同じ補助金なのに、年に複数回募集がかかることがあります。この補助金がそうです。製品開発枠だけを対象にした第2次公募が令和8年7月27日締切で実施されました。この記事を書いている2026年8月10日時点では、その締切はすでに過ぎています。次の募集がいつ出るかは公表されていませんが、枠の仕組みを知っておけば、次回はすぐに動けます。
小規模企業向け製品開発・販路拡大支援事業補助金の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(小規模企業者・グループ) |
| 制度名 | 小規模企業向け製品開発・販路拡大支援事業補助金(第2次公募・製品開発枠) |
| 対象業種 | ものづくり関連分野(食品を除く製造業等) |
| 利用目的 | 新製品・新技術開発、またはその前段階の試験・試作・調査 |
| 対象地域 | さっぽろ連携中枢都市圏(札幌市を中心とする近隣自治体を含む圏域) |
| 従業員数 | 小規模企業者(規定は公式ページで要確認) |
| 補助上限額 | 200万円(第2次公募・製品開発枠分。次回募集は未確定) |
| 補助率 | 3分の2以内 |
| 申請受付 | 次回の公募時期は未公表(2026年8月10日時点。第2次公募は令和8年7月27日正午必着で締切済み) |
| 公式サイト | 札幌市「小規模企業向け製品開発・販路拡大支援事業」 |

なぜ「製品開発枠だけ」の追加募集が出たのか
この補助金には、もともと「製品開発枠」と「販路拡大枠」の2つがあります。ところが第2次公募では、製品開発枠だけが追加で募集されました。公式ページからは、販路拡大枠に比べて製品開発枠の応募が少なかった、あるいは予算に余りが出たことがうかがえます。同じ補助金でも枠ごとに応募状況が違えば、片方だけ追加募集がかかることがあるということです。
次に募集が出るときも、両方の枠が同時に開くとは限りません。自分がどちらの枠を使いたいのかを先に決めておくと、募集要項を読むときに迷いません。
第2次公募の内容(参考・締切済み)
次回の内容はまだ分かりませんが、第2次公募(製品開発枠)は次の条件でした(2026年時点の実績)。
- 補助金額:上限200万円
- 補助率:補助対象経費の3分の2以内(千円未満切り捨て)
- 対象事業:新製品・新技術開発、およびその前段階の試験・試作・調査等
- 対象者:さっぽろ連携中枢都市圏に本社を有する小規模事業者、または複数の小規模企業者によるグループ
- 応募条件:直近2年連続で本事業の交付を受けていないこと
- 事業実施期間:補助金交付決定の日から令和9年2月26日まで
- 採択予定件数:2件程度(うち札幌市外に本社を有する企業は1件まで)
直近2年連続での交付を除外しているのは、特定の事業者への支援が偏らないようにする仕組みです。毎年応募して毎年通っている事業者がいると、新規の挑戦者に予算が回りません。過去に採択されたことがある事業者は、前回いつ交付を受けたかを確認してから応募する必要があります。
採択予定件数が「2件程度」と少なめなのも見逃せない点です。上限200万円・補助率3分の2という条件だけを見ると使いやすそうに見えますが、実際の狭き門は件数の少なさにあります。事業計画の完成度がそのまま採否に直結すると考えたほうがよさそうです。
申請先は財団。市役所ではない
この補助金の実務窓口は札幌市役所ではなく、一般財団法人さっぽろ産業振興財団です。申込書類の配布や問い合わせもすべてここで行います。市の公式ページには概要と財団へのリンクが載っているだけなので、実際に申請書類を取り寄せるときは財団のページ(食・ものづくり産業振興部)を直接見に行ってください。
よくある質問
次回の募集はいつ出ますか?
2026年8月10日時点で未公表です。この補助金は年度内に複数回募集がかかることがあるため、札幌市の公式ページか、さっぽろ産業振興財団の公式ページを定期的に確認することをおすすめします。
販路拡大枠は今後募集されますか?
第2次公募の対象は製品開発枠のみで、販路拡大枠は含まれていませんでした。次回以降、販路拡大枠の追加募集が出るかどうかは公式ページで確認が必要です。
さっぽろ連携中枢都市圏とは何ですか?
札幌市が中心となって、近隣の複数自治体と連携して形成している圏域のことです。本社が札幌市外でも、この圏域に含まれていれば対象になりますが、具体的にどの自治体が含まれるかは公式ページで確認してください。
