太陽光発電の大規模プロジェクトで、工事が2年がかりになる場合はどうすればいいのか。答えは「複数年度事業」の区分で申請することです。単年度事業の区分では、事業完了期限までに工事を終えられない計画は対象になりません。
「令和5年度補正予算 需要家主導型太陽光発電導入支援事業(第一次公募・複数年度事業)」は、需要家主導での太陽光発電導入のうち、複数年度にわたる計画を対象に支援する国の事業です。受付は2024年6月14日で終了しています。
需要家主導型太陽光発電支援(複数年度)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(需要家。小売電気事業者・発電事業者と一体で取り組む法人) |
| 制度名 | 令和5年度補正予算 需要家主導型太陽光発電導入支援事業(第一次公募・複数年度事業) |
| 対象業種 | 電気・ガス・熱供給・水道業 |
| 利用目的 | 太陽光発電の導入拡大、脱炭素化 |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 制限なし |
| 補助上限額 | 個社上限の定めなし(第一次公募予算枠162.3億円の内数として採択) |
| 補助率 | 自治体連携型2/3以内、それ以外1/2以内(蓄電池は別途1/3〜1/4以内) |
| 申請受付 | 終了(2024年4月26日〜2024年6月14日) |
| 公式サイト | Jグランツ「需要家主導型太陽光発電導入支援事業(第一次公募・複数年度事業)」 |

単年度型との使い分け
| 区分 | 向いている計画 |
|---|---|
| 単年度事業 | 事業完了期限(原則翌年2月末)までに工事を終えられる小〜中規模の導入計画 |
| 複数年度事業(この記事) | 大規模な発電設備・複数拠点での導入など、1年で完了できない計画 |
「複数年度事業」の区分を選ぶかどうかは、工事のスケジュールで決まります。 対象になる/ならないは事業の内容ではなく、完了までの期間で判断されます。
よく誤解されるポイント
この公募(令和5年度補正・第一次公募)は、同じ令和5年度補正予算の中で第二次公募・第三次公募と続けて実施されました。予算枠162.3億円は各公募回でそれぞれ別に設定される内数であり、「第一次公募で予算を使い切ったから第二次はない」ということにはなりません。
今から申請できるか
この公募は2024年6月14日で終了しています。「需要家主導型太陽光発電導入支援事業」は複数年度・複数公募回にわたり継続実施されている事業です。 JPEA太陽光発電推進センター(JP-PC)や資源エネルギー庁の公募情報ページで、次回公募の有無を確認してください。
よくある質問
今から申請できますか?
できません。この公募(第一次公募・複数年度事業)は2024年6月14日で受付を終了しています。次回の実施有無は執行団体の発表を確認してください。
単年度事業との違いは何ですか?
事業完了までの期間です。工事が1年で終わらない大規模な計画は、複数年度事業の区分で申請する必要があります。
162.3億円のうち、いくらまで自社が使えますか?
公式ページからは1件あたりの上限額は確認できません。162.3億円は第一次公募全体の予算枠で、その中で審査を経て個々の採択額が決まります。
