補助金

【尾張旭市】省エネ設備投資促進補助金とは?上限30万円

#地域補助金#地域

同じ「省エネ設備」を補助する制度でも、尾張旭市には対象者が違う2つの補助金があります。ひとつは中小企業向け、もうひとつが今回ご紹介する児童福祉施設等を運営する法人向けの省エネ設備投資促進補助金です。

対象になるのは、市内で保育所や学童保育などの児童福祉施設等を運営するNPO法人・医療法人・社会福祉法人・学校法人等です。株式会社などの一般の中小企業は、この補助金の対象ではありません。(別枠の生産性向上設備投資促進補助金が該当します)

尾張旭市省エネ設備投資促進補助金の要点まとめ

項目内容
申請者事業者(法人)
制度名尾張旭市省エネ設備投資促進補助金
対象業種児童福祉施設等を運営するNPO法人・医療法人・社会福祉法人・学校法人等
利用目的省エネ設備の導入・更新
対象地域愛知県尾張旭市
従業員数規定なし(市内に児童福祉施設等を有し、市税の滞納がないこと)
補助上限額30万円(1事業者につき年度当たり)
補助率2分の1
申請受付令和8年4月13日〜12月18日
公式サイト尾張旭市「省エネ設備投資促進補助金」
横にスクロールできます

尾張旭市省エネ設備投資促進補助金の対象・金額・締切の概要

対象は「児童福祉施設等」を持つ法人だけ

対象者は、市内に児童福祉施設等を有するNPO法人・医療法人・社会福祉法人・学校法人等で、市税を滞納していないことが条件です。

対象は保育・学童分野の施設運営法人に限られます。 一般企業向けには「生産性向上設備投資促進補助金」という別の制度があり、こちらは省力化設備が対象で、賃上げ要件が付いています。同じ「省エネ・設備投資」という言葉で検索すると混同しやすいので、自社(自法人)がどちらに該当するかを先に確認してください。

対象設備は5種類。基準を満たす製品限定

対象になる設備は、次の5種類です。

  1. エアコン
  2. LED照明
  3. 業務用冷蔵庫
  4. 給湯器
  5. 節水型トイレ

これらはトップランナー基準またはJIS規格を満たす製品であることが条件です。古いエアコンをそのまま同等品に入れ替えるだけでは対象にならず、省エネ性能を満たす製品を選ぶ必要があります。

対象経費は設備費・工事費で、更新時の既存設備の撤去費・処分費も含まれます(いずれも税抜き)。

補助率2分の1、上限は30万円。複数設備の同時申請も可

補助率は2分の1、上限は1事業者につき年度当たり30万円です。上限に届くには、対象経費が60万円必要な計算になります。

例えば、老朽化したエアコン3台の入れ替えに90万円、LED照明への切り替えに20万円をかける場合、合計110万円の半額は55万円ですが、補助されるのは上限の30万円までです。複数設備をまとめて申請できるので、年度内にまとめて更新するほうが手続きの手間は少なく済みます。

申請方法は窓口・郵送・メールの3通り

申請の受付期間は令和8年4月13日から12月18日までです。他の設備補助金に多い「事前申請必須・交付決定前の発注は対象外」という条件が公式ページには明記されていないため、着手のタイミングについては事前にこども未来課へ確認することをおすすめします。

申請方法は次の3通りです。

窓口以外にも郵送・メールで受け付けている点は、他の設備補助金と比べて申請のハードルが低い部分です。

よくある質問

一般の中小企業でも申請できますか?

対象はNPO法人・医療法人・社会福祉法人・学校法人等が運営する児童福祉施設等に限られます。株式会社などの一般企業は、別枠の生産性向上設備投資促進補助金をご確認ください。

複数の設備をまとめて申請できますか?

できます。公式ページには複数設備の同時申請が可能と明記されています。ただし補助上限は年度当たり30万円で、設備ごとに別枠が増えるわけではありません。

メールでの申請でも受け付けてもらえますか?

受け付けています。窓口持参のほか、郵送・メール(kodomomirai@city.owariasahi.lg.jp)でも申請できます。

【攻略ガイド】設備投資・省エネ補助金で失敗しない申請の進め方

古い空調、老朽化した照明、更新したくても数百万円――。自治体の省エネ・設備更新補助金は、この壁を薄くする制度です。ただし、いい制度ほど落とし穴も同じ場所にあります。勝負を分けるのは事業計画の出来より、順番と要件確認。ここでは複数の自治体の実例から、つまずきやすいポイントを横断的に整理します。

1. この種の補助金の"勘所"

自治体の省エネ・設備更新補助金の多くは、コンペ形式の審査ではありません。先着順、または要件を満たせば交付される「要件充足型」が主流です。

予算の枠内で、申請順に処理されていく制度が多く、実際に神戸市・横浜市・新潟市・相模原市・浜松市など複数の自治体で「予算に達し次第、受付期間内でも早期終了」という運用が確認できます。締切日はあくまで目安。本当の締切は「予算が尽きた日」と考えておいた方が安全です。

一方で、すべてがそうとは限りません。京都市の高効率機器導入促進事業補助金のように、CO2削減効果(費用対効果)で審査順位をつける制度もあります。この場合、早く申請したからといって必ず通るわけではありません。

つまり、この種の補助金の勝負どころは「事業計画の巧拙」ではなく、「対象要件を満たしているか」「発注のタイミングを間違えていないか」という、地味だけれど致命的な部分にあります。審査で落ちるより、手続きミスで対象外になるケースの方が圧倒的に多い――これがこのジャンルの勘所です。

2. 申請前に必ず確認する5つのこと

設備更新を思い立ったら、見積もりを取る前に次の5つを確認しておくと、後戻りが減ります。

ここから先は

残り 4,254 / 図版3

無料会員登録で、攻略ガイドを最後まで読めます

数多くの補助金を見てきた専門家が作成した攻略ガイドが無料で見放題。

今すぐ会員登録ログイン

免責事項: 本記事の内容は2026年7月時点で確認できた情報にもとづきます。補助上限額・補助率・対象要件・受付状況は変更される場合があるため、申請前に必ず尾張旭市の公式ページで最新の内容をご確認ください。

出典(一次情報)

この記事を書いた人
白木さん|元・自治体職員
制度をつくる側にいた元・自治体職員(産業振興)

市の産業振興課で補助金の設計・審査に関わってきました。「なぜこの要件があるのか」を制度の目的から説明できるのが強みです。窓口では伝えきれなかった制度の意図まで踏み込んで書きます。掲載内容は公募要領などの一次情報をもとに整理しています。

本記事は情報提供を目的としており、補助金の採択・交付を保証するものではありません。 補助上限額・補助率・締切等の内容は変更される場合があります。申請にあたっては、必ず 公式サイト・最新の公募要領をご確認ください。