介護福祉士の資格を持って伊賀市内の障害福祉サービス事業所へ就職すると、5万円が出ます。6か月続けるとさらに5万円、市外から引っ越してきた人にはもう5万円が加わります。合わせて最大15万円を、伊賀市が働く本人に支給します。
ただし対象は2026年4月1日以降に新しく就職した人です。3月までに市内の事業所で働いていた人や、同じ法人内の異動で市内に来た人は入りません。申請は就職したときと6か月勤めたときに出す形で、公式ページにもFAQにも締切は書かれていません。就職が決まったら障がい福祉課へ早めに確かめるという手があります。
伊賀市障害福祉サービス事業所等就労支援金の要点まとめ
正式名:伊賀市障害福祉サービス事業所等就労支援金
だれが
- 申請者
- 個人(本人)
- 対象業種
- 指定なし(個人が申請)
- 利用目的
- 障害福祉サービス事業所への就職と定着
- 対象地域
- 三重県伊賀市(市内の対象事業所に就職)
- 従業員数
- 規定なし(個人が申請)
いくら
- 補助上限額
- 15万円
- 補助率
- 定額(区分ごとの一律支給)
いつ・どこへ
- 申請受付
- 通年(就職時・6か月勤務後に申請。締切の記載なし)
自分は対象になる?
次の4つにすべて当てはまれば、対象の見込みです。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 4
週20時間以上は、雇用保険・健康保険・厚生年金保険の3つすべてに加入している働き方が条件です。正社員でなくても、パートやアルバイトで条件を満たせば対象になります。資格は市の別表で決まっていて、公式ページとFAQには社会福祉士・介護福祉士・看護師・保育士が例に出ています。別表の全体は公式ページで確認できませんでした。申請書には、6か月以上続けて勤める見込みがあるか、すでに6か月たっていることを確認する欄もあります。
次のどれかに当たると対象外です。
- ✕ 3月以前から市内の事業所で働いている
- ✕ 同じ法人内の異動・転勤で市内へ来た
- ✕ 市内の福祉・介護事業所を退職して1年未満
- ✕ 保育士等の就労奨励金を受けた
市内の障害福祉サービス事業所か介護事業所を辞めてから1年以上たっていれば、再就職でも他の条件を満たせば対象です。過去にこの支援金を受けた人も対象外です。伊賀市保育士・幼稚園教諭等就労奨励金を受けた人は、保育士の資格で障害児通所支援事業所(放課後等デイサービスなど)に就職しても受け取れません。
住所の条件はありません。伊賀市外に住んだまま市内の事業所に通う場合も対象です。申請書には、市の職員が住民票を確認することへの同意欄があります。
いくら受け取れる?
支給は4区分です。
| 区分 | 支給額 | 条件 |
|---|---|---|
| 就職時 | 5万円 | 資格があり、週20時間以上の条件で就労を始めた |
| 6か月継続 | 5万円 | 市内の対象事業所で6か月以上続けて勤務した |
| 転入 | 5万円 | 採用決定の日から6か月以内に伊賀市へ転入し、6か月以上勤務した |
| 研修修了(ガイドヘルパー) | 2万円 | 指定の移動支援従事者養成研修を修了して就労した |
最大の15万円は、就職時・6か月継続・転入の3つを合わせた額です。
- 市内に住む介護福祉士が市内の事業所に就職:5万円 × 2区分 = 10万円
- 市外から引っ越して看護師として就職:5万円 × 3区分 = 15万円
- 資格がなく、研修を修了してガイドヘルパーとして就労:2万円
研修修了の2万円は、就職・継続・転入の分と一緒には受け取れません。ガイドヘルパーとして就労した場合は、この3つが対象外になると公式ページの注意事項に書かれています。
転入分の5万円は、6か月継続の申請と同じタイミングで出ます。FAQの書き方では、転入した人は継続時に10万円(継続5万円と転入5万円)です。採用決定の日から6か月以内に住民票を移していることが条件です。
資格がなくても使える?
資格(別表に定めるもの)がない人は、原則として就職・継続・転入の分は対象外です。
例外が、伊賀市が指定する移動支援従事者(ガイドヘルパー)の養成研修です。指定を受けた事業者の研修を修了し、ガイドヘルパーとして対象事業所に新しく就労すれば、資格の有無にかかわらず2万円が出ます。
どう申請する?
申請するのは本人です。事業所が代わりに出す制度ではありません。
- 採用が決まった日をひかえる(本人。転入の6か月は、採用決定の日から数えます)
- 様式第1〜3号を市の案内ページから取る(本人→伊賀市のウェブサイト)
- 就職時の分を申請する(本人→伊賀市障がい福祉課。交付申請書・就業証明書・資格証の写し・通帳の写し)
- 6か月勤めたら継続分と転入分を申請する(本人→障がい福祉課。勤務状況報告書を加える)
就職時の申請と6か月継続時の申請は、まとめて1度に出すこともできます。提出の締切は、公式ページにもFAQにも書かれていません。
必要な書類
準備できた 0 / 6
就業証明書と勤務状況報告書は、勤務先の事業所から証明を受けます。勤務状況報告書は6か月継続の申請で加えます。修了証明書の写しはガイドヘルパー研修の区分だけで要ります。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 休業で6か月が途切れる:育児休業などで長く休むと、休む前の期間はリセットされ、復帰した時点から改めて6か月続けて勤める必要があります。
- 市外の事業所へ転勤した:市内の事業所のまま転勤するなら継続勤務とみなされます。市外へ転勤すると、市内で勤めた期間は6か月に満たず、継続分は対象外です。
- 同じ法人内の異動で市内に来た:新規就労とみなされず、交付の対象外です。
- 転入の期限を過ぎた:採用決定の日から6か月以内に住民票を移していないと、転入分は出ません。
- 3月以前から働いている:2026年4月1日より前に就労した人は、就職時の区分に当たりません。
よくある質問
2026年3月以前から市内の事業所で働いていますが、対象になりますか?
