同じ「ものづくり補助金」でも、令和元年度補正予算による回次だけで13回も締切が設定されていたのをご存じでしょうか。この13次締切は2022年12月22日で終了しており、今から申請することはできません。
回次の数字が二桁になってくると「同じ制度がずっと続いている」という印象を持ちがちですが、実際はその都度、補正予算の残額や新たな予算措置にもとづいて公募が再開・延長されてきた結果です。
令和元年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(13次締切)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(中小企業・小規模事業者。法人・個人事業主) |
| 制度名 | 令和元年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金〔一般型・グローバル展開型〕(13次締切) |
| 対象業種 | 汎用(業種指定なし) |
| 利用目的 | 設備投資、DX・IT導入 |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし(中小企業基本法上の中小企業者等が対象) |
| 補助上限額 | 上限1,000万円(枠により異なる) |
| 補助率 | 公式ページに記載なし(当時の公募要領では中小企業1/2、小規模事業者2/3が基本) |
| 申請受付 | 終了(2022年12月22日締切) |
| 公式サイト | ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金総合サイト |

今から申請できますか?
できません。2022年12月22日の締切からすでに数年が経過しており、追加受付は行われていません。
「同じ補助金なのに、なぜこんなに何度も締切があったのか」という疑問が出るかもしれません。新型コロナ禍後の事業再構築の後押しとして、令和元年度補正予算に加え、その後の補正予算・当初予算が積み増され、公募が継続的に行われたためです。この背景を知っておくと、回次番号の大きさに驚く必要はないと分かります。
対象になる/ならないの境界線
13次締切時点でも、基本的な対象経費の考え方は他の回次と同じでした。
- 対象になるもの:革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセス改善のための機械装置費・システム構築費
- 対象にならないもの:本社機能の移転のみを目的とした投資、単なる設備の老朽更新
判断の軸は「その投資が生産性向上や新規性の説明にどれだけ結びつくか」です。 回次が進んでも、この軸自体は大きく変わっていません。
よくある質問
今から申請できますか?
できません。13次締切は2022年12月22日で終了しています。現在受付中の回次は公式サイトで確認してください。
なぜ同じ補助金でこんなに回次が多いのですか?
補正予算・当初予算が複数回積み増され、そのたびに公募が継続的に実施されてきたためです。回次が進んでいること自体は制度の廃止・変更を意味しません。
この回次の交付要件を今の申請の目安にしてよいですか?
目安程度にとどめてください。回次ごとに枠の名称・補助率が見直されることがあるため、最終判断は現行回次の公募要領で行ってください。
