光市内の店舗や事務所で使う古いエアコンや冷蔵庫を、省エネ型に入れ替える費用の最大3/4(上限60万円)を、光市が補助します。申請は2026年10月30日までですが、交付決定見込額が予算額の90%を超えている(9月4日時点)ため、期限の前に締め切られることがあります。
光市 省エネ対策支援補助金の要点まとめ
正式名:光市エネルギー価格高騰対応中小企業者等省エネ対策支援補助金
だれが
- 申請者
- 事業者(法人・個人事業主)
- 対象業種
- 業種の指定なし(冷凍庫・冷蔵庫は飲食関係のみ)
- 利用目的
- エアコン・LED照明・冷凍冷蔵庫・温水機器への入れ替え
- 対象地域
- 山口県光市
- 従業員数
- 会社は常時使用する従業員2,000人以下
いくら
- 補助上限額
- 60万円(1事業者1回限り)
- 補助率
- 1/2以内(すべて市内事業者から購入は3/4以内)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2026年4月24日〜2026年10月30日(予算がなくなり次第終了)
- 事業の完了
- 2026年12月25日まで
うちの会社は対象になる?
次の3つにすべて当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 3
個人事業主は、光市内に住んでいることも条件です。会社や医療法人などの規模の条件は、常時使用する従業員が2,000人以下という内容で、ふつうの中小企業はほぼ当てはまります。
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 設備が新設や増設(入れ替えでない)
- ✕ 中古品・リース・レンタルの設備
- ✕ 国や他の自治体の補助を受ける設備
- ✕ 飲食と関係ない冷凍冷蔵庫の入替
このほか、公共法人、宗教活動や政治活動が主な目的の者、風俗営業を営む者、暴力団と関係のある者も対象外です。他の補助や委託費など、国や自治体の金銭給付と重なる設備も対象になりません(誓約書兼同意書の項目)。
冷凍庫・冷蔵庫(ショーケースを含む)は、飲食業か飲食料品の販売が中心で、その飲食料品を保存する事業者に限られます。エアコン・LED照明・温水機器は、業種を問いません。
どの設備も、省エネ基準達成率100%以上であることが条件です。国の基準(トップランナー基準)を満たす製品に付く緑色のマークで確かめられます。マークがなければ、メーカーか販売店に「省エネ性能証明書」を出してもらいます。
いくら戻ってくる?
補助率は、設備をどこから買うかで決まります。上限はどちらも60万円です。
| 購入先 | 補助率 | 60万円に届く対象経費 |
|---|---|---|
| すべて市内事業者 | 3/4以内 | 80万円 |
| 市外事業者を含む | 1/2以内 | 120万円 |
対象経費には消費税を含めません。算出した額の1,000円未満は切り捨てです。
- 飲食店が冷蔵庫と業務用エアコンを市内業者から買う:48万円 × 3/4 = 36万円
- 美容室が照明をLEDにして、市外の業者から買う:30万円 × 1/2 = 15万円
- 事務所がエアコン5台を市内業者から入れ替える:100万円 × 3/4 = 75万円 → 上限の60万円
同じ設備なら、市内の業者から買ったほうが自己負担は小さくなります。見積もりを取るときは、購入先を市内業者にそろえた場合の金額も出してもらうと比べられます。市外の業者の品が1つでも混じると、全体が1/2以内になります。
何に使える?
対象にならないもの
- 設備のなかった場所への新設
- 中古品・リース・レンタルの設備
- 管球だけの交換(LED照明器具ごとの交換は対象)
- 消費税、各種保証・保険料、リサイクル料、振込手数料
- 自社内部の取引で生じた経費
対象になるもの
- 対象設備の購入費
- 据付工事費
- 古い設備の撤去工事費と処分費
古い設備を下取りに出すときは、下取りの対価を差し引いた額が対象経費です。
申請の流れ
- 見積もりとカタログを集める(事業者→販売店。内訳が分かるもの。「一式」は不可)
- 光商工会議所に申請書類を出す(事業者→光商工会議所。10月30日まで。窓口持参か郵送で、郵送は当日消印有効)
- 交付決定を待つ(光市→事業者。審査結果は1〜2週間が目安。通知の前に契約や購入をしない)
- 設備を入れて支払う(事業者。12月25日までに完了)
- 実績報告を出す(事業者→光市 商工振興課。完了日から30日以内か12月25日のいずれか早い日まで)
- 請求書を出す(交付額確定の通知を受けたら、速やかに)
交付決定とは、市が補助金を出すと決める正式な通知です。通知の日より前に契約・購入・設置・支払いを始めた分は、対象外になります。請求の内容に不備がなければ、振込は2〜3週間後が目安です。
必要な書類
準備できた 0 / 10
このほか、市が追加の書類を求めることがあります。市税の完納証明書は、2026年4月1日以降で、申請前1か月以内に発行されたものに限ります。事業所の確認書類は、履歴事項全部証明書、営業許可証、確定申告書類、開業届などです。法人は、完納証明書で市内の事業所が確認できれば、事業所の確認書類は要りません。
省エネ性能証明書は、緑色のマークがある設備なら要りません。所有者の承諾書は、設置場所が賃貸物件のときだけ出します。省エネ性能証明書と所有者の承諾書の様式は、市の案内ページにあります。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 交付決定の前に着手した:契約・購入・設置・支払いのどれかが通知より前だと、補助の対象外になります。
- 予算がなくなった:申請は先着順です。10月30日より前でも、予算の上限に達すると終了します。
- 設備を勝手に処分した:法定耐用年数の間に売却・譲渡・廃棄などをするときは、財産処分届出書を出します。偽りや目的外の使用があると、交付決定が取り消され、返金を求められます。
受付の状況と、申請前に確かめること
光市の案内ページは、2026年9月4日の更新で「申請期間を2か月延長します」と告知しました。受付は10月30日(金曜日)までです。
同じ日に「交付決定見込額が予算額の90%を超えました」とも告知しています。残りの予算額は公表されていません。編集部としては、見積もりを取る前に、光商工会議所か商工振興課へ電話で受付が続いているかを確かめることを勧めます。
申請は1事業者1回限りです。法人は法人単位で1回になります。
よくある質問
エアコンを新しく付ける場合も対象ですか?
