携帯電話が圏外になる地域や、電波が届きにくい施設内の通信環境を改善したい。この整備を後押しするのが「無線システム普及支援事業費等補助金」です。令和3年度分は2022年2月10日で募集を終了しています。 上限2,500万円の制度でした。
この補助金は総務省が実施する通信インフラ関連の補助金で、通信事業者の基地局整備や、電波遮へい対策(トンネル・地下街・医療施設等での電波状況改善)など複数の事業区分から構成されています。令和7年1月時点でも交付要綱が改正されており、制度自体は現在も継続して運用されています。
無線システム普及支援事業費等補助金(R3)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(電気通信事業者、または通信事業者の施設整備を検討する市区町村) |
| 制度名 | 令和3年度無線システム普及支援事業費等補助金 |
| 対象業種 | 汎用(通信インフラ整備に関わる事業者) |
| 利用目的 | DX・IT導入 |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 上限2,500万円 |
| 補助率 | 公式ページに記載なし(総務省へお問い合わせください) |
| 申請受付 | 終了(〜2022年2月10日) |
| 公式サイト | jGrants「令和3年度無線システム普及支援事業費等補助金」 |

複数の事業区分がある補助金
「無線システム普及支援事業費等補助金」は1つの名称の下に、目的の異なる複数の事業が含まれています。
- 高度無線環境整備推進事業:携帯電話等の不感地域を解消するための基地局整備支援。市区町村と通信事業者が連携して実施
- 電波遮へい対策事業:トンネル・地下街・医療施設など、電波が届きにくい施設・空間での電波状況を改善する取組を支援
「無線システム普及支援事業費等補助金」という名前だけで検索すると、どの事業区分の話かが分からないまま読み進めることになります。 自社が該当するのが基地局整備なのか電波遮へい対策なのかを、まず切り分けて確認する必要があります。
今から申請できますか?
できません。令和3年度分は2022年2月10日で締め切られています。この補助金は総務省が継続的に実施している制度で、交付要綱は令和7年にも改正されており、現在も運用されています。
次回公募に備えてできること
- 不感地域・電波遮へい箇所の状況を整理しておく:具体的な場所・状況を示す資料があると、申請時の説明がスムーズです
- 通信事業者との連携体制を確認する:市区町村が申請する場合、通信事業者との協定・調整が前提になることが多い制度です
- 総務省の公募情報ページを定期的に確認する:例年、年度ごとに公募が実施されています
よくある質問
今から申請できますか?
できません。令和3年度分は2022年2月10日で締め切られています。最新年度の公募は総務省のホームページで確認してください。
個人でも申請できますか?
対象になりません。申請者は電気通信事業者、または通信事業者と連携する市区町村です。
医療施設単体でも申請できますか?
過去には医療施設を対象とした電波遮へい対策事業の公募が実施された例があります。