対象になりません。この支援金は、2026年4月1日以降に対象事業所へ新しく就労した人が対象です。すでに働いている人が後から申請する形は、FAQで明確に否定されています。同じ法人の別の事業所から伊賀市内へ異動した場合も、新規就労とはみなされず対象外です。就職の時期が4月1日をまたぐ人は、採用が決まった日付を確かめておくと安心です。
パートやアルバイトでも受け取れますか?
受け取れます。正社員でなくても、週の所定労働時間が20時間以上で、雇用保険・健康保険・厚生年金保険のすべてに加入していれば対象です。逆に、正社員でも週20時間に届かない契約や、3つの保険のどれかに入っていない働き方は条件を満たしません。資格の条件もあわせて必要なので、契約書の時間と保険の加入状況を就職前に確かめておくと分かりやすくなります。
伊賀市に住んでいる人は15万円もらえませんか?
最大15万円に届くのは、市外から転入した人です。すでに市内に住んでいる人は、転入分の5万円がなく、就職時の5万円と6か月継続の5万円を合わせた10万円が上限になります。転入分は、採用決定の日から6か月以内に伊賀市へ住民票を移し、その事業所で6か月以上勤めた場合に出ます。市外に住んだまま通勤する人にも、住所の条件はありません。
市内の別の福祉事業所から転職した場合は対象ですか?
退職した時期で変わります。市内の障害福祉サービス事業所または介護事業所を退職してから1年がたっていない場合は対象外です。1年以上あいていれば、他の条件を満たしている限り対象になります。同じ法人の中での異動や転勤は、期間にかかわらず新規就労と認められません。転職を考えている人は、前の職場を辞めた日付を先に確かめておくと判断しやすくなります。
6か月たつ前に転勤になったら、継続分は出ますか?
転勤先が伊賀市内の対象事業所なら、継続して勤務しているものとして数えられます。転勤先が市外の事業所だった場合は、市内で勤めた期間だけが対象になり、6か月に満たないので継続分は出ません。転勤後の期間も対象外です。法人が市外にも事業所を持っている場合は、異動の時期を事前に事業所と相談しておくと、継続分を逃さずに済みます。
育休を取ったら、6か月はどう数えますか?
勤務を始めてから6か月のあいだに育児休業などの長期休暇を取ると、休業前の期間はリセットされます。復帰した時点から、改めて6か月続けて勤務する必要があります。継続分と転入分を受け取るつもりなら、休業の予定がある人は時期を事業所と早めに話しておく手があります。休業が6か月の数え方にどう響くかは、障がい福祉課に電話で確かめられます。
資格がなくても受け取れますか?
就職・継続・転入の分は、市の別表に定める資格がないと対象外です。例外は、伊賀市が指定する移動支援従事者(ガイドヘルパー)養成研修を修了し、ガイドヘルパーとして対象事業所に新しく就労する場合です。この場合は資格の有無を問わず2万円が出ます。研修分を受け取った人は、就職・継続・転入の分は対象外になります。
保育士の資格で放課後等デイサービスに就職しても対象ですか?
対象になります。保育士は対象資格に含まれ、障害児通所支援事業所(放課後等デイサービスなど)も対象事業所です。ただし、伊賀市保育士・幼稚園教諭等就労奨励金をすでに受けている人は、この支援金を受け取れません。ほかの奨励金を受けていないかどうかは、申請の前に確かめておくと間違いがありません。
申請は本人と事業所のどちらがしますか?
本人が申請します。交付申請兼請求書(様式第1号)を自分で作り、勤務先の事業所から就業証明書(様式第2号)と勤務状況報告書(様式第3号)の証明を受けて、資格証の写しなどと一緒に伊賀市へ出します。事業所は証明を出す側です。証明書を発行してもらう時間を見込んで、事業所の担当者に早めに声をかけておくと、書類がそろうのが遅れません。
申請はいつ出せばよいですか?
就職時の分と、6か月継続の分は、それぞれのタイミングで申請できます。まとめて1度に出すこともできます。ただし、公式ページにもFAQにも、提出の締切は書かれていません。6か月たってから出すのか、どこまでに出すのかは、障がい福祉課(電話 0595-22-9657)に就職の時点で確かめておくと、期限を気にせず準備を進められます。
受け取った支援金に税金はかかりますか?
税務申告が必要になる場合があります。公式のFAQは、詳しくは最寄りの税務署か、住んでいる自治体の住民税の担当窓口に問い合わせるよう案内しています。課税の扱いは人によって異なるため、金額だけを見て判断せず、受け取る前に確かめておくと安心です。支給の時期や振り込みの予定は、申請のあとに市から案内があるかどうかも、課で確認できます。
問い合わせ先はどこですか?
伊賀市役所 健康福祉部 障がい福祉課(電話 0595-22-9657)です。対象の資格が別表に入っているか、転勤や休業があるときの数え方、申請の期限などで迷ったら、申請の前に電話で確かめておくと出し直しを防げます。公式ページにはお問い合わせフォームもあります。ファックスは0595-22-9662です。
