産後ドゥーラの養成講座を修了する前に、中野区へ一度連絡を入れておく。この助成金は、そこから始まります。
中野区が出産後の家庭に派遣する家事育児支援サポーター(産後ドゥーラ)になる人が対象で、養成講座の受講費用の1/2を、上限20万円まで助成します。申請の期限は2027年3月5日です。順番でつまずきやすい制度で、区は受講を修了する前までに連絡するよう案内しています。
家事育児支援サポーター養成講座受講費用助成金の要点まとめ
正式名:中野区家事育児支援サポーター養成講座受講費用助成金
だれが
- 申請者
- 個人(産後ドゥーラとして就業する人)
- 対象業種
- 指定なし(個人が申請)
- 利用目的
- 産後ドゥーラ養成講座の受講費用
- 対象地域
- 東京都中野区
- 従業員数
- 規定なし(個人が申請)
いくら
- 補助上限額
- 20万円
- 補助率
- 受講費用の1/2
いつ・どこへ
- 申請受付
- 2027年3月5日まで
自分は対象になる?
次の5つすべてに当てはまれば、対象です。
当てはまるものにチェックを入れてください。0 / 5
講座は、一般社団法人ドゥーラ協会が実施する「産後ドゥーラ養成講座」です。産後ドゥーラは、出産後の家庭を訪ねて家事や育児を支える仕事を指します。「区の委託先」は、中野区が産前産後家事・育児支援事業を任せている事業者のことです。
次のどちらかに当たると対象外です。
- ✕ 区の委託先以外で働いている
- ✕ 産後ドゥーラ養成講座以外を受けた
いくら戻ってくる?
受講費用の1/2と20万円を比べて、低いほうの額が助成されます。受講費用が40万円以上なら、助成額は上限の20万円で頭打ちです。
次の金額は計算のための仮の数字です。実際の受講費用はドゥーラ協会の募集案内で確かめてください。
- 受講費用が30万円:30万円 × 1/2 = 15万円
- 受講費用が40万円:40万円 × 1/2 = 20万円(ちょうど上限)
- 受講費用が50万円:50万円 × 1/2 = 25万円 → 上限の20万円
どの費用が対象になる?
対象になる費用は、公式ページに次の3つが挙がっています。
- 受講費
- 教材費
- 実習費
交付要綱には、修了に係る登録料など区長が認める費用も対象として書かれています。対象にならない費用の具体例は、公式ページに書かれていません。上の3つ以外の費用がある場合は、区の窓口(地域包括ケア推進課すこやか福祉センター企画調整係)に先に聞いておくという手があります。
申請の流れは?順番がいちばんの落とし穴
助成金は、働き始めてから申請します。受講の前後で区とのやり取りが分かれているので、順番を先に頭に入れておくと整理しやすくなります。
- 受講を決めたら区に連絡する(受講者→中野区の企画調整係。受講修了前まで)
- 養成講座を受けて、修了・認定を受ける(受講者→ドゥーラ協会。令和6〜8年度の講座)
- 区の委託先で産後ドゥーラとして働き始める(受講者→委託事業者。修了後2年以内)
- 雇用関係の証明書類を発行してもらう(委託事業者→受講者。就業後)
- 書類をそろえて区に出す(受講者→中野区。2027年3月5日まで)
- 決定通知を受け取る(中野区→受講者。交付か不交付かが通知書で届く)
修了から2年以内に就業するのが条件で、申請の期限もあります。就業が遅れると、期限までに書類を出せなくなることがあります。
必要な書類
準備できた 0 / 5
講座の内容がわかる資料は、応募要領やカリキュラムの写しなどです。交付申請書は区のページにあるエクセルの様式を使います。領収書は、助成の対象にする費用を支払ったことと金額がわかるものを出します。
もらえなくなるのはどんなとき?
- 修了前に区へ連絡しなかった:区は、受講修了前までに連絡するよう案内しています。連絡が遅れたときの扱いは公式ページに書かれていないので、気づいた時点ですぐ区に聞いてください。
- 修了から2年を過ぎて就業した:修了後2年以内に委託先で就業していることが要件です。
- 区の委託先で働いていない:ほかの事業所での就業は、この助成の対象になりません。
- ほかの補助を受けている:同じ費用について他の補助や助成金を受けた人、すでにこの助成金を受けた人は対象外です。
- 申請期限を過ぎた:2027年3月5日(金曜日)を過ぎると申請できません。
よくある質問
産後ドゥーラ以外の養成講座でも使えますか?
