法にもとづく3段階(環境配慮設計・使用合理化・高度リサイクル)のいずれかに該当する必要があります。
上限44.9億円はもらえる金額ですか?
いいえ。これは公募回全体に配分された予算の総額です。個別事業者が受け取る交付額は、申請する設備投資の規模や補助率(1/2または1/3)によって決まります。
