沼田市には「ぬまたブランド農産物」という認証制度があります。認証を受けた生産者が、次の段階に進むための補助金が、この「農産物ブランド化支援事業費補助金」です。
対象は、ぬまたブランド農産物の認証者、または市内農業者が組織する団体。補助上限は10万円。補助率は事業の種類によって2分の1以内、または3分の1以内に分かれます。
沼田市農産物ブランド化支援事業費補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度名 | 沼田市農産物ブランド化支援事業費補助金 |
| 対象業種 | 農業(ぬまたブランド農産物認証者・市内農業者団体) |
| 利用目的 | 商品開発・パッケージ改良・販路開拓によるブランド化推進 |
| 対象地域 | 群馬県沼田市 |
| 従業員数 | 規模要件の定めなし(個人・団体) |
| 補助上限額 | 10万円 |
| 補助率 | 2分の1以内または3分の1以内(事業の種類による) |
| 申請受付 | 通年(申請期限:令和9年1月29日、事前相談必須) |
| 公式サイト | https://www.city.numata.gunma.jp/jigyosha/nourin/nougyou/1003741/1018029.html |

なぜ、4つの事業メニューに分かれているのか
この補助金には、次の4つのメニューがあります。
- 商品力向上事業:パッケージ・パンフレット開発
- 新商品開発支援事業:農産加工品の開発(自己生産比率50%以上)
- 新商品販売支援事業:加工品の開発・販売(自己生産農産物50%以上使用)
- 販路開拓支援事業:市外での展示会出展(ぬまたブランド認証品が対象)
4つに分かれているのは、ブランド化が「見せ方を整える」「商品をつくる」「売る」「外に出す」という段階を踏んで進むからです。自分がいまどの段階にいるかで、申請するメニューが変わります。パッケージを新しくしたいなら①、加工品の中身から作りたいなら②、という具合に選び分けます。
「自己生産比率50%以上」という線引き
②新商品開発支援事業と③新商品販売支援事業には、自己生産の農産物を50%以上使用することという要件があります。
仕入れた原料を混ぜて加工品を作る場合、自社生産分が半分に届かないと対象外になります。原材料の調達比率を、企画の段階で計算しておく必要があります。
補助率は2分の1、または3分の1
補助率は事業の種類によって変わります。
上限10万円という金額から逆算すると、2分の1なら事業費20万円、3分の1なら事業費30万円で上限に到達する計算になります。どちらの率が適用されるかで、投資できる規模の目安が変わってきます。
事前相談は必須。通年受付だが後回しにしない
申請期限は令和9年1月29日で、通年で受け付けています。ただし、事前相談が必須と明記されています。
「期限まで時間があるから」と後回しにすると、事前相談の依頼自体が年度末に集中し、間に合わなくなる可能性があります。企画段階で農林課に一度相談を入れておくのが安全です。
展示会出展を考えるなら、対象経費の線引きを先に
④販路開拓支援事業を使って市外の展示会に出るなら、出展料以外にどこまでが対象経費に含まれるかを、出展の申し込み前に確認しておきたいところです。全国の自治体の販路開拓補助金では、「出展にかかった費用ぜんぶ」だと思い込んで対象外の費目を計上してしまう失敗が多く見られます。
よくある質問
ぬまたブランドの認証を受けていなくても申請できますか?
団体であれば、市内農業者が組織する団体という要件を満たせば申請できます。ただし個人の場合は、ぬまたブランド農産物の認証者であることが前提になります。
事前相談はいつまでにすればいいですか?
明確な期限は公式に定められていませんが、申請期限(令和9年1月29日)から逆算して、企画段階で早めに相談するのが安全です。年度末は相談が集中しやすくなります。
自己生産比率50%というのは、金額ベースですか、量ベースですか?
公式ページには算定方法の詳細な記載がありません(沼田市経済部農林課へお問い合わせください)。
