事業所の屋根に太陽光を載せたいが、初期費用がネックになっている。宮崎県のひなたゼロカーボン加速化事業補助金は、太陽光発電・蓄電池・高効率給湯器・LED照明などの導入費を補助します。法人の太陽光発電は上限600万円まで対応します。
この制度は個人でも事業者でも申請できます。個人は自宅への設置、事業者は事業所への設置が対象で、補助額の水準が異なります。
ひなたゼロカーボン加速化事業補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者・個人のどちらも |
| 制度名 | ひなたゼロカーボン加速化事業補助金(間接補助) |
| 対象業種 | 業種指定なし(県内に事業所を置く法人・青色申告の個人事業主) |
| 利用目的 | 太陽光発電・蓄電池・高効率給湯器・断熱改修・LED照明等の導入 |
| 対象地域 | 宮崎県内(個人は住民基本台帳登録、事業者は県内事業所を有すること) |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 太陽光発電:個人21万円/法人600万円。蓄電池:個人50万円/法人120万円。ほか設備により異なる |
| 補助率 | 太陽光発電は個人3.5万円/kW・法人3万円/kW。蓄電池は3分の1以内または5~6万円/kWh。高効率給湯器は2分の1以内 |
| 申請受付 | 令和8年6月18日(木)10時~12月4日(金)17時(予算上限に達し次第終了) |
| 公式サイト | 宮崎県「【住宅・事業所の脱炭素化支援】ひなたゼロカーボン加速化事業補助金のご案内(令和8年度)」 |

事業者が使える設備と金額
法人・個人事業主(県内納税の青色申告者)が対象になる主な設備は次のとおりです。
- 太陽光発電: 3万円/kWで上限600万円
- 蓄電池: 3分の1以内または5~6万円/kWhで上限120万円
- LED照明: 3分の1以内、または5,000円/灯
例えば、事業所の屋根に20kWの太陽光発電を設置し、費用が800万円かかったとします。3万円/kWの単価計算なら60万円ですが、これは単価上限であり、実費の3分の1などとの比較で低いほうが採用される可能性があります。詳細な計算は交付要綱の確認が必要です。
法人はBCP策定で補助率が上がる仕組みがあります
BCP(事業継続計画)を策定している法人、または県の脱炭素化支援を受けている法人は、太陽光発電の補助率が増額される仕組みがあります。防災対策と脱炭素化を同時に進めている企業ほど、有利な条件で申請できる設計です。
予算がなくなり次第終了します
募集期間は12月4日までですが、予算の上限に達した時点で早期終了します。太陽光発電や蓄電池は人気が高く、早い段階で枠が埋まる可能性があるため、検討しているなら早めの申請が安全です。
よくある質問
個人事業主は個人枠と事業者枠のどちらを使いますか?
青色申告で宮崎県内に納税している個人事業主は、事業者向けの補助単価・上限額が適用されます。白色申告の方や、自宅への設置のみを目的とする場合は個人向けの区分になります。どちらに該当するか迷う場合は、事務局(050-3662-5818)に確認しておくと安心です。
個人向けと事業者向けでは、どれくらい金額が違いますか?
太陽光発電の上限額は、個人が21万円、法人が600万円と大きな差があります。これは単価が個人3.5万円/kW・法人3万円/kWと異なるうえ、事業者はより大きな設備を導入することを想定した上限設計になっているためです。蓄電池も個人50万円・法人120万円と、事業者のほうが高く設定されています。
太陽光発電はいくらもらえますか?
法人の場合は3万円/kWで計算し、上限は600万円です。個人の場合は3.5万円/kWで計算し、上限は21万円です。実際の交付額は、この単価計算と実費の比較など交付要綱の細かい規定によって変わるため、正確な金額は交付要綱で確認する必要があります。
蓄電池だけを単独で申請できますか?
公式ページの記載では蓄電池は太陽光発電と同時設置が条件になっているケースがあります。単独導入が対象になるかどうかは制度の年度・区分によって変わる可能性があるため、申請前に必ず事務局か公式ページで最新の条件を確認してください。
太陽光と蓄電池を同時に申請できますか?
公式ページに併願を禁止する記載はなく、複数の設備をまとめて申請することは想定されています。組み合わせて申請したほうが、屋根の上と室内の設備を一体的に整えられるという考え方です。詳細な申請様式や必要書類は事務局にご確認ください。
BCPを策定していないと補助率は下がりますか?
BCP(事業継続計画。災害時にも事業を止めない・早期に復旧するための計画)を策定している法人、または県の脱炭素化支援を受けている法人は、太陽光発電の補助率が増額される仕組みがあります。策定していない場合でも申請自体はできますが、増額の対象にはなりません。防災対策を進めている企業ほど有利な条件になる設計です。
LED照明だけの導入でも申請できますか?
LED照明は補助率3分の1以内、または1灯あたり5,000円という単価が案内されています。太陽光や蓄電池と違い、LED照明単体での申請が可能かどうかは公式ページの記載だけでは判断しきれない部分があるため、事務局への確認をおすすめします。
高効率給湯器の補助率はどれくらいですか?
高効率給湯器は2分の1以内の補助率が案内されています。太陽光発電やLED照明とは補助率の考え方が異なるため、複数設備を組み合わせる場合は設備ごとに補助率を分けて計算する必要があります。
申請はいつまでにすればいいですか?
受付期間は令和8年6月18日10時から12月4日17時までです。ただし予算の上限に達し次第、期間内でも受付が終了します。太陽光発電や蓄電池は人気が高く早期に枠が埋まりやすいため、検討している場合は早めの申請が安全です。
予算がなくなったかどうかはどこで確認できますか?
受付状況の最新情報は公式ページ、または事務局(050-3662-5818、平日9:30〜17:00)で確認できます。締切日である12月4日を待っていると、その前に受付が終了している可能性があるため、こまめな確認が必要です。
申請はオンラインだけですか?
オンラインシステム、または郵送のどちらでも申請できます。オンラインシステムのURLは公式ページに案内があります。書類に不備があると差し戻しになり時間がかかるため、初めて申請する場合はオンラインシステムの入力ガイドを確認しながら進めるとスムーズです。
交付決定より前に工事を始めても大丈夫ですか?
多くの補助金と同様に、交付決定前に契約・着工した工事は対象外になる可能性が高い制度です。見積もりの取得だけであれば問題ないと考えられますが、契約や着工のタイミングは事務局に確認してから進めることをおすすめします。
賃貸物件やアパートでも申請できますか?
公式ページでは個人は住民基本台帳への登録、事業者は県内事業所を有することが条件とされており、持ち家か賃貸かについての明確な記載は確認できていません。太陽光発電のように屋根への設置を伴う設備は、所有者の同意が必要になる可能性があるため、事務局に直接確認することをおすすめします。
中古の設備でも対象になりますか?
公式ページでは新規導入を前提とした案内になっており、中古品の扱いについての明記は確認できていません。設備メーカーや施工業者を通じて新品を導入するケースを想定した制度と考えられるため、中古設備を検討している場合は事前に事務局へ確認してください。
他の脱炭素関連の補助金と併用できますか?
この記事の情報だけでは、国の他の補助金(例: 環境省・経済産業省系の補助金)との併用可否について確認できていません。併用不可の補助金と組み合わせると、両方とも不採択・返還の対象になるおそれがあるため、他の補助金の利用を検討している場合は事前に両方の事務局へ確認することが重要です。
