補助金

【三重県】副業・兼業人材活用促進補助金とは?補助率8/10

#地域補助金#地域

この記事は「副業・兼業」で外部人材を受け入れる場合の補助金です。三重県には正社員として採用する場合の「県外専門人材確保支援補助金」という別制度もあります。雇用形態が違うので、まず自社がどちらに当てはまるかを先に確認してください。

対象になるのは、専門的な知識・経験を持つ外部人材を、副業・兼業の形で受け入れる中小企業です。

副業・兼業人材活用促進補助金の要点まとめ

項目内容
申請者事業者(三重県内に本社または主たる事業所を有する中小企業等)
制度名副業・兼業人材活用促進補助金
対象業種業種指定なし
利用目的外部の専門人材を副業・兼業形態で活用する際の報酬・紹介手数料・交通費等
対象地域三重県内
従業員数規定なし(「みなし大企業」は対象外)
補助上限額報酬・人材紹介手数料・交通費宿泊費それぞれ上限50万円(区分ごとに別枠)
補助率各経費区分とも10分の8以内
申請受付令和8年5月1日〜令和9年2月10日(予算上限に達し次第、早期締切の可能性あり)
公式サイト三重県「副業・兼業人材活用促進補助金」
横にスクロールできます

副業・兼業人材活用促進補助金の対象・金額・締切の概要

上限は「50万円×3区分」、合算ではない

補助対象経費は3つの区分に分かれ、それぞれに独立して上限50万円が設定されています。 一つの合計枠を取り合う仕組みではありません。

経費区分内容補助率上限額
報酬副業・兼業人材に支払う報酬10分の8以内50万円
人材紹介手数料登録人材紹介事業者の利用にかかる手数料10分の8以内50万円
交通費・宿泊費就業地(県内限定)までの公共交通機関の交通費、宿泊費10分の8以内50万円
横にスクロールできます

3区分すべてを使えば理論上は最大150万円まで補助され得ますが、実際に発生した経費の8割までという上限が先にかかります。使わない区分があれば、その分は当然対象になりません。

「初めて」であることが条件になっている

対象になるのは、過去に一度もプロ拠点を通じた副業・兼業人材の活用を行ったことがない、初めての企業です。加えて次の条件もあります。

  • 登録人材紹介事業者を経由した契約であること
  • 定型業務や単純作業ではなく、専門知見が必要な業務であること
  • 親会社や関係企業の従業員、3親等以内の親族は対象外
  • 契約期間は6か月以内

初回利用に限定しているのは、専門人材の受け入れに慣れていない企業の最初の一歩を後押しする狙いがあると読み取れます。2回目以降の継続活用を考えている場合は、この補助金の対象から外れる可能性が高い点に注意してください。

よくある質問

正社員として採用する場合も対象になりますか?

対象になりません。正規雇用の場合は「県外専門人材確保支援補助金」が管轄しています。

過去に副業人材を使ったことがある企業は対象外ですか?

「プロ拠点を通じた副業・兼業人材の活用が初めて」であることが要件とされているため、過去に利用実績がある場合は対象外になる可能性があります。詳しくは中小企業・サービス産業振興課へご確認ください。

契約期間が6か月を超える場合はどうなりますか?

要件として「契約期間は6か月以内」と明記されています。超える場合の扱いは公式ページに記載なし(プロフェッショナル人材戦略拠点へお問い合わせください)。

【攻略ガイド】人材確保・雇用の補助金で失敗しない申請の進め方

国の雇用関係助成金には、計画届という手続きがあります。取り組みを始める前に届け出て、認定を受ける仕組みです。要件さえ満たせば、原則として支給されます。予算の枠で切られることは、あまりありません。

自治体の人材確保・雇用の補助金は、これとは違う設計です。多くの制度に計画届はありません。そのかわり、先着順で予算が尽きたら、その年度の受付はそこで終わります。 トピックは近くても、手続きの前提はまったく別物だと考えてください。

1. この種の補助金の"勝負どころ"

ここを取り違えると、痛い目に遭います。設備投資分野の例ですが、伊勢原市の中小企業向け補助金は、受付開始の翌日12時38分に予算の上限へ達しました。受付から締切まで、1日ともちませんでした。 人材確保・雇用の分野にも、同じ先着順の制度が数多くあります。「まだ間に合う」と思っている間に、締め切られていることがあります。

もう一つの決定的な違いは、手続きの順番です。設備投資の補助金は「交付決定前の発注は対象外」が基本ですが、人材系の制度には、逆に雇用・受講・資格取得を先に済ませてから申請するものが少なくありません。国の助成金の感覚のまま「先に届け出てから動く」と思い込むと、順番を間違えます。

2. 申請前に必ず確認する5つのこと

  1. 予算方式か計画届方式か:先着順で予算が尽きる制度か、要件を満たせば原則支給される制度か。窓口に確認しておくと、動くべき速さが分かります

ここから先は

残り 3,700 / 図版3

無料会員登録で、攻略ガイドを最後まで読めます

数多くの補助金を見てきた専門家が作成した攻略ガイドが無料で見放題。

今すぐ会員登録ログイン

免責事項: 本記事の内容は2026年8月時点で確認できた情報にもとづきます。補助上限額・補助率・対象要件・受付状況は変更される場合があるため、申請前に必ず三重県の公式ページで最新の内容をご確認ください。

出典(一次情報)

この記事を書いた人
白木さん|元・自治体職員
制度をつくる側にいた元・自治体職員(産業振興)

市の産業振興課で補助金の設計・審査に関わってきました。「なぜこの要件があるのか」を制度の目的から説明できるのが強みです。窓口では伝えきれなかった制度の意図まで踏み込んで書きます。掲載内容は公募要領などの一次情報をもとに整理しています。

本記事は情報提供を目的としており、補助金の採択・交付を保証するものではありません。 補助上限額・補助率・締切等の内容は変更される場合があります。申請にあたっては、必ず 公式サイト・最新の公募要領をご確認ください。