求人を出しても応募が来ない。常陸太田市は、その情報発信費用と職場改善費用を補助します。
対象は、市内に主たる事業所を持つ中小企業者です。求人サイトへの掲載費に上限10万円、働き方改革の研修費に上限20万円。補助率は事業内容によって1/2または2/3と変わります。
常陸太田市人材確保支援事業費補助金の要点まとめ
正式名:常陸太田市人材確保支援事業費補助金
だれが
- 対象業種
- 業種指定なし(市内に主たる事業所を有する中小企業者)
- 利用目的
- 求人情報の発信、働き方改革の取り組みによる人材確保
- 対象地域
- 茨城県常陸太田市(市内に主たる事業所があること)
- 従業員数
- 中小企業者であること(規模区分の詳細は交付要項をご確認ください)
いくら
- 補助上限額
- 10万円〜20万円(事業区分により異なる)
- 補助率
- 1/2〜2/3(事業区分により異なる)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 公式ページに具体的な受付期間の記載なし(市長が別途定める)
- 公式サイト
- https://www.city.hitachiota.ibaraki.jp/page/page007967.html

2つの事業区分と、それぞれの上限額
この補助金は、2つの事業区分に分かれています。自社の課題が「募集の入口」か「職場の中身」かで、使う区分が変わります。
求人情報発信支援事業(採用の入口を整える取り組み)
| 対象経費 | 上限額 | 補助率 |
|---|---|---|
| 就職サイトへの掲載費用 | 10万円 | 1/2 |
| 県外での就職説明会への参加費用 | 上限の明記なし | 1/2 |
| Web説明会の導入費用 | 20万円 | 1/2 |
働き方改革推進支援事業(職場そのものを変える取り組み)
| 対象経費 | 上限額 | 補助率 |
|---|---|---|
| 研修の実施費用 | 20万円 | 2/3 |
| 制度改善コンサルティング費用 | 上限の明記なし | 2/3 |
| ICT導入費用 | 上限の明記なし | 2/3 |
| アドバイザー支援費用 | 上限の明記なし | 2/3 |
同一年度に申請できるのは、1事業者につき1事業だけです。 求人発信と働き方改革の両方をやりたい場合でも、その年度はどちらか一方を選ぶ必要があります。
補助額をシミュレーションする
求人情報発信支援事業を使うケースを考えます。就職サイトへの掲載費用が18万円かかった場合、補助率1/2で9万円。上限10万円以内なので、そのまま9万円が補助されます。
働き方改革推進支援事業ではどうでしょうか。ICTツールを導入し、勤怠管理と有給申請をシステム化する費用が30万円だったとします。補助率2/3なら20万円ですが、上限20万円までしか受け取れません。自己負担は10万円に抑えられます。
研修費で上限に届く水準も見ておきます。管理職向けの研修を1人あたり5万円、6人分で30万円かけた場合、補助率2/3で20万円。残り10万円が自己負担という計算です。
申請前に確認すべき3つの条件
対象になるには、次の3つを満たす必要があります。
- 市内に主たる事業所を持つ中小企業者であること
- 市税等の滞納がないこと
- 同一内容の事業について、他の公的機関から補助を受けていないこと
国の人材確保等支援助成金は、常陸太田市のこの補助金と似た「要件を満たせば支給される」タイプの制度です。ただし国の助成金は、雇用管理制度の導入前に計画届を出す必要があるなど、手続きの順番を間違えると対象外になる仕組みがあります。市の補助金とあわせて活用を検討する場合、この順番管理が特に重要です。
よくある質問
求人情報発信支援事業と働き方改革推進支援事業、両方を同じ年度に使えますか?
使えません。同一年度につき、1事業者が申請できるのは1事業のみです。どちらを優先するか、自社の課題に応じて先に決める必要があります。
個人事業主でも対象になりますか?
対象は「中小企業者」と定められています。個人事業主が対象になるかは、事前に商工業振興課へ確認することをおすすめします。
受付期間はいつからいつまでですか?
公式ページには具体的な期日の記載がありません。「市長が別途定める」とされているため、募集の有無や時期は常陸太田市の担当課へ直接問い合わせて確認してください。
