原子力発電の次世代技術に関わる補助金です。令和7年度分は2025年6月16日で公募が終了しています。上限27億円という規模から、この制度が想定しているのは原子力関連の技術開発を担う大手メーカー・民間団体であることが読み取れます。
次世代革新炉の開発・建設に向けた技術開発・サプライチェーン構築支援事業補助金(令和7年度)の要点まとめ
正式名:次世代革新炉の開発・建設に向けた技術開発・サプライチェーン構築支援事業補助金
だれが
- 申請者
- 事業者(次世代革新炉の技術開発・サプライチェーン構築に取り組む民間団体等)
- 対象業種
- 汎用(原子力関連の製造・技術開発業)
- 利用目的
- 販路開拓・展示会、研究開発・実証
- 対象地域
- 全国
- 従業員数
- 規定なし
いくら
- 補助上限額
- 27億円(予算枠全体)
- 補助率
- 1/2
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2025年6月16日で終了。令和7年度補正でも継続実施

「次世代革新炉」とは何を指すか
次世代革新炉とは、新たな安全メカニズムを組み込んだ次世代の原子炉のことで、公式資料では革新軽水炉および小型軽水炉がこの補助金の対象として挙げられています。従来の原子炉技術に、より高い安全性を持たせた設計が特徴です。
この補助金は、こうした次世代炉の実現に向けた技術開発費とサプライチェーン高度化に要する経費の一部を助成するものです。「サプライチェーン高度化」という言葉が示す通り、原子炉本体だけでなく、それを支える部品・素材の供給網を整備する取組も対象に含まれます。
補助率1/2の内訳
補助率は1/2と、他の巨大予算枠の制度と比べても分かりやすい設計です。技術開発とサプライチェーン構築の両方に、事業者側も相応の負担をする前提になっています。全額補助ではないため、投資判断には自己資金の確保が必須です。
令和7年度から令和7年度補正への継続
この制度は令和7年度補正予算でも実施されており、東芝など大手電機・エネルギー企業の採択実績が公表されています。原子力関連の技術開発・製造を手がける事業者にとっては、継続してチャンスがある分野と考えてよいでしょう。
よくある質問
今から申請できますか?
令和7年度分(2025年6月16日締切)はすでに終了しています。令和7年度補正でも継続実施されているため、資源エネルギー庁の最新の公募情報をご確認ください。
中小企業でも対象になりますか?
公式資料に企業規模の明確な制限は示されていませんが、原子炉本体やサプライチェーンの高度化に関わる技術力・供給体制が前提になるため、実質的には原子力関連の技術・製造基盤を持つ事業者が中心になります。
補助率はどれくらいですか?
1/2です。技術開発・サプライチェーン構築にかかる経費のうち、半分は事業者側の負担になります。
