工場・事業場のCO2排出量を減らしたい。そう考えても、老朽化した設備の更新には多額の費用がかかります。
令和4年度(第2次補正予算)工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業(SHIFT事業)省CO2型設備更新支援(標準事業)は、CO2削減計画に基づく設備更新の費用を支援する制度でした。補助上限額は1億円、補助率は1/3。この記事を書いている時点で、この回の募集は終了しています。ただし、SHIFT事業そのものは年度を変えて継続している点が、この制度の重要なポイントです。
SHIFT事業(省CO2型設備更新支援)の要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請者 | 事業者(工場・事業場を運営する事業者) |
| 制度名 | 令和4年度(第2次補正予算)工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業(SHIFT事業)省CO2型設備更新支援(標準事業) |
| 対象業種 | 汎用 |
| 利用目的 | 設備投資/脱炭素・省エネ(CO2削減計画に基づく設備更新) |
| 対象地域 | 全国 |
| 従業員数 | 規定なし(公式ページに記載なし) |
| 補助上限額 | 1億円(100,000,000円) |
| 補助率 | 1/3 |
| 申請受付 | 2023年4月28日に終了 |
| 公式サイト | 環境省 SHIFT事業ウェブサイト |

どんな制度だったのか
SHIFT事業は、工場・事業場での脱炭素化の先進事例を作り、その知見を広く横展開することを目指す環境省の事業です。「CO2削減計画策定支援」「省CO2型設備更新支援」「先進的な企業間連携モデル支援」の3種類の支援が用意されています。
このうち「省CO2型設備更新支援(標準事業)」は、事業者が環境省の定める条件を満たす「CO2削減計画」を策定し、CO2削減量・費用対効果・環境経営活動の状況などをもとに採択が判断される仕組みでした。補助率は1/3、補助上限額は1億円。
現在の受付状況
2023年4月28日をもって、この令和4年度(第2次補正予算)分の募集は終了しています。SHIFT事業は令和8年度時点でも継続実施されていることが確認できており、単発で終わった制度ではありません。年度によって「標準事業」「大規模電化・燃料転換事業」など支援内容の枠組みが調整されながら続いています。
次回公募に備えてやっておきたいこと
- 環境省SHIFT事業ウェブサイトを定期的に確認する:最新年度の公募スケジュール・要件がここに集約されています
- 自社のCO2削減計画を早めに整理しておく:どの設備を、どう更新すればCO2削減効果と費用対効果が両立するか、事前の検討に時間がかかります
- 環境経営活動の実績を整理しておく:採択判断の材料として、自社の環境への取組状況を整理しておくと役立ちます
よくある質問
今から申請できますか?
いいえ。この令和4年度(第2次補正予算)分は2023年4月28日で終了しています。SHIFT事業自体は継続的に実施されているため、最新年度の公募スケジュールを環境省SHIFT事業ウェブサイトで確認してください。
中小企業でも申請できますか?
対象者の規模要件は公式ページで確認できませんでした。工場・事業場を運営する事業者を広く対象にした制度と考えられますが、詳細は環境省への確認をおすすめします。
「標準事業」以外にも支援メニューがありますか?
はい。SHIFT事業には「CO2削減計画策定支援」「省CO2型設備更新支援」「先進的な企業間連携モデル支援」の3種類の支援があります。この記事で扱ったのは「省CO2型設備更新支援」の中の「標準事業」です。自社の状況に合わせて、他のメニューも確認することをおすすめします。