対象になりません。この補助金は、すでに使っている設備を省エネ型に入れ替える工事が条件です。要綱は「既存設備の更新を伴わない新規設置の設備」を対象外としています。エアコンのなかった倉庫に新しく付ける、照明のなかった場所に増やすといった工事は当てはまりません。
小売店でも冷蔵庫の補助を受けられますか?
食品を扱う店でなければ受けられません。冷凍庫・冷蔵庫は、飲食業か飲食料品の販売が主な事業で、その飲食料品を保存する目的で使う事業者に限られます。雑貨店や衣料品店は当てはまりません。エアコンとLED照明と温水機器は、業種を問わず対象です。判断に迷う事業は、商工振興課(0833-72-1519)に申請前に聞いてください。
市外の業者から買うと、補助は受けられませんか?
受けられます。補助率が1/2以内になるだけです。市内事業者からすべて買った場合は3/4以内になります。上限は60万円で変わりません。対象経費が80万円のとき、市内の業者なら60万円、市外を含むと40万円です。買う設備のうち1つでも市外の業者の品が入ると、全体が1/2以内になります。
LEDは電球だけ替えても対象になりますか?
対象になりません。対象はLED照明器具で、管球だけを交換する工事は外れます。既存の照明器具をLED照明器具に取り替える工事は対象です。器具ごとの交換でも、省エネ基準達成率100%以上であることが条件です。見積書には、器具の型番と台数が分かるように書いてもらいます。
見積書に「一式」と書かれていてもいいですか?
避けてください。申請では、設備の内訳が明確に分かる見積書やカタログの写しが要ります。実績報告で出す請求書・領収書の写しも、内訳が分かるものに限り、「一式」は認められていません。購入費と据付工事費と撤去・処分費を、行を分けて書いてもらうよう、見積もりの依頼時に伝えておくと安心です。
工事を先に始めてしまいました。申請できますか?
交付決定より前に契約・購入・設置・支払いのどれかを始めた設備は、補助の対象外です。市の案内ページにも、必ず交付決定日以降に着手するよう書かれています。まだ契約も支払いもしていない別の設備があれば、その設備は申請できます。判断が難しいときは、光商工会議所(0833-71-0650)か商工振興課に事前に相談してください。
申請書類はどこに出しますか?
光商工会議所(光市島田四丁目14番15号)に出します。光市役所ではありません。窓口に持参するか、郵送します。郵送は当日消印が有効です。一方で、申請内容の変更と実績報告は、光市の商工振興課の窓口が提出先です。提出先が2か所に分かれているので、書類を出す前に、どちらの宛先か確かめてください。
交付決定まで、どのくらいかかりますか?
審査結果は1〜2週間が目安で、文書で届きます。目安であり、確約された日数ではありません。申請は先着順で、交付決定見込額がすでに予算額の90%を超えているため、書類に不備があると出し直しの間に予算が尽きるおそれがあります。見積書、完納証明書などを先にそろえてから出すのが安全です。
設備はいつまでに設置すればいいですか?
交付決定の日以降に着手し、2026年12月25日までに完了させる必要があります。実績報告は、完了日から30日以内か12月25日のいずれか早い日までです。たとえば12月10日に完了した場合、30日後の1月9日より12月25日が早いので、12月25日までに出します。年末に近い工事は、業者の予定を早めに押さえてください。
補助金はいつ振り込まれますか?
実績報告を審査して交付額確定の通知が届き、請求書を出したあとです。請求内容に不備がなければ、概ね2〜3週間後に振り込まれます。口座は申請者名義に限り、他人名義の口座には払えません。補助金が入るまでは、設備の代金を事業者が先に支払う必要があります。
補助を受けた設備を、あとで売ってもいいですか?
法定耐用年数の間は、売却・譲渡・交換・貸与・担保・廃棄をするときに、財産処分届出書を市に出す必要があります。届けずに処分すると、決まりに違反したとして交付決定が取り消されることがあります。補助金が払われたあとなら、期限を決めて返金を求められます。設備は耐用年数の間、適正に管理してください。
問い合わせ先はどこですか?
制度の内容は光市の商工振興課 商工労政係(0833-72-1519)が窓口です。申請書類の受付は光商工会議所(0833-71-0650)です。予算の残りは、公式ページには載っていません。申請の前に、光商工会議所か商工振興課へ電話で問い合わせてください。最新の内容は、市の案内ページにも掲載されます。
複数の事業所があるときは、何回申請できますか?
1事業者につき1回限りです。法人は法人単位の申請で、法人全体で1回になります。エアコンと冷蔵庫など、複数の設備は1回の申請にまとめて載せます。あとから設備を追加することは、変更承認の手続きでもできません。入れ替えたい設備は、最初の申請に全部入れてください。
