災害時にLPガス(プロパンガス)の供給が止まると、避難所や在宅避難者の生活に直結する影響が出ます。この補助金は、LPガス事業者が行う地域防災訓練の費用を全額補助する制度でした。令和7年度分の申請受付は2025年2月26日で終了しています。
制度名が長く分かりにくいですが、要素を分解すると「石油ガス流通合理化対策事業費補助金」という大きな予算科目のなかの、「石油ガス地域防災対応体制整備事業」というテーマの、さらに「石油ガス地域防災訓練事業」という具体的な取組を指しています。上限300万円、補助率10/10(全額補助・上限額未満に限る)が設定されていました。
石油ガス地域防災訓練事業費補助金R7の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(LPガス販売事業者・関連団体) |
| 制度名 | 令和7年度「石油ガス流通合理化対策事業費補助金(石油ガスの流通合理化及び取引の適正化等に関する支援事業費のうち石油ガス地域防災対応体制整備事業(石油ガス地域防災訓練事業)に係るもの)」 |
| 対象業種 | 電気・ガス・熱供給・水道業(LPガス販売事業者) |
| 利用目的 | 安全・防災(地域防災訓練の実施) |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし |
| 補助上限額 | 300万円 |
| 補助率 | 全額支給(上限額未満に限る) |
| 申請受付 | 終了(2025年2月26日まで) |
| 公式サイト | 資源エネルギー庁「公募情報」 |

なぜ補助率が全額(10/10)なのか
一般的な設備投資補助金は事業者側にも一定の自己負担を求めるのに対し、この補助金は補助率10/10、つまり対象経費の全額が補助されます。防災訓練は個々のLPガス事業者にとって直接の売上につながる投資ではなく、地域全体の安全確保という公益性の高い取組です。自己負担を求めると訓練実施へのハードルが上がってしまうため、全額補助という設計になっていると考えられます。
LPガス事業者にとっての「地域防災対応体制整備」の位置づけ
LPガスは災害時に電気・都市ガスが止まっても供給を継続できる「分散型エネルギー」としての役割が期待されています。平時に訓練を重ねておくことで、実際の災害時に迅速な供給再開ができる体制を整えるのがこの補助金の狙いです。単発の訓練費用だけでなく、体制整備全体の一部として位置づけられています。
今から申請できるか
令和7年度分の受付は2025年2月26日で終了しました。この補助金は資源エネルギー庁が石油ガス流通合理化対策事業費補助金の枠組みで継続的に実施しているため、次年度の公募が資源エネルギー庁の公募情報ページで告知される可能性があります。地域防災訓練の実施を検討するLPガス事業者は、最新の公募状況を確認してください。
よくある質問
今から申請できますか?
できません。令和7年度分は2025年2月26日で受付を終了しています。次年度の公募状況は資源エネルギー庁の公式ページで確認してください。
補助率10/10とはすべて無料になるということですか?
対象経費の全額が補助される設計ですが、上限額(300万円)を超える部分は補助されません。上限額未満の範囲での全額補助と理解してください。
