鹿児島県内の中小企業なら誰でも申請できるのか——結論は「いいえ」です。この助成金は「KISC会員」(公益財団法人かごしま産業支援センターの会員企業)だけが対象です。会員企業の従業員が「ITパスポート」等の国家資格を取得する際の受験料を、3分の2以内で助成します。
IT資格取得支援事業の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主。KISC会員に限る) |
| 制度名 | 【KISC会員限定】令和8年度 IT資格取得支援事業 |
| 対象業種 | 業種指定なし(KISC会員企業) |
| 利用目的 | 従業員のITパスポート等IT関連資格の取得(受験料助成) |
| 対象地域 | 鹿児島県内に主たる事務所を有する中小企業者で、公益財団法人かごしま産業支援センター(KISC)の会員であること |
| 従業員数 | 中小企業基本法上の中小企業者に相当する規模(業種ごとに資本金または従業員数のどちらか一方の基準を満たす事業者) |
| 補助上限額 | 1件あたり5,000円(同一会員の年間上限1万円) |
| 補助率 | 3分の2以内 |
| 申請受付 | 令和8年5月7日(木)〜令和9年3月5日(金)(予算枠に達し次第締切) |
| 公式サイト | 公益財団法人かごしま産業支援センター「令和8年度 IT資格取得支援事業」 |

対象になる/ならないの線引き
- 対象になる:KISC会員である県内中小企業者の従業員が受験する「ITパスポート」国家資格、または理事長が別途認める資格の受験料
- 対象にならない:KISC会員でない事業者(会員登録が前提)、ITパスポート以外の一般的な民間資格(理事長の個別承認がない場合)
「県内の中小企業ならKISCの会員かどうかに関係なく使える」と誤解されがちですが、KISCは加入に会費が必要な会員制の団体です。まだ会員でない場合は、この助成金を使う前にKISCへの入会手続きが必要になります。
よく誤解されるポイント:上限は「1件5,000円」であって「合計5,000円」ではない
上限額は1件あたり5,000円ですが、同一の会員企業であれば年間で複数人・複数件を申請でき、その合計の年間上限が1万円というルールです。つまり1年間で最大2件分(1人が2回受験、または2人がそれぞれ1回受験)まで申請できる計算になります。3件目以降は年間上限を超えるため対象外です。
よくある質問
KISC会員になるにはどうすればいいですか?
公益財団法人かごしま産業支援センターへの入会手続きが必要です。会員の種類や会費については、KISCの公式ページまたは総務課(099-219-1275)へお問い合わせください。
ITパスポート以外の資格でも助成されますか?
理事長が別途認める資格であれば対象になる場合があります。具体的にどの資格が該当するかは、事前にKISCへ確認することをおすすめします。
1人の従業員が年に2回受験した場合、両方助成されますか?
1件あたり5,000円ですが、同一会員の年間上限は1万円です。2回とも合格・不合格にかかわらず受験料が対象であれば、上限の範囲内で両方申請できる可能性があります。
