創薬ベンチャーでも、この補助金は使えるのか——結論から言うと、使える可能性があります。ただし対象は再生・細胞医療・遺伝子治療製品を「受託製造」する拠点の整備に絞られています。この制度(再生・細胞医療・遺伝子治療製造設備支援事業費補助金)は、受託製造拠点における自動化装置・品質管理システムの導入を支援する制度です。募集は2025年5月23日で終了しています。
補助率・上限額は公開情報からは確認できておらず、公募要領原本での確認が必要です。
再生・細胞・遺伝子治療設備補助金の要点まとめ
正式名:令和6年度補正 再生・細胞医療・遺伝子治療製造設備支援事業費補助金
だれが
- 申請者
- 事業者(再生・細胞医療・遺伝子治療製品の受託製造拠点を持つ事業者)
- 対象業種
- 汎用(製造業、情報通信業、学術研究・専門技術サービス業ほか全産業対象)
- 利用目的
- 受託製造拠点の自動化装置・品質管理システム導入(設備投資)
- 対象地域
- 全国
- 従業員数
- 規定なし
いくら
- 補助上限額
- 補助率
いつ・どこへ
- 申請受付
- 終了(2025年4月13日〜5月23日)
「受託製造」に絞られている理由
この制度が支援するのは、自社で使う再生医療製品を作る設備ではなく、他社からの委託を受けて製造する拠点(CDMO:医薬品受託製造機関)の設備です。制度の狙いは「国内創薬シーズの効率的な製造プロセス開発の推進」「製造業の輸出産業化」にあり、国内に受託製造の拠点を増やすことで、創薬全体のサプライチェーンを強化する意図があります。
対象になる設備・ならない設備
- 対象になる: 再生・細胞医療・遺伝子治療製品の受託製造に使う自動化装置、品質管理システム
- 対象にならない可能性が高い: 自社製品のみを製造する自家製造設備(受託製造の要素がないもの)、製造人材育成以外の一般的な研究開発費用
「受託」であることが対象・対象外の分かれ目になっている点に注意が必要です。自社創薬のみを行う企業がこの補助金を検討する場合は、対象要件を公募要領で必ず確認する必要があります。
今から申請できるか。次回への備え
募集は2025年5月23日で終了しました。
再生・細胞医療・遺伝子治療の受託製造拠点整備を計画している事業者は、自動化装置・品質管理システムの導入計画を整理しておくと、次回公募開始時にすぐ動けます。
よくある質問
今から申請できますか?
できません。募集は2025年5月23日で受付を終了しています。次回公募の有無は公式ページでご確認ください。
自社製品のみを製造する設備でも申請できますか?
この制度は受託製造拠点の設備を主な対象としています。自社製品専用の設備が対象になるかは公募要領原本での確認が必要です。
補助上限額はいくらですか?
公開情報からは確認できていません。公募要領原本でご確認ください。
