国のIT導入補助金や省力化投資補助金を使っても、自己負担分が残ります。仙台市の生産性ブースト補助金は、その自己負担分にさらに市が上乗せする制度です。

対象は、国の「IT導入補助金」「デジタル化・AI導入補助金」「省力化投資補助金」のいずれかで交付決定を受けた市内事業者です。自己負担額が25万円以下ならその全額、25万円を超えると超過分の2分の1が上乗せされます(上限50万円)。申請受付は2027年3月31日までですが、予算に達した時点で終了します。

仙台生産性ブースト補助金の要点まとめ

項目内容
申請者事業者(法人・個人事業主)
制度名仙台生産性ブースト補助金
対象業種業種の限定なし
利用目的国のIT導入補助金・デジタル化補助金・省力化投資補助金の自己負担分への上乗せ
対象地域仙台市内(法人は本店登記、個人事業主は住民登録または事業所所在地)
従業員数規定なし
補助上限額最大50万円
補助率自己負担額25万円以下は全額、25万円超は25万円+超過額の2分の1(上限50万円)
申請受付令和7年9月25日以降に国の補助金交付決定を受けた事業者が対象。2027年3月31日まで(予算到達で終了)
公式サイト仙台市「仙台生産性ブースト補助金」
横にスクロールできます

仙台市生産性ブースト補助金の対象・金額・締切の概要

対象になる国の補助金3つ

対象になるのは、次のいずれかで交付決定を受けた事業者です。

  • IT導入補助金
  • デジタル化・AI導入補助金
  • 省力化投資補助金

いずれも令和7年9月25日以降に交付決定を受けていることが条件です。対象経費は、国の交付決定通知書に記載された「補助対象経費」から国の補助金額を除いた自己負担分になります。

上乗せ額のシミュレーション

自己負担額の大きさで、上乗せ額の計算が変わります。異なる業態で3パターン試算してみます。

  • 飲食店がPOSレジ・券売機をIT導入補助金で導入: 自己負担額が20万円なら、25万円以下なので20万円全額が上乗せされる
  • 建設業が施工管理システムを省力化投資補助金で導入: 自己負担額が60万円なら、超過分35万円の半分17.5万円を25万円に足して42.5万円が上乗せされる
  • 製造業が受発注システムをデジタル化・AI導入補助金で導入: 自己負担額が80万円なら、計算上は52.5万円になるが上限50万円で頭打ち

自己負担額が25万円を境に、もらえる上乗せ額の伸び方が変わります。国の補助金の自己負担分をどこまで圧縮できるかが、この補助金を使う意味を左右します。

申請のタイミング

申請の順番は、国の補助金の交付決定が先です。

  1. 国のIT導入補助金・デジタル化補助金・省力化投資補助金へ申請し、交付決定を受ける(令和7年9月25日以降)
  2. 交付決定通知書等を添えて、仙台市へメールで交付申請兼実績報告書を提出
  3. 審査後、補助金が交付される

申請はメール添付(boost@city.sendai.jp)で受け付けています。予算に達した時点で、期間内でも受付を終了する点に注意が必要です。

よくある質問

国の補助金にまだ申請していない段階でも申請できますか?

できません。国のIT導入補助金・デジタル化・AI導入補助金・省力化投資補助金のいずれかで、令和7年9月25日以降に交付決定を受けていることが前提です。

自己負担額はどう計算しますか?

国の交付決定通知書に記載された「補助対象経費」から、国の補助金額を差し引いた金額です。この自己負担額をもとに、市の上乗せ額が計算されます。

3つの国の補助金を複数使った場合、それぞれ申請できますか?

公式ページには複数申請時の扱いについて明記がありません()。個別に確認することをおすすめします。

免責事項: 本記事の内容は2026年7月時点で確認できた情報にもとづきます。補助内容・対象要件・受付状況は変更される場合があるため、申請前に必ず仙台市の公式ページで最新の内容をご確認ください。

出典(一次情報)