清掃、データ入力、名刺やパンフレットの印刷。こうした業務を外部に発注するとき、就労継続支援事業所という選択肢を検討したことはあるでしょうか。熊本県のお試し発注サポート事業は、就労継続支援事業所に「初めて」業務委託・発注を行う法人・個人事業主を対象に、その最初の一歩を後押しする助成金です。
対象は、熊本県内に事務所・事業所を有する法人・個人事業主(公法人を除く)で、就労継続支援事業所との初めての取引を予定している事業者です。助成額は契約額の2分の1以内、上限2万5千円です。申請受付は、1次募集が2026年6月22日から7月21日、2次募集が7月22日から8月24日で、その後の追加募集が2026年9月15日から12月15日までです。多数の応募があった場合は、期間内でも締め切られます。
お試し発注サポート事業の要点まとめ
正式名:令和8年度お試し発注サポート事業
だれが
- 申請者
- 事業者(法人・個人事業主。公法人は除く)
- 対象業種
- 業種指定なし(就労継続支援事業所に初めて発注する法人・個人事業主)
- 利用目的
- 就労継続支援事業所への初めての業務委託・発注にかかる契約経費
- 対象地域
- 熊本県内に事務所・事業所を有する事業者
- 従業員数
- 規定なし
いくら
- 補助上限額
- 2万5千円(契約額の2分の1以内)
- 補助率
- 2分の1以内
いつ・どこへ
- 申請受付
- 追加募集: 2026年9月15日~12月15日(多数の応募があれば期間内でも終了。1次・2次募集は受付終了)
- 公式サイト
- 熊本県「お試し発注サポート事業について」

上限2万5千円という金額をどう見るか
補助金としては小さな金額です。しかし、この制度の狙いは金額の大きさではなく、「初めての発注」という心理的なハードルを下げることにあります。清掃業務・データ入力・印刷物の発注といった、もともと外注コストがかかる業務を就労継続支援事業所に切り替えるきっかけを作るのが目的です。金額の小ささを理由に見送るのではなく、日常的に発注している業務があるかどうかで検討する価値があります。
対象になる発注の具体例
公式ページで挙げられている例は、清掃・データ入力・発送等の作業、名刺・パンフレット等の印刷です。たとえば、名刺印刷を1万円で就労継続支援事業所に発注した場合、助成額は2分の1の5千円になります。上限の2万5千円まで使うには、契約額5万円以上の発注が必要です。
「初めて」の取引という条件を取り違えない
この助成金は、過去にその就労継続支援事業所と取引したことがない場合に限られます。すでに継続的に発注している事業所との取引は対象になりません。複数の就労継続支援事業所と取引を検討している場合、それぞれが「初めて」の相手かどうかを確認しておく必要があります。
よくある質問
1次・2次募集に間に合わなかった場合はどうすればよいですか?
追加募集が2026年9月15日から12月15日まで実施されています。事業の実施期間は2027年3月31日までです。応募が多いと期間内でも締め切られるため、早めに県の障がい者支援課へ申込書類を出してください。
個人事業主でも申請できますか?
できます。熊本県内に事務所・事業所を有する法人・個人事業主が対象です(公法人は除く)。
すでに取引したことがある就労継続支援事業所との追加発注は対象になりますか?
対象になりません。この助成金は初めての取引を対象にしています。詳しくは熊本県障がい者支援課社会参加班(096-333-2235)にご確認ください。
