広い水田や畑を一人で見回り、防除し、収量を管理する。人手が足りない農業者にとって、これはもう体力の限界に近い話です。
南相馬市の「農業用ドローン等導入支援事業補助金」は、そうした現場の負担を減らす機器の導入を後押しします。市の「スマート農業技術導入促進事業」の一つで、費用の2分の1以内・上限100万円が補助されます。対象は市内在住で市内で農業を営む人です。
農業用ドローン導入補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者・個人のどちらも |
| 制度名 | 農業用ドローン等導入支援事業補助金(スマート農業技術導入促進事業) |
| 対象業種 | 農業(市内在住で市内で農業を営む人) |
| 利用目的 | 農業用ドローン等スマート農業機器の導入 |
| 対象地域 | 福島県南相馬市 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 100万円 |
| 補助率 | 2分の1以内 |
| 申請受付 | 令和8年度分は応募多数により予算額に達したため受付終了(制度自体は継続。農林水産部農政課へお問い合わせください) |
| 公式サイト | 南相馬市「スマート農業技術導入促進事業について」 |

対象になる機器は空撮ドローンだけではない
「農業用ドローン等導入支援事業」という名前ですが、対象機器は空撮・防除用のドローンに限りません。公式のお知らせでは、対象機器として次のようなものが挙げられています(一部抜粋)。
- 農業用ドローン、非動力系アシストスーツ
- 自律走行式・リモコン式の草刈機
- 自動水管理システム、環境測定装置
- 全自動野菜移植機、生産管理システム
- 自動搾乳(搾乳ロボット)、分娩監視システム、AI肉質評価システム
対象機器は全部で30種類にのぼり、耕種農家だけでなく畜産農家が使える機器も含まれています。 リストにない機器を検討している場合も、農政課への問い合わせで対象になるか確認できます。
いくら戻るか、機器価格で確認する
補助率は2分の1以内、上限は100万円です。たとえば60万円の自律走行式草刈機を導入する場合、補助額は30万円になり、自己負担は30万円まで下がります。上限の100万円に届くのは、対象経費が200万円以上のケースです。
令和8年度分は受付終了、来年度に向けて準備を
公式ページには、令和8年度分はすでに応募多数で予算額に達し、受付を終了していると明記されています。制度自体は継続する見込みのため、次年度の募集開始時期を農政課に確認しておくと、機器選定の計画を立てやすくなります。
よくある質問
空撮ドローン以外の機器も対象になりますか?
なります。対象機器は空撮用ドローンだけでなく、自律走行式の草刈機や自動水管理システム、畜産向けのロボット機器など30種類が案内されています。
認定農業者でなくても申請できますか?
この事業は「市内在住で市内で農業を営む人」が対象で、農業用機械自動操舵システム等導入促進事業補助金のような認定農業者・認定新規就農者の限定はありません。詳しくは農政課へお問い合わせください。
令和8年度は申請できませんか?
新規の受付は終了しています。ただし制度自体は継続する見込みのため、次年度の募集開始時期を農政課に確認しておくことをおすすめします。
