「ものづくり補助金」で検索して、この「高度連携促進」という聞き慣れない名前の制度にたどり着いた方へ。これは2021年7月7日で終了した過去の公募です。 「高度連携促進」は、複数の中小企業が連携して行う新事業を支援する特別な枠でしたが、現在は通常のものづくり補助金の枠組みに統合されています。
令和3年度ものづくり・商業・サービス高度連携促進補助金は、複数の中小企業・小規模事業者が連携し、生産性向上に資する革新的サービス開発や試作品開発、生産プロセスの改善に取り組む設備投資等を支援していました。
ものづくり高度連携促進補助金の要点まとめ
正式名:令和3年度ものづくり・商業・サービス高度連携促進補助金
だれが
- 申請者
- 事業者(法人・個人事業主)
- 対象業種
- 汎用(中小企業・小規模事業者)
- 利用目的
- 設備投資、DX・IT導入
- 対象地域
- 全国
- 従業員数
- 中小企業基本法第2条第1項に規定する中小企業者等(<strong>業種ごとに資本金と従業員数の上限が決まっており、製造業その他は資本金3億円以下または従業員300人以下、卸売業は1億円以下または100人以下、小売業は5,000万円以下または50人以下、サービス業は5,000万円以下または100人以下。どちらか一方を満たせば該当します</strong>)
いくら
- 補助上限額
- 上限2,000万円
- 補助率
いつ・どこへ
- 申請受付
- 終了(2021年5月12日〜2021年7月7日)
- 公式サイト
- https://portal.monodukuri-hojo.jp/

対象になるもの・ならないもの
- 対象になる(当時): 複数事業者が連携して行う新製品・新サービスの開発、それに伴う設備投資
- 対象にならない(当時): 単独の事業者だけで完結する設備投資(連携という要件を満たさないもの)
なぜこの線が引かれていたか。 通常のものづくり補助金が「1社の生産性向上」を支援するのに対し、この枠は複数社の連携によるシナジーを条件にしていました。単独申請では、この特別枠の対象にはなりません。
よく誤解されるポイント
「高度連携促進」という名称から、現在も特別な連携枠が独立して存在すると思い込みやすいですが、現在のものづくり補助金にこの名前の枠は存在しません。連携による取組は、現行の各枠(省力化・製品サービス高付加価値化枠等)の中で通常の審査項目として評価される形になっています。
今から申請できる後継制度
現在申請できるのは、ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金です。第23次公募要領が2026年2月6日に公開されています。また2026年6月には「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」という新しい枠組みも始まっており、制度名が変わっているため、旧名称のまま探すと最新の要件にたどり着けません。 必ず現行の公式サイトから確認してください。
よくある質問
今から申請できますか?
できません。令和3年度ものづくり・商業・サービス高度連携促進補助金は2021年7月7日で終了しています。
「高度連携促進」の枠は今もありますか?
ありません。現在のものづくり補助金には同名の枠はなく、複数社連携の取組は通常の申請枠の中で評価されます。
補助上限額は当時と同じですか?
異なる可能性が高いです。現行のものづくり補助金は枠ごとに上限額が設定されており(最大4,000万円程度まで拡大しているケースもあります)、当時の2,000万円という水準とは条件が変わっています。申請前に最新の公募要領で確認してください。
