同じ東松島市の脱炭素関連補助金でも、こちらは対象エリアが絞られています。「脱炭素先行地域づくり事業補助金」は、浅井・野蒜ケ丘一〜三など野蒜地区周辺の指定地域に限った制度です。市内全域が対象の「脱炭素重点対策加速化事業補助金」とは別物なので、住所が対象地域に入っているかをまず確認してください。
対象地域が狭い分、補助率は重点対策より高く設定されています。太陽光発電は市民・事業者とも価格の2/3、蓄電池は市民3/4・事業者3/4です。事業者向けのEVカーシェア導入は1台100万円と、この2制度の中でも金額の大きい枠です。
東松島市脱炭素先行地域づくり事業補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者・個人のどちらも |
| 制度名 | 令和8年度東松島市脱炭素先行地域づくり事業補助金 |
| 対象業種 | 指定なし(業種の制限記載なし) |
| 利用目的 | 太陽光発電・蓄電池の導入、EVカーシェア導入、充放電設備(V2H)設置(EVカーシェア・V2Hは事業者のみ) |
| 対象地域 | 浅井・中下・新町・亀岡東・亀岡西・亀岡南・東名・新東名・大塚・野蒜ケ丘一〜三の指定区域のみ |
| 従業員数 | 規定なし(事業者・個人のどちらも対象) |
| 補助上限額 | 太陽光発電(市民)70万円、蓄電池(市民)80万円、EVカーシェア(電気自動車)100万円/台、EVカーシェア(PHEV)60万円/台 |
| 補助率 | 太陽光発電2/3、蓄電池3/4、V2H3/4(事業者の太陽光発電・蓄電池は上限額の記載なし) |
| 申請受付 | 令和8年4月1日〜12月15日(先着順。予算上限に達し次第終了) |
| 公式サイト | 東松島市「脱炭素先行地域づくり事業補助金」 |

対象地域と補助設備の内訳
対象地域は次の11地区に限定されています。
- 浅井、中下、新町、亀岡東、亀岡西、亀岡南、東名、新東名、大塚、野蒜ケ丘一、野蒜ケ丘二、野蒜ケ丘三
この地域は東日本大震災後の高台移転先として整備されたエリアが中心です。市が脱炭素先行地域に選定したことで、他地域より手厚い補助を受けられる仕組みになっています。
| 区分 | 市民 | 事業者 |
|---|---|---|
| 太陽光発電 | 2/3(上限70万円) | 2/3(上限額の記載なし) |
| 蓄電池 | 3/4(上限80万円) | 3/4(上限額の記載なし) |
| EVカーシェア | 対象外 | 電気自動車100万円/台、PHEV60万円/台 |
| 充放電設備(V2H) | 対象外 | 3/4(上限額の記載なし) |
EVカーシェアは、車体価格の1/3のほうが上記の金額より低い場合は、その少ないほうの額が補助額になります。満額もらえるとは限らないので、見積時に確認しておくとよいでしょう。
申請前に必ず知っておきたい注意点
- 契約・着工前に交付決定を受ける必要があります。先に発注・契約すると対象外になります
- 受付期間は令和8年4月1日から12月15日までですが、先着順のため、期間内でも予算がなくなり次第終了します
- 事業者向けの太陽光発電・蓄電池・V2Hは補助率は決まっているものの、公式ページに上限額の明記がありません(東松島市SDGs・脱炭素社会推進課へお問い合わせください)
「交付決定」は、市が申請内容を審査したうえで正式に補助を認める通知のことです。採択の連絡だけで安心せず、この通知を受け取ってから工事契約に進んでください。
よくある質問
対象地域かどうかはどう確認すればいいですか?
町名で判断できますが、同じ町名でも一部が対象外になっているケースもあり得ます。番地まで含めた正確な確認は(東松島市SDGs・脱炭素社会推進課へお問い合わせください)。
市内全域対象の「重点対策加速化事業補助金」と両方申請できますか?
同じ設備について二重に補助を受けることはできません。対象地域内であれば、太陽光発電・蓄電池は補助率の高いこちらの先行地域づくり事業補助金を選ぶほうが有利になるケースが多いです。
EVカーシェアは個人でも申請できますか?
できません。EVカーシェアと充放電設備(V2H)は事業者のみが対象です。個人が使えるのは太陽光発電と蓄電池になります。
