この補助金でいちばん多い失敗は、金額の話ではなく「順番」です。対象になるのは、2026年4月1日以降にスキャンツールを購入または研修を受講した費用だけ。申請の前にすでに古いスキャンツールを買い替え済みだった、という事業者は対象外になってしまいます。
対象は自動車整備事業者。スキャンツール購入は補助率1/3(OBD検査のみに対応する製品は1/4)で上限30万円、研修受講は補助率1/3で上限2万円です。受付は2026年8月7日10:00〜2027年1月29日17:00で、先着順・予算がなくなり次第終了します。
スキャンツール補助事業の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(自動車整備事業者) |
| 制度名 | 令和8年度予算スキャンツール補助事業 |
| 対象業種 | 自動車整備業 |
| 利用目的 | 電子制御装置の故障診断に使うスキャンツールの購入、関連研修の受講 |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし(公式ページに記載なし) |
| 補助上限額 | スキャンツール購入:1事業場30万円/研修受講:1事業場2万円 |
| 補助率 | スキャンツール購入:1/3(OBD検査のみ対応の製品は1/4)/研修受講:1/3 |
| 申請受付 | 2026年8月7日10:00〜2027年1月29日17:00(先着順、予算がなくなり次第終了) |
| 公式サイト | 国土交通省「令和8年度予算スキャンツール補助事業を開始します」 |

まず確認すること:認証はあるか、購入はいつか
対象になる条件は2つあります。
- 電子制御装置整備の認証を持っているか、持っていない場合は今後認証申請をする予定であること
- 令和8年4月1日以降にスキャンツール等を購入・研修を受講していること
認証がまだの整備事業場でも、「これから認証を取る予定」であれば対象になり得ます。一方で、4月1日より前に購入した分は、どれだけ性能が良くても対象外です。手元の領収書の日付を先に確認しておきましょう。
いくらもらえるか
補助の中身は2種類に分かれています。
- スキャンツールの購入費: 補助率1/3(OBD検査のみに対応する製品は1/4)、上限30万円
- 研修受講費: 補助率1/3、上限2万円
例えば、本体価格90万円のスキャンツールを購入した場合、1/3で30万円となり上限に到達します。安価な製品を選ぶほど、実際の補助額は購入価格の1/3に近づきます。
先着順という「時間軸」の注意点
この補助金は先着順で、予算がなくなり次第終了します。受付開始は2026年8月7日10:00からで、締切として案内されている2027年1月29日17:00より前に受付が終わる可能性があります。
「対象になる要件は満たしているのに、申請したときには予算が尽きていた」という事態を避けるには、受付開始日に近いタイミングで申請できるよう、書類を先に準備しておくことが有効です。
よくある質問
電子制御装置整備の認証を持っていなくても申請できますか?
申請できる可能性があります。 公式ページによると、今後認証申請を予定していることが条件とされています。詳細は補助事務執行団体にご確認ください。
令和8年4月1日より前に購入したスキャンツールは対象になりますか?
対象外です。 対象経費は「令和8年4月1日以降に購入または研修を受講した費用」に限られます。
申請はいつまでにすればよいですか?
締切は2027年1月29日17:00とされていますが、先着順で予算がなくなり次第終了します。早めの申請をおすすめします。
