燃料電池トラックは、同クラスのディーゼル車より車両価格がかなり高くなります。国の補助金だけでは差額を埋めきれない、という声を受けて、大分県は国の交付決定を受けた事業者にさらに上乗せする補助金を用意しています。
対象は県内で燃料電池トラックを導入・使用する個人事業者・法人・リース事業者で、環境省の国補助金の交付決定を受けていることが前提です。補助上限額は通常枠1,200万円、賃上げ枠2,400万円。補助率は通常枠2分の1以内、賃上げ枠は10分の10以内(実質、差額の全額)という珍しい設計になっています。申請期間は令和8年6月1日から令和9年2月26日までです。
大分県燃料電池トラック導入支援事業費補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(法人・個人事業主) |
| 制度名 | 大分県燃料電池トラック導入支援事業費補助金 |
| 対象業種 | 業種指定なし(運送業ほか、燃料電池トラックを導入する事業者) |
| 利用目的 | 燃料電池トラックの導入費用と同等仕様のディーゼル車の差額に対する補助 |
| 対象地域 | 大分県内 |
| 従業員数 | 規定なし(中小企業・大企業・リース事業者で補助率が変わる) |
| 補助上限額 | 通常枠1,200万円、賃上げ枠2,400万円 |
| 補助率 | 通常枠2分の1以内、賃上げ枠10分の10以内 |
| 申請受付 | 令和8年6月1日~令和9年2月26日 |
| 公式サイト | 大分県「燃料電池トラック導入支援事業費補助金」 |

何から始めるか
この補助金も、先に国の脱炭素成長型経済構造移行推進対策費補助金の交付決定を受けておく必要があります。国の交付決定が無い状態で県に申請しても対象になりません。国の公募スケジュールを先に確認し、そのうえで県の受付期間(令和9年2月26日まで)に間に合わせるという順番になります。
補助対象経費の考え方
対象経費は、燃料電池トラックの導入費用と、同規模・同等仕様で2015年度燃費基準に適合したディーゼル車の導入費用との差額から、国補助金の交付決定額を差し引いた額です。単純にトラックの購入価格全体が対象になるわけではない、という点は押さえておく必要があります。
いくら戻るか計算する
たとえば燃料電池トラックの価格が3,000万円、同等仕様のディーゼル車の価格が1,000万円だとすると、差額は2,000万円です。ここから国の交付決定額を差し引いた額が県の補助対象経費になります。賃上げ枠の要件を満たせば、この対象経費のほぼ全額(10分の10、上限2,400万円)が補助対象になり得ます。
よくある質問
国の補助金に応募していなくても申請できますか?
できません。環境省の国補助金の交付決定を受けていることが県への申請の前提です。
賃上げ枠の要件は何ですか?
公式ページに詳細な要件が記載されています。適用可否は交付要綱でご確認ください。
問い合わせ先はどこですか?
大分県産業GX推進室 産業GX推進班(097-506-3263・3268・3296・3271)です。
