DX人材や経営企画の専門職を採用したいが、県内だけでは候補が見つからない。そんなときに頼るのが人材紹介サービスですが、成功報酬型の手数料は決して安くありません。三重県の県外専門人材確保支援補助金は、県外から専門人材を採用する際にかかる人材紹介手数料の半分を、上限80万円まで補助する制度です。
対象は三重県内に本社または主たる事業所を有する中小企業等で、登録された人材紹介事業者を利用して県外から専門人材を採用した場合が対象です。補助率は対象経費の2分の1以内、上限80万円。申請期間は令和8年5月1日から令和9年2月10日までです。
県外専門人材確保支援補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 県外専門人材確保支援補助金 |
| 対象業種 | 業種指定なし |
| 利用目的 | 人材確保・雇用(県外専門人材の採用) |
| 対象地域 | 三重県内に本社または主たる事業所を有する事業者 |
| 従業員数 | 中小企業基本法の中小企業者(業種ごとに資本金・従業員数の上限があり、どちらか一方を満たせば該当) |
| 補助上限額 | 80万円 |
| 補助率 | 対象経費の2分の1以内 |
| 申請受付 | 令和8年5月1日〜令和9年2月10日(予算上限到達で早期終了の可能性あり) |
| 公式サイト | 三重県「県外専門人材確保支援補助金の募集を開始します」 |

対象経費は「人材紹介手数料」だけ
この補助金の対象経費は、登録された人材紹介事業者に支払う人材紹介手数料に限られます。求人広告費や自社で採用活動を行う際の交通費などは対象になりません。人材紹介サービスを使わず、自社サイトの求人ページやハローワークだけで採用活動をしている場合は、この補助金の対象経費が発生しないため注意が必要です。
一般に人材紹介の手数料は理論年収の30〜35%程度が相場とされることが多く、専門人材の採用では紹介手数料自体が高額になりやすい分野です。上限80万円という設定は、この相場を踏まえた金額感になっています。
支払い完了の期限は令和9年2月26日
補助対象になるには、令和9年2月26日までに人材紹介手数料の支払いを完了させる必要があります。申請期間の締切(令和9年2月10日)よりもさらに先の日付が設定されているため、申請だけ先に済ませて支払いはあとで、という進め方も制度上は想定されています。ただし採用活動そのものにかかる期間を考えると、逆算して早めに動き出すのが安全です。
みなし大企業は対象外
対象者は三重県内に本社・主たる事業所がある中小企業等ですが、大企業が株式の一定割合を持つなどの理由で「みなし大企業」に該当する会社は対象から外れます。資本金や従業員数だけを見て中小企業だと判断せず、株主構成も含めて要件を満たすか確認しておく必要があります。市税・県税の滞納がある場合も対象外です。
よくある質問
何人採用しても上限80万円ですか?
補助金は対象経費(人材紹介手数料)の2分の1、上限80万円という枠で計算されます。複数人を採用して手数料の合計が160万円を超えても、補助額は80万円が上限です。
県内在住者を県内企業が採用する場合は対象になりますか?
制度名の通り「県外専門人材」の確保が対象です。県内在住者の採用は原則として対象外と考えられます。詳細は三重県中小企業・サービス産業振興課に確認してください。
どの人材紹介事業者でも利用できますか?
三重県に登録された人材紹介事業者の利用が条件です。利用を検討している事業者が登録対象に含まれるか、事前に確認しておくことをおすすめします。
