プラスチックのリサイクル事業は「対象経費」と「補助率」だけを見ても、実は制度がいくつも並行して走っているため見落としが起きやすい分野です。この記事で扱う「プラスチック等資源循環システム構築実証事業(代替素材事業・リサイクル事業)」の一次公募(令和7年度)は2025年5月26日16時で募集を終了しました。同じ年度内に二次公募(6〜7月)も実施された、シリーズものの制度の起点にあたります。
対象は化石由来資源をバイオプラスチック等に転換する事業、またはプラスチックのリサイクルプロセス構築と省CO2化に関わる実証費用です。補助率は1/3〜1/2以内で、一事業者あたりの上限額は定められていません。
プラ資源循環実証事業(代替素材・リサイクル/令和7年度)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(民間企業・独立行政法人・一般社団法人・公益法人・大学・国立研究機関等) |
| 制度名 | 令和7年度プラスチック等資源循環システム構築実証事業(代替素材事業・リサイクル事業) |
| 対象業種 | 製造業(プラスチック代替素材・リサイクルに取り組む事業者) |
| 利用目的 | DX・IT導入(実証・研究開発) |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし(設立から1年以上経過していることが応募要件) |
| 補助上限額 | 約14億7,500万円(一事業者あたりの上限なし) |
| 補助率 | 実証に必要な経費の1/3〜1/2を上限に補助 |
| 申請受付 | 終了(2025年4月22日〜5月26日16:00) |
| 公式サイト | jGrants「プラスチック等資源循環システム構築実証事業(代替素材事業・リサイクル事業)」 |

令和7年度は3回公募が続いたシリーズの初回
この制度は令和7年度中に一次(4月22日〜5月26日)、二次(6月12日〜7月22日)と、その後も継続して公募が実施されました。この記事で扱う一次公募は、そのシリーズの起点にあたります。要件・補助率は各回でほぼ同一のため、一次公募の内容を把握しておけば、後続の公募回にもそのまま活用できます。
対象になる実証テーマは以下の2つです。
- 化石由来資源をバイオプラスチック等へ転換する事業
- プラスチックのリサイクルプロセス構築・省CO2化に関わる事業
予算約14.7億円は「制度全体」の枠
早見表の約14億7,500万円は、この公募回で採択される全事業者への交付合計額の上限であって、1社あたりの上限ではありません。個社への交付額は実証計画の規模に応じて個別に決まります。
今から動くならこの順番
- 実証テーマが「代替素材」「リサイクル」のどちらに該当するかを整理する
- 申請主体の設立時期が1年以上前かを確認する
- 実施団体(日本有機資源協会)の次回公募案内を確認する
よくある質問
今から申請できますか?
できません。一次公募は2025年5月26日16時で募集を終了しています。次回公募の有無は実施団体の公式ページで確認してください。
二次公募と内容は同じですか?
対象要件・補助率はほぼ同一です。予算の消化状況に応じて公募回を分けて実施されています。
補助上限額は本当にありませんか?
一事業者あたりの上限額は定められていません。ただし採択額は事業予算約14.7億円の範囲内で決まります。
