自動車や工業製品を動かし続けるには、品質が確かな潤滑油が欠かせません。経済産業省「潤滑油の品質確保事業等への支援事業費補助金」は、中小の潤滑油メーカーが行う品質試験・認証の精度向上や、従業員向けの品質管理研修を補助する制度です。この記事で扱う令和4年度公募は、2022年3月2日で受付を終了しています。
潤滑油品質確保補助金の要点まとめ
正式名:令和4年度潤滑油の品質確保事業等への支援事業費補助金
だれが
- 申請者
- 事業者(実際に選ばれるのは執行団体1者。潤滑油関連の業界団体等が想定される)
- 対象業種
- 製造業(潤滑油関連の業界団体・製造事業者)
- 利用目的
- 創業・第二創業、人材育成・研修、安全・防災
- 対象地域
- 全国
- 従業員数
- 規定なし
いくら
- 補助上限額
- 上限6,700万円
- 補助率
- 3分の2以内
いつ・どこへ
- 申請受付
- 終了(〜2022年3月2日)

なぜこの補助金が必要とされているのか
多くの中小の潤滑油メーカーは、用途に応じて小ロット・多品種で製品を作っており、品質確保と安定供給の両立が課題です。さらに今後、EV(電気自動車)の普及によってエンジンオイルの需要が減っていくことが見込まれ、品質試験の精度検証や認証取得、従業員研修を通じて、品質を維持・向上させながら安定供給を続けられる体制を支援する狙いがあります。
誰が直接申請できるのか
原則として法人格を有する民間事業者・団体が対象ですが、実際に選ばれるのは公募を通じた執行団体1者です。個々の潤滑油メーカーがこの補助金に直接応募するのではなく、選ばれた執行団体が実施する品質試験の精度検証事業や研修事業に、会員企業として参加する形が想定されます。
対象になっていた取り組みの例です。
- 潤滑油の品質試験精度の検証・認証取得支援
- 潤滑油メーカー従業員向けの品質管理研修
- EV普及を見据えた需要構造の変化に対応する体制整備
今から申請できるか。次回への備え
この記事で扱う令和4年度公募は2022年3月2日で終了しています。この事業は毎年度継続的に実施されている制度です。 令和7年度も同様の枠組みで公募が行われています。
潤滑油の製造・品質管理に関わる業界団体・事業者は、資源エネルギー庁の公募情報ページを定期的に確認しておくことをおすすめします。
よくある質問
今から申請できますか?
できません。この記事で扱う令和4年度公募は2022年3月2日で受付を終了しています。同種の公募は毎年度継続しているため、最新の公募状況は資源エネルギー庁の公式ページで確認してください。
個々の潤滑油メーカーが直接申請できますか?
想定されていません。この補助金は業界団体等の執行団体を選ぶものです。個々のメーカーは、選ばれた執行団体が実施する品質試験・研修事業に参加する形になります。
補助率はどれくらいですか?
3分の2以内です。上限は6,700万円で、これは執行団体全体への補助額です。
