宿泊施設を経営していないと使えないのか。そうとは限りません。 北海道の「観光地づくり加速化補助金」は、旅館・ホテル・簡易宿泊所が設備投資に使えるだけでなく、整備計画を提出すれば観光協会や観光DMOも対象になります。上限額は1宿泊施設または1整備計画あたり200万円です。
観光地づくり加速化補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 観光地づくり加速化補助金 |
| 対象業種 | 宿泊業(旅館・ホテル・簡易宿泊所)、観光協会・観光DMO・観光関連事業者 |
| 利用目的 | 受入機能の向上・省力化・観光コンテンツの充実化に向けた設備導入 |
| 対象地域 | 北海道内 |
| 従業員数 | 公式ページに記載なし(観光振興課へお問い合わせください) |
| 補助上限額 | 1宿泊施設または1整備計画あたり200万円 |
| 補助率 | 対象経費の1/2以内 |
| 申請受付 | 2026年8月3日〜10月30日(予算上限到達次第、期限前に終了) |
| 公式サイト | 観光地づくり加速化補助金ホームページ |

対象になる事業者・ならない事業者
- 対象になる: 道内で旅館業の許可を得て旅館・ホテル・簡易宿泊所を営む事業者。道内に拠点を持ち、地域の整備計画を提出する観光協会・観光DMO・観光関連事業者
- 対象にならない: 整備計画を伴わない一般的な観光関連支出(宿泊を伴わない飲食店単体の設備投資など)
宿泊施設は単独で自社設備に申請でき、観光協会・DMOは地域単位の整備計画を作って申請する、という2つの入り口がある制度です。自社の設備更新だけでなく、地域の受入環境を面で整える取組みも対象にしている点が、単純な宿泊業向け補助金と違うところです。
対象経費の具体例
| 経費区分 | 具体例 |
|---|---|
| 需用費 | 消耗品・印刷製本費等 |
| 備品購入費 | 自動チェックイン機、電動自転車、Wi-Fiルーター |
| 工事請負費 | バリアフリー化工事、多言語翻訳システムの設置工事 |
自動チェックイン機を1台80万円で導入すれば、補助率1/2で40万円が補助されます。バリアフリー化工事とWi-Fi環境整備を組み合わせて対象経費400万円になれば、上限の200万円にちょうど届きます。
よく誤解されるポイント:申請開始はまだ先
この制度は2026年8月1日時点でまだ受付が始まっていません。 申請期間は2026年8月3日〜10月30日です。「観光地づくり加速化補助事業」という別名でも同じ制度が案内されており、どちらの名前で検索しても中身は同じ制度です。
予算上限に達した時点で、10月30日を待たずに受付が終了する可能性があります。準備が整い次第、早めの申請が有利です。
申請受付までのスケジュール
- 公式ホームページで手引きを確認: destilab.pref.hokkaido.lg.jp
- 申請受付開始: 2026年8月3日(月)
- 申請締切: 2026年10月30日(金)(予算上限到達次第、期限前に終了)
よくある質問
民泊(住宅宿泊事業法の届出施設)は対象になりますか?
公式ページで対象として明記されているのは旅館・ホテル・簡易宿泊所です。民泊での申請を検討する場合は、観光地づくり加速化補助金事務局コールセンター(TEL: 011-213-1780、9:30〜17:30、土日祝日・年末年始除く)へ事前にご確認ください。
観光協会が申請する場合、対象施設は決まっていますか?
整備計画の提出が条件です。地域の受入環境向上に資する整備計画であれば、特定の1施設に限らず面的な取組みとして申請できます。詳しい計画の作り方は公式ホームページの手引きをご確認ください。
1事業者が複数施設ぶん申請できますか?
上限額は「1宿泊施設または1整備計画あたり200万円」と定められています。複数施設を運営している場合の扱いは、事務局へのメール(hkd_kanko.kasokuka@nta.co.jp)でご確認ください。
