開業届を出す前でも申請できるのか。ここを取り違えると、申請そのものができません。結論から言うと、開業前でも申請できます。むしろこの補助金は「これから宗像市で創業する人」を主な対象にした制度です。
「創業応援補助金("宗業"者応援補助金)」は、宗像市内で創業する、または創業して間もない事業者の初期費用を最大40万円まで補助する制度です。誰が対象になるのか、いつまでに何をすればよいのかを整理します。
創業応援補助金(宗業者応援補助金)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者・個人のどちらも(創業予定者を含む) |
| 制度名 | 創業応援補助金("宗業"者応援補助金) |
| 対象業種 | 指定なし(創業・開業を行う個人・法人) |
| 利用目的 | 創業時の初期費用(委託費・工事費・備品購入費・広報費・事務所賃貸料) |
| 対象地域 | 福岡県宗像市(市内で創業する、または市内に住所を有すること) |
| 従業員数 | 規定なし(個人事業主・小規模法人が主な対象) |
| 補助上限額 | 通常枠30万円、SDGs推進枠40万円 |
| 補助率 | 対象経費の2分の1 |
| 申請受付 | 令和8年6月1日(月)〜12月25日(金)まで(先着順、予算上限到達次第終了) |
| 公式サイト | 宗像市「創業応援補助金("宗業"者応援補助金)」 |

誰が対象になるのか
対象になるかどうかは「創業のタイミング」で決まります。
| 区分 | 対象になる人 | 対象にならない人 |
|---|---|---|
| これから創業 | 申請と同じ年度に宗像市内で創業予定の個人 | 創業の予定・計画が具体化していない人 |
| 創業直後 | 宗像市内で創業後1年未満の個人・会社 | 創業から1年以上経過した個人・会社 |
| 法人成り | 事業開始後5年未満で、法人成り後1年未満の会社(同年度に法人成り予定の個人を含む) | 創業から5年以上経つ既存事業者の法人成り |
個人で申請する場合は、宗像市内に住所を有する、またはその予定であることが条件です。市外に住みながら市内で開業する場合も対象に含まれます。
よく誤解されるポイント
「PCやコピー機を買えば経費になる」と考えがちですが、汎用性の高い物品や消費税は対象外です。対象経費は委託費・工事費・備品購入費・広報費・事務所等賃貸料に限られ、開業後の運転資金には使えません。
もう1つ見落とされやすいのが事前手続きです。この補助金を申請するには、申請前に「特定創業支援等事業を受けたことの証明書」を取得しておく必要があります。証明書の発行には一定の期間がかかるため、補助金の申請書を書く前に、まず宗像市商工会やfabbit宗像で特定創業支援等事業の相談を受けることが最初のステップです。
似ている別の制度との違い
宗像市には創業者向けの制度がもう1つあります。「宗像市がんばる中小企業者応援補助金」は事業開始から1年以上経過した事業者が対象で、この創業応援補助金とは対象になる時期が真逆です。開業したばかりの方はこちらの創業応援補助金、開業して1年以上たつ方はがんばる中小企業者応援補助金、と使い分けてください。
よくある質問
通常枠とSDGs推進枠は両方申請できますか?
できません。同時申請は不可で、いずれか一方を選んで申請します。SDGs推進枠に該当する取組がなければ、通常枠(上限30万円)での申請になります。
交付決定前に契約した工事費は対象になりますか?
なりません。交付決定日以降に着手した経費が対象で、令和9年3月31日までに支払いを完了する必要があります。
法人と個人事業主のどちらでも申請できますか?
できます。個人・会社のどちらも対象ですが、要件(創業予定・創業後の経過年数)を満たしているかを事前に確認してください。