使えません。公式ページが助成の対象としているのは、一般社団法人ドゥーラ協会が実施する「産後ドゥーラ養成講座」です。区の産前産後家事・育児支援事業を受託する事業者に、家事育児支援サポーターとして就業するときに必須とされる資格取得に当たる講座、という位置づけです。別の講座を考えているときは、受講を決める前に区へ聞いておくと安全です。
区への連絡はいつまでにすればいいですか?
受講修了前までです。公式ページは、助成金の交付を希望する人は受講修了前までにお問合せ先へ連絡するよう案内しています。連絡先は、中野区地域包括ケア推進課すこやか福祉センター企画調整係(電話 03-3228-8809)です。申請書を出すのはずっと後でも、連絡だけは先に済ませておく必要があります。
令和5年度以前に修了した講座でも対象になりますか?
公式ページで対象としているのは、令和6年度、令和7年度、令和8年度の産後ドゥーラ養成講座を修了した人です。それより前に修了した講座は、公式ページの対象に含まれていません。例外があるかどうかは記載がないので、該当しそうな場合は申請の前に企画調整係へ問い合わせてください。
就業先は自由に選べますか?
選べません。助成の対象になるのは、中野区が産前産後家事・育児支援事業を委託している事業者に、産後ドゥーラとして就業し従事している人です。そのため、就業先がこの委託先に当たるかどうかが大事な分かれ目になります。就職先を決める前に、委託先かどうかを区に聞いておくと、後から対象外とわかる事態を避けられます。
修了から2年を過ぎて就業した場合はどうなりますか?
公式ページは、講座の修了後2年以内に委託事業者へ産後ドゥーラとして就業し、従事していることを要件にしています。2年を過ぎてからの就業は、この要件を満たしません。修了時期と就業の予定が合わない場合は、申請の可否を企画調整係に相談してください。就業の時期は、申請期限の2027年3月5日にも関わります。
助成額はいくらですか?
受講に自分で負担した費用の1/2と、上限の20万円を比べて、低いほうの額です。たとえば受講費用が30万円なら15万円、40万円なら20万円です。50万円かかった場合も、助成は上限の20万円までとなり、超えた分は自己負担です。対象の費用は受講費・教材費・実習費で、領収書で支払った額を示します。
申請書はどこで手に入りますか?
中野区のページに、交付申請書のエクセル(14KB)が掲載されています。ダウンロードして記入し、必要な書類と一緒に区へ出します。交付要綱では、申請書は第1号様式として定められています。書き方で迷うときは、企画調整係に聞くのが確実です。提出の方法は公式ページに細かい記載がないので、あわせて問い合わせてください。
領収書は必ず必要ですか?
必要です。助成の対象にする費用を支払ったこと、その金額を証明するものとして、領収書が提出書類に入っています。受講の申し込みの際に支払った時点で受け取り、なくさないようにしておくと安心です。受講費・教材費・実習費をそれぞれ別の日に払った場合は、すべての領収書をそろえて出します。
ほかの補助金と一緒に使えますか?
同じ費用について他の補助金などを受けている場合は対象外です。交付要綱が、助成対象の経費について他の補助金等の交付事業で補助を受けた人や、すでにこの助成金の交付を受けた人を対象から外しているためです。他の制度の利用を考えているときは、重なる費用がないかを、申請前に区へ伝えて確かめてください。
振り込みはいつ頃ですか?
公式ページと交付要綱に、振込の時期は書かれていません。区は審査のうえ、交付決定通知書か不交付決定通知書で結果を通知します。いつ入金されるのかを知りたいときは、申請のときに企画調整係へ聞くのが確実です。生活費の計画に入れる場合は、入金の時期が決まってから考えるほうが安全です。
申請の期限はいつですか?
2027年3月5日(金曜日)までです。申請は就業後に、就業証明書などの書類をそろえて出します。そのため、就業の時期が遅いほど、書類をそろえる時間が短くなります。期限に間に合うかどうかは、就業の開始時期から逆算して考えると整理しやすくなります。不安なときは早めに企画調整係へ連絡してください。
問い合わせ先はどこですか?
助成金のことは、中野区地域包括ケア推進課すこやか福祉センター企画調整係(電話 03-3228-8809)です。養成講座の内容や受講費用は、一般社団法人ドゥーラ協会のホームページを確かめます。対象になるかどうか、どの費用が入るかで迷ったら、受講を決める前に区へ聞いておくと進めやすくなります。
